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相撲界にモンゴル人が多いのはなぜ?強さや日本語が上手い理由も

      2019/03/07

相撲界にモンゴル人が多いのはなぜ?強さや日本語が上手い理由も

相撲界ではモンゴル人力士の活躍が目覚ましく、なぜこれほどまでにモンゴル人力士が多いのか、なぜこれほどまで強いのか気になります。
そこで、モンゴル人力士にまつわる「なぜ」について色々調べてみました。
強さの秘密は、モンゴル人の生活風景も関係しているようです。
「なぜ」がわかれば、もっと相撲が面白くなるかも?ぜひご覧ください。

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相撲界にモンゴル人が多いのはなぜなのか

相撲界では、今やトップレベルの相撲取りはモンゴル人の方が多いと言っても過言じゃありませんよね。
それだけ、モンゴルでも相撲が盛んなわけですが、そもそもなぜ日本の相撲界にモンゴルの人が多いのでしょうか?
みなさんもわかってはいたけど、理由まで考えませんよね?
今回は、日本の相撲とモンゴル人のつながりについて詳しく紹介していきたいと思います。

親孝行
モンゴルという国は先輩後輩の上下関係がはっきりしているだけではなく、親子関係もシッカリした絆が強い特徴があります。
そのため、より年収の高い日本へと出向き相撲で成功をおさめる事で親への恩返しを考えている力士は少なくないのです。
涙ぐましい話しでもありますが、実際にモンゴルの平均月収は何千円と厳しいものです。日本に例えると場合によっては日給にしか値しないですよね。
ですので、モンゴル国内でサラリーマンとして働くのではなく、日本の大相撲で成功を収めることを考えている力士は多いと言われているのです。
日本の大相撲で成功し手に入れたお金は、モンゴルに帰れば巨万の富をなしたとして裕福に安定した生活を送ることができるからです。
そのため、はるばる遠い日本まで戦いに来るモンゴル人が多いと言われているのです。

相撲界を引っ張るモンゴル人力士たち、 なぜこれほどまでに強いのか

今や、日本人より出世頭が多いと言われているモンゴル人力士ですが、どうしてこんなにも強いのでしょうか?
少し詳しく紹介したいと思います。

日本人と違うのは歴然として生活環境の面。

毎日肉体労働や馬に乗ることで必要な筋力や体感が鍛えられるのがモンゴル人の子供です。
住んでいた場所によっては、ゲル生活を送って人もいるため、季節によって住居を変えるゲル生活のモンゴル人は、膨大な肉体労働が日常の一部として当たり前に行われているのです。

なぜ相撲が強いのか、モンゴル人男性は強い男性がモテるのも要因のひとつ

生活環境以外でもモンゴル人力士の強さの秘訣はあります。
それはなんと言っても「ブフ」です。

ブフの存在。

日本では「モンゴル相撲」として知られているブフは、古来からモンゴル国内で親しまれています。ブフを経験していた子供が多いということも特徴的な一面です。
幼少期にこのブフで好成績をとっていることで、日本の相撲界に引き抜かれたという人もいるほど、日本の大相撲とよく似ているスポーツでもあるのです。
モンゴル人男性であれば、一度はみんな経験するモンゴル相撲、ブフですのでそんな歴史から追ってみても強さの秘訣が浮き彫りになりますよね。

女性にモテる。

他にも言われているのが、女性にモテるというところです。
モンゴルでは、男の子より女の子には教育に力を入れる一面があるので、必然的に男性は力が強いことが男の象徴となり、女性はインテリ系の理系女子が多くなります。
その事から考えても、強い男性は人気が高く女性にモテると言われているのです。
そうなってくると、男性はより力が入りますよね。
日本の大相撲で力士になれば、頑張り次第でより強くなり女性にモテる上に、多額のお金を手にすることができるのですから。

相撲をしているモンゴル人はなぜ日本語が上手いのか

では、次に紹介したいのは「モンゴル人力士の日本語の上手さ」です。
確かに優勝インタビューなどを聞いていても、誰一人としてモンゴル語を口にしていませんよね。
そこでそんなモンゴル人力士の日本語への取り組みについて調べてみました。

文法がモンゴル語にそっくり。

世界的にも日本語は習得するのが難しい言語の1つと言われていますが、実はモンゴル語もその中の1つなのです。
例えば「わたしは寿司が好きです。」の日本語に対して、英語になおすと「わたしは好きです、寿司が」になりますよね。
こういった文法の作り方が世界的にも難しいと言われている要因なのですが、モンゴル語も日本と同じように単語を並べて文章が形成されるため、モンゴル人にとっては覚えやすい言語の1つと言えるのでしょう。
他の理由としては、成長真っ只中の青年期から日本の相撲界のドアを叩いているので習得しやすかったのではないでしょうか。
どんな人でも何十年とその国に暮らしていれば、自然と言葉が身につくからです。

モンゴル相撲と日本の相撲との違い

最後になりましたが、1番の争点でもある「日本の相撲」と「モンゴルの相撲」の違いについても詳しく紹介していきたいと思います。
日本の相撲については、よくご存知だと思いますのでモンゴル相撲について記載したいと思います。

ブフ(モンゴル相撲)

ブフには2種類存在します。
それぞれは、民族の採点でも競技される代表的な格闘技ではありますが、競技の特徴が違うため別々に紹介していきたいと思います。

ハルハブフ

  • ルール…膝、肘、頭、背中、尻のいずれかが地面に先についたほうが負けのルール。
  • 服装…民族帽子、ベスト、パンツ、ブーツのみ

ウジュムチンブフ

  • ルール…足の裏以外の部分が地面に先についたほうが負けのルール
  • 服装…首飾り、革製ベルト、ブーツ、足袋、膝あて、ヒダのたくさんついた特徴的なズボン

こう考えると、衣装は派手なものの手が先についても負けにはならないハルハブフよりウジュムチンブフの方がより日本の大相撲に近い競技のような気がしますね。
衣装においても日本はマワシ1つのシンプルな形ですが、色々着飾るのも特徴的な気がします。

ここまで、モンゴル人と日本の大相撲について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
意外と知られていないモンゴル国の年収だったり、力の強い男性は女性にモテるなどの特徴も知ることで相撲をより楽しく見ることができるのではないでしょうか?理由は様々にせよ、一生懸命戦っているのは日本人もモンゴル人も同じです。

是非みんなでこれからも応援していきたいものですね。

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