介護レクで高齢者におすすめな工作の作り方と工作の種類を紹介

介護施設やデイサービスで様々なレクレーションがあると思いますが、工作をする場合のオススメな工作レクを紹介します。

まずはトイレットペーパーの芯を使った鉛筆立ての作り方ですが、高齢者に向けたポイントを見てみましょう。

手や指先を使って物を作るということは、とても素晴らしい効果があります。
高齢者に良いその効果とは。

作った物を持ち帰ることが出来る、自宅でも使える工作もありますよ。

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介護施設のレクで簡単に出来る工作。トイレットペーパーの芯を使って

介護の現場では様々なレクを行いますが、その中でも多いのが工作ではありませんか？

工作の材料としてポピュラーなのが「トイレットペーパーの芯」だと思います。
トイレットペーパーは介護施設でも使われる為、集めやすいのもポイントですよね。

トイレットペーパーの芯を使う場合、工作で最も多いのは「鉛筆立て」ではないでしょう。
折り紙や包装紙などの紙を使ったり、布やフェルトを使って作ることが多いと思います。
接着剤の必要がないマスキングテープもおすすめです。
沢山の種類が売られていますし、100均などでも入手できますから、工作材料にはうってつけです。

トイレットペーパーの芯を使った工作では、他にも以下のようなものがあります。

• 小物入れ
• ウォールポケット
• リースやウォールデコレーション
• ナプキンリング
• 花瓶

他にもスタンプを作って、そのスタンプで壁画を作ったり、ラッピングボックスやギフトバックにすることも出来ます。

手に入りやすい素材ですから、様々な場面で活躍できますね。

介護施設でのレクに工作を作ろう。それぞれの工作のポイント

介護の施設でどのような工作のレクが良いか悩んでいるなら、手先をたくさん使えるものにするのがポイントです。

介護の現場でレクを行う理由はいくつかありますが、その中には「手指の機能の維持や向上を図る」ということも含まれていると思います。
また、色が形の組み合わせを考えることは脳や感性への刺激にもなります。

レクの意図や作成する方の状況をふまえて、工作内容を考えるのがベストでしょう。

手指に力が入る方なら、牛乳パックを使ったレクがおすすめです

硬さのあるものを切る時にはある程度の力やコツが必要になりますし、装飾を施すことは脳への刺激となります。
作成するものをペン立てやカード入れなど日常的に使えるものにすることで、暮らしに彩りを添えることも出来ます。

力が入らないなら、クリアファイルなど透明なものへのお絵かきがおすすめです。
筆や綿棒、スポンジなどを使って、様々な色を使って絵を描くことで脳や感性が刺激されます。
色はクリアカラーを使うのがおすすめです。
柄を裏返した時の模様や、光にかざした時の模様を楽しむことが出来ます。
写真立てのガラスやプラスチック面などに描けば、ステンドグラスのように飾ることも出来ますよ。

高齢者向けの介護レクで作った工作を持ち帰るのにオススメなもの

介護レクで工作した作品を持ち帰る予定なら、実用的なものがおすすめです。

夏なら「うちわ」などはいかがでしょうか。

無地のうちわを使ってオリジナルうちわを作りましょう。
好きな模様を描いても良いですし、イラストなどを貼り付ける方法も良いでしょう。

身近な道具に自分らしさを持たせることも、楽しみの1つとなります。

季節問わずおすすめなのは「カレンダー」です。
12月なら翌年1年分のカレンダーでも良いですし、工作した翌月一月分でも良いでしょう。
カレンダーの月や日付などの部分は印刷しておき、画用紙などにそれを貼って装飾してもらいます。
描いても、イラストなどを貼り付けても良いでしょう。
ドライフラワーなどで立体的に装飾しても良いですし、折り紙で何かを作って貼り付けるのも楽しいですよね。

介護施設のレクで手や指先を使うレクリエーションが良い理由

介護レクでは工作など指先を使うレクが多く行われますが、なぜでしょうか。
理由は、指先を動かすと脳を刺激して活性化させる効果があると言われるからです。

物作りの時には、指先を動かすことで脳への刺激や手指の機能維持・向上が図れるだけでなく、完成した時の達成感も得られます。

工作ではハサミやのりを使いますし、手芸なら針と糸を使って簡単な裁縫を行ったりします。
お菓子作りや料理の時には、混ぜたり捏ねたりすることが出来ます。

作るものにもよりますが、自分で使ったり、プレゼントしたり、施設で飾ったりすることができますから、完成した時だけではなく、その後に得られる達成感もあるでしょう。

レクでは何かを作るだけではなく、おはじきやビー玉、お手玉などを使って昔ながらの遊びを楽しむこともあります。
これらも手指や頭を使うことになります。
また、ルールが難しくないという点も、レクに取り入れやすいポイントでしょう。

介護レクで体を使ったレクレーションの紹介です

介護レクでは指先を使った工作などをするケースも多いですが、体を使ったレクもおすすめです。

レクを行う時にはルールは簡単なものが向いています。
また、認知症の方や車椅子の方でも行えるものが良いでしょう。

そこでおすすめなのは射的ゲームです。
レクではお手玉で的を狙いましょう。

テーブルに的となるものを並べます。
倒れても良いものが向いてますから、人形やペットボトルなどがおすすめです。

的にあたったら景品を渡しましょう。

このゲームの良い点は景品は当てたものをそのまま景品にすることも出来ますし、点数性にしてゲーム性をもたせたり、的制作もレクとして完成した的に景品名をかいた紙を貼って使用したりと、的や対象者、予算などにあわせて楽しむ事ができることです。

また、身体的な事情によって、補助をつけたり、的までの距離を調整することで、皆が的に手が届くようなる点もおすすめポイントです。