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プロ野球のピッチャーのルールをわかりやすく解説します

      2019/03/14

プロ野球のピッチャーのルールをわかりやすく解説します

プロ野球をテレビではなく球場で観戦すると、その迫力でファンとなってしまう女子も多いのではないでしょうか。

しかし、ルールがよくわからないと、見ている楽しさも半減してしまうかもしれません。
そこで今回は、プロ野球のルール、中でも一番ややこしいピッチャーに関するルールについて詳しく説明します。
ボークや禁止事項などについて理解しましょう。

また、ワインドアップ、セットポジションなど投球方法についても説明します。次の試合でピッチャーの投げ方に注目してみましょう。

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野球のピッチャーのルール「ボーク」について詳しく解説します

試合の途中、急にプレーが止まってざわついたと思ったら、ヒットが出たわけでもないのに塁に出ていたランナーが進塁して「どうして?」と思うことがあります。

その原因の1つがボークです。

大まかには、ランナーがいる状況でピッチャーやキャッチャーが、進塁を妨害する意図やアウトにしようとする反則のことで、定義される内容はいくつかあります。

審判がボークを宣告すると、ランナーは今いる塁から1つ進塁することが許されます。

ボークと判断される主なプレーには次のようなものがあります。

  • 投手板に触れている投手が、投球に関連する動作を起こしながら、投球を中止
    した場合。
  • 投手板に触れている投手が、一塁または三塁に送球するまねだけして、実際に
    送球しなかった場合。
  • 投手板に触れている投手が、塁に送球する前に、足を直接その塁の方向に踏み
    出さなかった場合。
  • 投手がセットポジションから投球するに際して、完全に静止しないで投球した
    場合。

この他にも投球、牽制についてのルールがいくつもあり、素人目にはわかりにくいものもあります。

ボークは、一連の動作が終わったところで審判が宣告することになっており、ボークを取られる動作をしたからといって即ボークになるわけではありません。

野球のピッチャーのルールの中には禁止事項もあります

ボーク以外にもピッチャーが禁じられているルールがあります。

  • ボールやボールを投げる手につばをつけてはいけない
  • グラブや服でボールを擦ってはいけない
  • ボールを故意に傷つけてはいけない
  • 投球のセットポジションで上げた足を上げ下げする二段モーションは禁止
  • リストバンド、手首のサポーターも使用禁止で、さらに絆創膏や包帯も、あらかじめ審判に届け出て許可を取らなくてはいけません

プロの投手が投げるボールでは様々な変化球も見所ですが、その投球の瞬間とても繊細なコントロールがなされます。

ガムなどの異物はもちろん、ツバなどをつけて滑りにくくするなどするのも反則行為。

変化を付けるために故意に傷をつけて変化球に必要な指のひっかかりを作るのも禁止です。

もちろん、ボールにそんな問題があれば、審判が速やかに新しいボールと交換します。

実はプロ野球のボールは、試合の前に10ダース近く用意されており、ホームランやファールでボールがスタンドに飛び込んだ場合のほか、傷や汚れがある場合などは次々新しいボールに交換されているです。

もったいないとおもいますよね。でもご心配なく。使わなくなったボールは練習用に使ったり、更に古くなると高校の野球部などに寄付されるなどしているのです。

ピッチャーの遅延行為や危険球に関するルールについて

ピッチャーにはずいぶん禁止事項が多い、と思われるかもしれませんが、他にもピッチャーに関するルールはまだまだあります。

遅延行為

バッターボックスにバッターがいる状況でキャッチャー以外に送球を繰り返すなど、わざと試合の進行を遅らせていると判断されると、審判からの警告がなされます。

それでも状況が変わらない場合は、退場処分になる可能性もあります。

危険球

バッターの体にボールが当たるデッドボールは、バッターが1塁へ進塁しますが、当たる位置が頭やその周辺だった場合は「危険球」と判断されます。

危険球があった場合の審判の判断には二通りあります。

  • ピッチャー、またはピッチャーと監督の退場
  • ピッチャーと両方のチームの監督に対して、同じピッチャーが再び危険球を投じたら即退場になると警告する。

以前は、どこに当たっても「デッドボール」でしたが、頭部へのデッドボールの危険性からより厳しいルールに変更されました。

ピッチャーの投げた球がバッターに当たる「デッドボール」にはならない場合もあります

バッターに投球が当たるとデッドボールか危険球です。

ただし、デッドボールにはいくつかの例外もあります。

バッターがわざと当たっている、避けていない

バッターが「避けられるのに避けなかった」と判断された場合は、デッドボールにならない場合があります。

出塁するためにわざとボールに当たると、審判からデッドボールの判断はなく、痛い思いをしただけになる可能性がありますね。

ちなみにユニフォームをかすめてもデッドボールと判断されます。

デッドボールとボールデッド

あまり馴染みがないかもしれませんが、野球の用語にはデッドボールと全くちがう「ボールデッド」というものがあります。

試合を一旦止める状態で、いわゆる「タイム」と呼ばれる状態ですね。

ピッチャーが投げたボールがストライクであったにも関わらず、バッターの体に当たったと判断されると、当たった瞬間にボールデッドと同じ状況になり、カウントはストライクになります。

また、ボールがユニフォームをかすったり、体に当たってもバッターが空振りをした場合はストライクになりデッドボールになりません。

野球のピッチャーの投球方法にも種類があります

ワインドアップ

ボールを握った手をグローブで覆うようにして、両手を頭の上に引き上げ振りかぶって投球します。

全身を使って投げることができるためスピードは付きやすいものの、制球が難しかったり、何より牽制球を投げるにはモーションが大きく不向きです。

塁にランナーがいて牽制球を投げる可能性がある場面では、使われにくい投げ方です。

セットポジション

軸足の前に反対の足を置いて、両手は胸の前で構えます。動作が小さくなるのでボールに勢いを載せにくいデメリットがあるものの、コンパクトに投げられるため牽制球を投げるのに適しています。

試合の流れを見ながら、ピッチャーの構え方にも注目してみると面白そうですよね。

それまでのフォームと後外に気づいたら、牽制するのかどうかじっと見つめてしまいそうです。

野球は馴染み深いスポーツではありますが、実はあまり知られていないルールも多くあり、試合中で稀にそういったケースがあると何が起こったのか疑問を抱いてしまいますよね。

興味があればボーク以外にも野球のルールについて調べてみてみるのも面白いのではないでしょうか。

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