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バレーボールのサーブの種類と打ち方のコツ【初心者向け】

      2019/03/18

バレーボールのサーブの種類と打ち方のコツ【初心者向け】

バレーボール初心者がまずぶつかる壁として、サーブを上げる方が多いと思います。サーブにはいろいろな種類があり、初心者にはまずアンダーハンドサーブからマスターするのがおすすめです。
それでは、初心者でも打ちやすいサーブの種類や特徴、打ち方を詳しくご紹介していきます。

バレーボールのサーブはとても多くの種類があります。難易度もそれぞれに違いますので、まずはマスターしやすいものから挑戦してみて下さい。

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バレーボールのサーブの種類はいろいろ。初心者はアンダーハンドサーブから

体育の授業などでも使われることが多いのが、アンダーハンドサーブです。このサーブはバレーボール初心者のうちでも比較的打ちやすいので、初めて本格的にバレーボールを始めるお子さんにもオススメです。腕の力がなくても遠くまで飛ばすことができるので、最初からコースを狙ったり勢いのあるボールを打つことは目指さずに、アンダーハンドサーブが確実に入るようになるまで、繰り返し練習しましょう。

アンダーハンドサーブの打ち方

ネットを正面に見て立ち、利き手側の足を少し後ろに引き、後ろ足に体重を乗せます。おへその前あたりにボールを構えたら、前にある足の方に体重移動を行いながら、腕を後ろから思いっきり振り抜き、こぶしでボールをすくいあげるように打ちます。ボールの斜め下あたりに手のひらの付け根が当たる感覚で打つと良いでしょう。

この際、サーブを打つ前のトスが高すぎると、ボールが落ちてくるタイミングに合わせて打つのが難しくなります。

ボールを上に上げるというよりも、手からボールを離すというようなイメージで行うこと

アンダーハンドサーブが確実に入るようになったら、今度は他の種類のサーブも練習してみましょう。

バレーボールのサーブの種類、サイドハンドサーブ

アンダーハンドサーブはバレーボール初心者にも比較的打ちやすいサーブですが、弓なりで比較的相手レシーバーの返しやすいサーブになってしまうという欠点があります。同じく初心者向けでも、ボールの真下からではなく横から打つサイドハンドサーブというものがあります。慣れるまでは難しいかもしれませんが、コツさえつかんでしまえば、アンダーハンドサーブよりも強いサーブを打つことができますので、ぜひ練習してみてください。

サイドハンドサーブの打ち方

ネットと平行に立ち、足を肩幅に開きます。ネット側の足を前に踏み込みつつトスを斜め前方に軽くあげ、肩くらいの高さで腕を下からではなく横に振り抜いてボールに当てます。腰のひねりを加えながら強く振り抜くことで、より早いサーブを打つことができます。

実際にやってみると意外と難しいですが、さまざまな種類のサーブをマスターすることが実戦でも大いに役立ちますので、ぜひトライしておきたいサーブです。

バレーボールのフローターサーブのコツ

実際のバレーボールの試合では、ほとんどの選手がフローターサーブを使います。フローターサーブとは、ご存知の通りボールを上から打つサーブの打ち方です。サーブの上手い選手であれば、サービスエースで多くの点数を取ることができますので、まだレギュラーではなくてもその分試合に出られるチャンスも増えてきます。

フローターサーブの打ち方

途中までは先ほどのアンダーハンドサーブと同じです。肩の少し上あたりから真上にトスを上げたら、肘を後ろ側に引いて弓なりの状態を作り、そのまま落ちてくるボールに合わせて顔の前でボールの芯を叩きます。ボールに当てた手は振り抜かず、ボールに当たった段階でスイングを止めます。

トスが低すぎたり左右にブレたりすると、その分上手く体重を乗せてボールを叩くことができませんので、ボールの芯に確実に当てるには、トスをまっすぐ真上に上げるのがポイントです。しっかりとボールに力が伝わるようにフローターサーブが安定して打てるようになれば、より強力な武器となるでしょう。

マスターしたいフローターサーブの種類

フローターサーブの中にも、いくつかの種類があります。

手前に落ちるサーブ

初心者にはかなり難しい打ち方ですが、強いサーブが来ると相手が身構えているところへ放つ落ちるサーブは、相手にとっても非常に返しづらくてサービスエースを取りやすいので、ぜひ覚えましょう。
このサーブは腕の力は使わず、体重移動と腰の回転を生かして打つのが特徴です。少しトスを高めに上げて、ややカブり気味に打つことで、途中でストンと落ちる無回転のサーブとなります。

長距離サーブ

長距離サーブとは、普段のサーブ位置後方から、エンドラインのギリギリを狙って打つサーブのことで、文字通りボールが長距離を移動しますので、相手のテンポが崩れるだけでなく、効果的にサービスエースを狙えるサーブです。このサーブを打つには、長い距離のサーブが打てるだけのパワーと技術が必要になります。

難易度の高いバレーボールのサーブ

フローターサーブをマスターできたら、さらに上級者向けの難易度の高いサーブがあります。その種類としては主に3つありますが、どれも初心者にはかなりレベルが高いため、より多くの練習が必要となります。

ジャンプフローターサーブ

フローターサーブを打つ際に、ジャンプしながら空中で打つサーブのことを、ジャンプフローターサーブと呼びます。サーブのスピードを上げるというよりも、高い位置から放つ無回転サーブで、相手レシーブのバランスを崩すのを目的として使われます。

ランニングジャンプフローターサーブ

高校生の女子バレーボールの大会などでよく見かけるのが、このランニングジャンプフローターサーブです。横に移動しながら最後にジャンプをしてサーブを打つのですが、ボールと一緒に自分も同じ方向に動くので、先ほどのジャンプフローターサーブよりも打ちやすいという点もあります。

ジャンプサーブ

男子選手にとくに多いのが、ジャンプサーブです。自分の前方に少し高めにトスをあげ、助走を付けてジャンプしながら、体重を乗せて打つこのサーブは、時にスパイクほどの威力が発揮されます。

さまざまなサーブの種類をご紹介してきましたが、今回はご紹介しきれなかったサーブの打ち方もまだまだあります。どれも自分の武器として身につけるためには、とにかくコツコツと練習を重ねる以外の方法はありませんので、自分に合ったサーブを見つけられるまで、まずは練習あるのみです!

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