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生地の素材に注目!それぞれの特徴や向いている用途について

      2019/03/23

生地の素材に注目!それぞれの特徴や向いている用途について

生地の素材には、それぞれに特徴があります。そして特徴によって、向いている用途が存在します。

お裁縫をする方は素材の特徴に注意をして、用途に合った生地選びをしましょう。

また出来上がった製品を販売するアパレル関係にお勤めの方も、生地の素材の特徴を知っていると、販売に役立つこと間違いありません。

ぜひ特徴を熟知して仕事に役立ててください。

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生地の素材は大きく分けて2つ!それぞれの特徴が存在します

普段あまり気にすることのない洋服の生地ですが、生地にはそれぞれに特徴があり使用するときにはその用途にあったものを選ぶ必要があります。

生地の素材というのは大きく分けると、天然繊維のものと化学繊維のものに分けられます。

天然繊維は植物や動物から作られている繊維で、綿や絹などが有名です。
植物から作られる繊維は、熱や摩擦に強い特徴があるので洗濯にも強いです。

化学繊維は石油や木材、綿花の繊維などを原料として作られています。ポリエステルやアクリル、ナイロン、レーヨンなどが有名です。

化学繊維は様々な機能を加工して付けることができるので、防水機能をプラスしたものや、静電気を防止する機能がついたものなどがあり便利なものが多いです。

また、化学繊維は鮮やかな色に染めることができるので、いろいろな種類の色の生地がありますよ。

生地の素材別、繊維の特徴について

生地は繊維の種類によってそれぞれに特徴があり、良いところもあれば悪いところもあります。そんな繊維の特徴についてご紹介してきます。

生地の特徴

綿

綿は吸水性がよく肌触りがいい生地です。丈夫な生地なので、熱や摩擦にも強い特徴があります。
染めた時の発色もいいので染めて使うのにも適しています。

綿は縮みやすく、シワになりやすい特徴もあります。

絹は繭から作られたもので、とても美しい生地です。肌触りがとても良く、熱が伝わりにくい素材なので、夏の暑い時期には涼しく、冬の寒い時期には暖かくとても優れた生地です。

美しい生地ですが、シワになりやすく、水に濡れると縮みやすいのが難点です。また、害虫被害を受けやすいので保管する時には注意が必要です。

ポリエステル

とても丈夫な生地で、型崩れすることがあまりありません。シワになりにくく、乾きも早いのでとても使いやすい生地です。

とても使いやすくよく使われている生地ですが、デメリットは吸水性があまりないことです。保湿性が少ないので静電気も起こりやすい生地になります。

アクリル

ふわりとした柔らかい肌触りが特徴です。弾力性がありシワになりにくく、軽い生地です。害虫に強いのでカビが生えることも少ないです。

アクリルのデメリットは高い温度に弱いという点です。また、吸湿性が少ないので静電気が起こりやすいです。

ナイロン

とても強い弾力性があり、シワになりにくい生地です。伸び縮みしないので型崩れも起こしにくいです。また、カビや害虫だけでなく薬品にも強い生地です。

とても強い生地ですが、デメリットは吸湿性がないので、静電気を起こしやすいことです。

レーヨン

光沢がある素材でドレープ性にとても優れています。吸水性も良いですし、吸水性も良いので静電気が起きにくいです。

レーヨンのデメリットは水に弱いということです。水に濡れると縮みやすく、またシワにもなりやすい生地です。摩擦にも弱いので取扱には注意が必要です。

生地の素材の特徴によって、向いている用途が存在します

生地には素材によって様々な特徴があるので、もちろん使う用途によって生地を選ぶ必要があります。

生地の素材別の用途について

  • 綿
    吸水性がよく肌触りがいいので、肌着やTシャツなどに使われていることが多いです。

  • 美しい光沢がある絹は、ネクタイやスカーフ、ブラウスなどに使用されています。
  • ポリエステル
    型崩れしにくいので、裏地に使われたり、フリースなどに使われています。
  • アクリル
    柔らかく暖かい素材なので、セーターなどの冬物に使われていることが多いです。
  • ナイロン
    強い弾力性があるので、スポーツウェアやストッキングなどに使われています。
  • レーヨン
    着心地がいいので、下着や裏地などに使われていることが多いです。

生地は素材によって注意点も異なります

繊維には良い点や悪い点などそれぞれに特徴があるので、取り扱う時にも注意点が異なります。

素材別の取扱方について

  • 綿
    縮んでしまう素材なので、洗濯する時は取扱に気をつけましょう。

  • 紫外線が当たると変色してしまうので、保管する時には光が当たらない湿気の少ない場所にする必要があります。
  • ポリエステル
    熱に弱く熱いものに触れると溶けてしまいます。
  • アクリル
    伸びやすい素材なので、伸びてしまわないように取扱に気をつける必要があります。
  • ナイロン
    長時間紫外線の光に当たると変色してしまうので、光の当たらない場所で保管する必要があります。
  • レーヨン
    部分的に水に濡れると、その部分だけ後が残ってしまうことがあるので注意しましょう。

アパレルの方にも知ってほしい生地の素材別注意点

アパレルショップの店員は、素材に合わせた洗濯の注意点などを質問されることもあると思います。そんな時のために素材別の注意点を確認しておきましょう。

素材別の注意点

  • 綿
    強度があるので洗濯、漂白ともに簡単にすることができます。ただし、縮んでしまうことがあるので、物によってはドライクリーニングが必要なものがあるので、洗濯表記の確認をしっかり行いましょう。

  • 基本、水洗いは避けるようにしましょう。物によっては洗うことも可能ですが、そのような場合も洗濯機で洗うのではなく、中性洗剤で押し洗し、タオルで脱水して陰干しするようにしてくださいね。
  • ポリエステル
    ポリエステルの注意点はアイロンをかける時です。アイロンをそのままかけてしまうとテカリが出てしまいます。アイロンをかける時はかならずあて布をするようにしましょう。
  • アクリル
    伸びる素材なので、洗濯をしたらバスタオルなどで水分をとり、平干しで風通しのいい場所で陰干ししましょう。ハンガーに掛けると伸びてしまうことがあるので気をつけてくださいね。
  • ナイロン
    ナイロンは熱に弱いので、アイロンをかける時は低温であて布をしてかけるようにしましょう。
  • レーヨン
    洗濯をする時に擦ったり、絞ったりすると生地が傷んでしまいますし、縮んでしまうこともあるので、心配な場合はクリーニングに出したほうがいいです。

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