金魚の水槽の掃除の仕方！掃除の頻度と掃除の便利アイテム

金魚は小さなお子様がいるご家庭などでも人気ですよね。
ゆらゆらと泳ぐ姿は見ていると癒やされるものです。

しかし、水槽の水は定期的にお掃除しないと、水質が悪くなってしまいます。
水槽の水質低下は金魚にとって良くないことはもちろん、臭いの原因にもなってしまいます。

金魚の水槽の掃除の仕方や、掃除の頻度、掃除におすすめのアイテムなどご紹介します。

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金魚の水槽の掃除の仕方…掃除をする目安は

金魚は家庭でもっとも飼育されている魚ではないでしょうか？
お祭りで子供が掬ったから、飼うことにしたという人も多いでしょう。

金魚の飼育を始めると、水槽の掃除の仕方についていくつか疑問が出てくると思います。
濾過装置を取り付けていても、金魚が生きている限り日数が経つにつれて水は汚れてしまいます。
水の汚れの原因は食べ残してしまった餌や金魚の排泄物です。

水が汚れたままでは金魚にとっては良い環境といえないので、水換えする必要が出てきます。

金魚の水換えは1週間に1度くらいを目安に行なおう

• 金魚が水面に集まって鼻上げしている
  これは水質が悪化して酸素が溶け込みにくい水になっているサインです。
  金魚は苦しくて水面に集まってきているのです。
• 泡が消えにくくなった
  濾過フィルターなどから流れ出た水の泡が、消えにくくなったと感じるなら水換えのタイミングです。
  水質が悪化した証拠です。
• 水が濁っている
  水は透明なのが普通です。
  白く濁っていたり、茶色くなってきたなら水換えが必要です。

金魚の水槽の掃除の仕方の手順

金魚の水槽の水が汚れていたら、水換えが必要になりますが、苔などが酷い場合には水槽の掃除も必要になります。

金魚の水槽の掃除の仕方をご紹介します

1. バケツに水槽の水を半分程度いれ、金魚を移します。水槽の水を使うのは、水質変化に弱い金魚にストレスをかけないためです。
2. 濾過フィルターやヒーターなどの電源プラグを抜いて水槽から取り外します。
3. 水槽内の流木などのアクセサリーも取り出します。
4. ガラス面について苔を、スポンジなどを利用して落とします。
5. 水換えようポンプを使って、水槽の水を抜きバケツなどに溜めます。
6. 底砂を取り出し、手順5のバケツの中ですすぎます。
7. アクセサリーや濾過フィルターも同様に洗いましょう。
8. 底砂やアクセサリー、濾過フィルターを戻します。
9. 手順1の水槽の水と金魚を戻し、事前に温度あわせしてカルキ抜きした水をいれます。

底砂やアクセサリー、濾過フィルターを洗うときに、水槽の水を使うのは濾過バクテリアを極力残す為です。
絶対に洗剤を使用してはいけません。
また水道水も、カルキが含まれているのでろ過バクテリアにダメージを与えるため、お勧めできません。

金魚の水槽の掃除の仕方、掃除の頻度は

金魚の水槽の掃除はどれくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか？

金魚は水質の変化にとても弱い生き物です。
水質の悪化は問題ですが、頻繁に掃除することも金魚にとってはストレスとなります。

先ほど掃除の手順では一気に全てを掃除しましたが、金魚のことを考えるなら別々に行うのが良いでしょう。
今日はアクセサリーだけ、濾過装置だけ、底砂だけというように、出来れば1週間程度空けながら行うのが良いでしょう。

水の状態によっては2週間から1ヶ月程度空けて、順番ずつに掃除すると良いです。

掃除箇所を分けて、さらに間隔をあけることで水質の変化を少なくすることが出来ます。

この掃除方法の場合には、苔や水質の悪化に気を配る必要があります。
水質悪化を防ぐ為には、水槽内の金魚の個体数や水草の量、餌の量を気をつけるようにしましょう。
どれも入れすぎ、あげ過ぎは良くありません。

また、苔もできるだけ繁殖しないように、直射日光が当たらない場所に設置し、照明時間が長くならないように気をつけましょう。

金魚はフンをたくさんするので水が汚れやすい

金魚の水槽掃除は水質が悪化したら行なわなくてはいけません。

水質悪化の原因のひとつに金魚の排泄物があります。

金魚は水温にもよりますが、適温で飼育している場合には良く食べて、よくフンをします。
それは、他の熱帯魚に比べても多いといわれます。
そのため、金魚の水槽は1週間に1度程度と割りと短いスパンでの水換えや、コンスタントな掃除が必要といわれるのです。

フンがの量が多いと良くないのは、美観のためだけではありません。
水の汚れるスピードが早くなり、水質悪化は金魚の健康にも影響を与えます。

金魚のフンは有機物で、アンモニアを出します。
アンモニアは魚にとっては毒となります。

水槽の中では濾過バクテリアがこのアンモニアを分解して増殖していますが、増えるのは有益な濾過バクテリアだけではありません。
魚に悪さをする病原菌の繁殖も助けてしますのです。

金魚の水槽の掃除におすすめのグッズ

金魚の水槽の掃除は水質が悪化した行なうのが一般的です。

そのため、掃除頻度は濾過フィルターの精度によっても多少左右されるでしょう。
水槽のサイズに合ったものを用意するのがお勧めです。

また、掃除のしやすさなら外部式の濾過装置が良いでしょう。
価格は少し高くなりますが、水槽内に入れるタイプよりも掃除頻度は少なくて済みます。
掃除の時には、水槽のガラス面を掃除する為のクロスや、苔ブラシがあるととても便利です。

ガラス面の掃除道具には磁石でガラス面に貼り付けて、外から掃除できるものもあります。
端の方をきれいにするのは難しいですが、観賞面をいつでも綺麗に出来るので便利です。
アクセサリーの石などを磨く為には、苔ブラシが便利です。

また、底砂を掃除する時にはスコップがあるとはかどります。
水を抜かずに掃除できるようなグッズもありますよ。

掃除に時間がかかるなら、金魚を移したバケツに設置できるようにポンプなどを用意しておくと安心です。