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スライスをマスターしたいテニス初心者のための打ち方のコツ

      2019/03/06

スライスをマスターしたいテニス初心者のための打ち方のコツ

テニスを習い始めると、スライスを打てるようになりたいと思う人も多いでしょう。

しかし、基本の打ち方がわからないと難しいと感じるかもしれません。

今回は、テニス初心者のための基本的な打ち方やコツについて説明します。フォアハンドとバックハンドの打ち方について理解しましょう。

また、上達のための練習方法や返し方についてもご紹介します。スライスをマスターするためには効果的な練習が必要です。スイングスピードを遅くして打つことを意識しましょう。

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テニス初心者のためのスライスの基本的な打ち方について解説します

テニスではスライスショットを習得することは勝敗を左右しますから、テニス初心者なら、打てるようになりたいショットの一つでしょう。

テニスのスライスショットにはフォアハンドとバックハンドがあり、ボールに横回転がかかるように打つのが打ち方の特徴です。

フォアハンドもバックハンドも、ラケットはコンチネンタルグリップ、もしくはイースタングリップで握ります。
包丁を握る時のような持ち方です。

打つ時には「包丁で薄く切る(スライス)するように」打ちます。
ボレーのようにラケットの打面をやや上向きにして、ラケットを斜め下にスーッと押し出すようなスイングです。

上から下へラケットを振る時の角度で、回転量が変わります。

バックハンドでスライスを打つ場合も、フォアハンドと同じです。
打面でボールを運ぶように斜め下へラケットを押し出します。
回転量を上げたいなら片手で打ってみると良いでしょう。
ただし、片手に変えると対戦相手に気づかれてしまうこともあるので、ゲームの時には瞬時に切り替える工夫が必要になるでしょう。

スライスの打ち方のコツと効果的な練習方法について

テニスのスライスショットの打ち方は、「ボールを切るように」「ボールを運ぶように」など、いろいろな表現をされます。

どれもラケットの打面でボールを横に押し出すような打ち方を表現しています。

しかし、スライスショットを上達したいなら、これらの表現を一旦忘れてください。
ボールを上手にコントロールするコツは、「インパクトの瞬間にラケットを止める」という意識を持つことがとても大切になります。

この感覚をやしなうと、止める強さを加減できるようになるので、ボールのあたりも調節することが出来るようになります。
フォロースルーと組み合わせることでボールの深さを自由にコントロール出来るようになりますから、思い切って深いところを狙えるようになります。

「止める」意識を持たずにラケットを切り下ろす様なイメージが強いと、ボールのあたりが薄くなったり、不安定になりがちです。

テニスのスライスの打ち方にはメリットとデメリットがあります

テニスのスライスショットをマスターすると、安定して深く伸びるボールを打ち返せるようになります。

また、同じ構えから深い、浅い、ロブ、ドロップなどの打ち分けが可能になりますから、相手のミスショットを狙ったり、プレッシャーをかけることにも出来ます。
他にも滞空時間を稼げるのでポジション移動の時間を作れたり、サイド回転で相手をコートの外へ追い出したり、バウンドの低いショットは攻撃されにくいなどのメリットがあります。

しかし、デメリットがないわけではありません。

ウイナーショットや早いショットは打ちにくいですし、ポーチに捕まりやすいです。
一番のデメリットはテクニックレベルが必要なことです。
レベルが低いとボールが浮いてしまい、スライスショットのメリットがなくなってしまいます。

デメリットはありますが、スライスショットを習得するとショットのバリエーションが一気に広がります。
厚みのあるプレーが出来るようになるので、さらにテニスを楽しめるようになることでしょう。

スライスの返し方についても覚えておきましょう

テニスのスライスショットは、どの様なボールを打ちたいかというイメージも大切です。
よくある5つの場面で、ご説明しましょう。

時間稼ぎのスライスショット

遠くに走らされた時には、体勢を立て直す為の時間がほしいですよね。
こういう場面では、遠いとわかった時点でグリップを替えてしまいます。
そして、インパクトの形のままボールに当てることに集中します。
ボールを飛ばそうとしてスイングしてはいけません。

展開のスライスショット

苦しい時や狙って行きたい時などは、攻めるチャンスを作りたいですよね。
その様な場面ではロブスライスが活躍します。
ロブスライスの軌道は、頂点に達した後にましたに急下降しますから、どこに頂点を持っていくかが重要です。
また、回転量が多いとボールが上に上がって距離がでなくなるので注意が必要です。

リターンのスライスショット

ブロックリターンとも呼ばれます。
相手のサーブがフラットサーブで早くて打ち返せない時や、リターンダッシュの時に使います。
このショットで重要なのは、相手のボールの勢いに負けないことです。
足を使って打点に近づき、ラケットは地面に対して垂直なイメージにすると良いでしょう。

攻撃されにくいスライス

低い弾道のスライスショットです。
ラリーの時に使うショットで、弾道が低いのでバウンド後にボールが逃げて打ち返されにういショットです。
ただし、このショットは難しく経験が必要になります。

翻弄させるスライスショット

回転方向や回転量を操って、相手を翻弄するショットで、ドロップショットが代表的です。
意図してこのショットを決めることが出来ると、相手に精神的なダメージを多く与えることが出来ます。
しかし、このスライスショットのためには、優れた感覚が必要になります。

テニスのスライスショットはスイングのスピードを遅くして打ちましょう

打ち方がわかっても、なかなか上手くボールが飛ばないのがスライスショットですよね。

テニスのスライスショットを上手に打つコツは、「インパクトの瞬間にラケットを止める」ことです。

それを意識してもなかなか上手く行かないという方は、スイングスピードを遅くしてみてください。
スイングスピードが早いとミスしやすいですよね?
フレームに当たったり、ボールも上手くコントロール出来なくなることもあるでしょう。
ついつい速くスイングしてしまうという方は、スリングショットは防御のためだけに使ってみましょう。
スライスショットは攻防どちらにも使えるショットですが、「攻撃」と思うとつい速くスイングしてしまいますよね。
防御であれば、速いスイングより的確に返球する方に意識が向きます。

また、スライスは回転のかかったボールですが、回転をしっかりかけるためには薄く当てることが必要になります。
そのためには、速いスイングよりも、ラケット面を上に向けて薄く当てることが重要になるのです。

スライスショットは打てるようになるとカッコイイだけでなく、テニスの幅が広がるショットです。
感覚的な事が重要になるショットですから、たくさん練習して感覚を磨いてくださいね。

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