うさぎが怒る理由や怒る心理は？怒った時の仕草や行動・対処法

穏やかで優しいイメージがあるうさぎですが、実は怒ることもあります。うさぎが怒るのには一体どんな理由があるのでしょうか。

うさぎは怒るとある行動をするようになります。どんな行動なのかを確認して、お互いにストレスが無いように過ごしましょう。

そこで今回は、うさぎが怒る理由と怒ったときに見せる仕草についてお伝えします！

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うさぎが怒るようになった理由は大人に近づいているから

穏やかなイメージがあるうさぎでも、怒るようになったら…。
その時、飼い主のあなたは寂しいとか、どうして怒るの？なんて思っていませんか？

そうではなく、大人に近づいているというという事を理解してあげましょうね！

うさぎが怒って鳴く理由は、思春期に入ったという証拠

オスは、おしっこをとばしたり後ろ足をダンと鳴らすようになったり、メスは母親になるための準備をするので縄張り意識が強くなります。

そして、うさぎ自身もバランスを取ることが難しくて、感情的に鳴いてしまうという事もあるのです。

今までは、おとなしくてかわいいうさぎが、抱っこしようとしても嫌がったり、触ろうとしたら鳴くなんて事があったら、成長過程の一環という事ですよ！

うさぎが怒る理由や怒った時の行動

うさぎが怒る理由というのも飼い主が気になる事でしょう。
そして怒った時にはどんな行動をするのでしょうか？

優しくてかわいいうさぎが怒るのは、母うさぎなら、子供を守るために気が立っているからでしょう。子供を産んだばかりのうさぎは、とても怒りっぽくなっていますよ。
あまり怒らせないようにしてあげましょうね。

また、うさぎはお腹や足の裏を触られるのがニガテな子が多いようですよ！
なので、その部分を触られそうになると怒る場合もあります。

そして、うさぎにおやつをあげようとしてもたもたしていると、早くちょうだいという感じで怒る場合もあります。

後ろ足をダンと鳴らすスタンピングと呼ばれる行動も、気にくわない事がある時にしますよ！しかしこれは、仲間を呼ぶ時や危険を知らせる時にもする行動です。

うさぎの性格によっても怒る理由は違う

上記で、うさぎが怒る理由や行動についてお伝えしましたが、うさぎは性格や生活のリズムによっても怒る理由に違いがあるでしょう。

なので、全部のうさぎに共通した原因というのないのです。

ですが、ここでは一般的にうさぎが怒る理由を紹介しますね！

まずは、抱っこされる事に疲れた時です。
可愛くてつい抱っこしたくなるうさぎですが、たくさんの人に抱っこされると疲れてしまうでしょう。

そして、特にオスは発情期に気が荒くなります。

また、騒音や臭いなどで不快になって怒るという事もあります。

先ほども伝えした、お腹や足の裏のニガテな部分を触られた場合や、お腹がすいた場合、そして、遊んでほしいという時にも怒るのです。

せっかくうさぎのゲージ内を掃除してあげても、配置が変わっていると、テレとリーを荒らされたと思い怒る事もありますよ！

うさぎが怒る理由を探って適切な対処を

うさぎが怒る理由についてお伝えしてきましたが、怒った場合は適切な対処をするようにしましょう。

うさぎの機嫌が悪くて、怒っている時は、床をかじったりもします。また、引っかいたりもするでしょう。
そんな時は、その場所にクッションを置いたりしてかじらないようにしてください。

また、うさぎがゲージから出たくて暴れる事もあるでしょう。
ゲージの中の物をひっくり返したりもします。
しかし、「ゲージからでたいんだね！」なんて簡単に出してあげるようになってはけません。暴れるとゲージから出してもらえると、うさぎが思ってしまいますよ！

なかなかゲージから出してくれないと、スタンピングする事もあります。ダン！ダン！と大きな音をだしてうるさいかもしれませんが、飼い主も一緒になって怒らないようにして、うさぎの気持ちを察して優しく対処してあげましょうね！

何か思い通りにならなくて怒っているうさぎをなでてあげて、気持ちを穏やかにしてあげましょう。

うさぎには声帯がない！怒るときも声を出せない

うさぎには声帯がありません。
なので、言葉を発する事ができないのです。

しかし「プゥプゥ」という鳴き声を聞いた事がありませんか？
それは、喉から発しているのではありません。鼻から出ている音なのです。
詳しく言うと、鼻から出ている息の流れが音になっているという事です。

これは、うさぎ自身が出そうと思っているのではなく、感情が高まった時に出てしまうのです。

この音で、うさぎの気持ちもわかり、性格までわかりますよ！

そもそも、うさぎはどうして声が出ないのかというと、うさぎは草食動物なので、敵となる肉食動物に見つからないようにするためなのです。
もとは声が出ていたのに、だんだんと退化していったそうですよ。

しかし、声が出ないと、どのように危険が迫っているという事を仲間に知らせるのでしょうか？

仲間に危険を知らせる方法は、しっぽです。
うさぎはいつもしっぽを下げていますよね？危険を仲間に知らせる時は、そのしっぽを上に立てるのです。
うさぎのしっぽの裏を見たことがありますか？裏は白くなっているのです。
その白は、自然界では目立つのです。
このようにして、声がでないうさぎは仲間に危険を知らせているのですよ！