猫とハムスターを一緒に飼うときの注意点やポイントとは
2018/11/06
猫とハムスターを飼うときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?そもそも、猫とハムスターを一緒に飼うことはできるの?猫とハムスターが仲良しなんてフィクションなのでは?
猫とハムスターが仲良く暮らすには、こんな準備が必要のようです。
もし、その準備が出来ないときにはこのようなことに注意しながら一緒に暮らすといいでしょう。
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この記事の目次
猫とハムスターを飼うのが夢!仲良くできるの?
テレビやネットで猫とハムスターが仲良く接している動画などが紹介されているのを目にすることがあります。微笑ましい光景ですし、いろいろな動物を飼いたい人には夢のようなシーン。
ただし、それは「とてもまれなケース」であり、望んだからといって簡単に実現できるものではありません。
猫とハムスターを一緒に買うためには、多くのハードルがあります。
本来はハムスターにとって猫は天敵。自分を襲うかもしれない猫がいるのはストレスを感じます。猫からしても動くものを獲物として認識する習性があるので、それを捕まえられないとイライラしてしまうかもしれません。
どんなにおとなしい穏やかな性格の猫でも、動くものを追いかけたくなるのは本能で仕方のないことです。
猫とハムスターの両方と暮らしたいと考えるのであれば、部屋を別にしてお互いの姿が見えないようにする工夫が必要になります。
猫とハムスターを飼うときの準備とは?
猫とハムスターが一緒に過ごすことができるようにするためには、猫が生後2週間~2ヶ月程度のうちからハムスターを接するようにすると、大人になっても仲良くできる可能性があります。
猫の生後1~2ヶ月は「社会化期」と呼ばれる時期で、人間や他の動物に対しても警戒心を持たずに接することができます。この時期に人や他の動物と触れ合うことで、大人になってからも仲良く過ごすことができる可能性が高くなります。
生後2ヶ月を過ぎると警戒心が生まれるため、それ以後になると慣れにくかったり、ハムスターなどは捕食対象として襲ってしまうことが出てきます。
社会化期の子猫にしっかりとしたプラケースにいれた状態のハムスターを見せて、少しずつ慣れさせていくのです。
ケースは子猫がじゃれ付いたりしても簡単に開かないものを用意して下さい。ケージのように隙間が大きいものや、間違っても爪が入らない構造のものにしましょう。
猫とハムスターでは猫のほうが力も強く、その鋭い爪や牙が少し当たっただけでもダメージを与えてしまいます。
たとえ安全なケースの中でも、ハムスターにとっては大きなストレスになることがありますので、無理に一緒にすることは避けるようにしましょう。
猫とハムスターを一緒に飼うときのルール!
猫から危害を加えられないようにハムスターを飼育するには、頑丈なプラケースなどを使うので夏の暑さには注意が必要です。
エアコンで温度管理をするなど熱中症にならないよう対策をする必要があります。風の通りを良くするために金網のケージにしたり、ドアを開放すると猫に襲われるリスクが高まります。
猫とハムスターを別々の部屋で飼う場合でも、それぞれにエアコンも必要になると考えましょう。
そして特に注意したいのは、ハムスターの脱走です。ケースから逃がすと、体の小さなハムスターは家具などのちょっとした隙間に入り込んで探すのが大変です。
その間に猫に捕まってしまったら、ハムスターは命の危険にさらされてしまいます。
ハムスターをケースから出して遊ばせる場合は、猫が入ってこられないようしっかりドアを閉めたことを確認してください。
できるだけ家具を少なくするなど隠れる場所を減らしておくことも必要です。基本的にはケースの外で遊ばせる時間は、ハムスターから目を離さないのが鉄則です。
猫とハムスターを飼うのなら、猫が生後2カ月以内のうちに!
子猫は生後2ヶ月くらいまでの社会化期に、人間をはじめ他の動物との関係を学習したり慣れたりします。
この時期から飼うと人間によく慣れた猫になることが多いのです。人間以外にも犬やうさぎなど他の動物と接する機会があると、敵や獲物と認識せずに仲良く暮らせるようになる可能性があるのです。
メディアで紹介されるハムスターやヒヨコなど、本来は猫の獲物にされてしまう小動物と仲良くしている姿は、社会化期の経験が重要なカギです。
この時期を過ぎた猫が小動物に出会うと捕食対象とみなして襲ってしまう可能性が高いのです。
完全に大人になってしまった猫は、ハムスターなどの小動物と仲良く接することはほとんど不可能に近く、どんなに穏やかな猫であっても本能的に襲ってしまうでしょう。
成猫になってから小動物と仲良く過ごすのは、小動物の安全性と互いのストレスを考えると控えることが望ましいといえます。
猫の視線がハムスターを襲う!?ゲージの近くに猫を行かせないようにしよう
生まれたときから一度も猫を見たことが無いハムスターであれば、猫を見ても警戒しない可能性もなくはありません。
しかし、猫が興味を持って自分を見ている姿や、その動きから身の危険を感じて「猫=敵」と認識するでしょう。
幼いときから人に飼育されて専用フードなどを食べ、人間に充分な餌をもらっている猫の場合、食べるためにハムスターを捕まえる必要はありません。
しかし、動くものを追うという猫の習性から、ケースの中で活発に動くハムスターをじっと見続けたりします。
それだけでもハムスターにとっては大きなストレスで、巣の中やおもちゃの陰に隠れたり、床材に潜って姿を見せなくなるかもしれません。場合によっては食べることができなくなることもあるのです。
人間からは微笑ましいように見えても、ハムスターにとっては「猫の視線」すらも命に関わるストレスになる可能性があることを覚えておきましょう。
ハムスターは、飼い主が用意した世界でしか生きていけないのです。餌や水、おもちゃや衛生環境など、元気に長生きできるようストレス無く過ごせるようにしてあげてください。