水泳選手の素質がある子とは？長い目で見守ることが一番かも

「うちの子、もしかして水泳の素質があるかも？将来オリンピック選手になってほしい！」子供に期待してしまう気持ちはよくわかります。

水泳教室に通うとよくわかりますが、年齢に関係なく泳ぎな子は、どんどん階級を上げて周りの子を追い抜いていきます。
コーチから選手コースへのお誘いもあるでしょう。

では、水泳選手の素質がある子はどういった子なのでしょうか。

素質がある子は確かにいますが、小さいうちは過度に期待せず、長い目で見守ることも必要かもしれません。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

水泳の選手コースに推薦されるような、素質のある子に共通すること

水泳の選手コースにコーチから推薦されるような子はコーチから見て素質がある子です。

年齢が若ければ若い子の方が可能性は高いので有利であることを前提で、その素質とはどのようなことが挙げられるのか以下を御覧ください。

泳力がある

選手コースに行くと1日3000m程度泳ぐ練習についていかないといけないので泳力は必須です。
練習についていけるような子でなければ、ほぼ推薦はされません。

負けん気がある

負けず嫌いな子はそうではない子に比べ上達すつ可能性が高いです。
周りに負けることを恐れ休まず練習に励み、向上心があるため厳しい練習にも耐えられるからです。

早いうちに4泳法ができるようになっている

年齢が若いうちに（幼稚園）4泳法をマスターする人はごくわずかです。
そのため才能の持ち主だと認められることがあります。

水泳選手になれる素質があるかどうかは、小中学生では言い切れない

水泳選手になれる素質がある子と言いますが、小さな時から周りと比べズバ抜けて差がありそのまま成長する子もいれば、小さなころは素質があっても大きくなって素質がなくなる子もいます。
また大きくなってから素質が芽生えてくる子、いわゆる遅咲きタイプの子もいるので、小中学生で素質があるかどうかは一概に言い切れません。

有名な野球選手やサッカー選手にも、高校生までずっとベンチにすら入れる選手ではなかったが大学で才能が認められプロ選手になっている人はたくさんいます。

子供の才能がいつ開花するかは人それぞれです。

なので、子供が小さいうちに素質があるように見えなくても諦める必要はなく、子供が水泳が好きなら親は応援し続けていきましょう。
応援することは時に金銭的な負担がかかることがありますが、家庭に無理のない程度に子供の望みを叶えてあげたいのが親の理想ですよね。
努力が報われる日が訪れる可能性があることを覚えといてください。

小さい時は才能が発揮できなくても、水泳は変わらず好き、どんな時もコツコツと水泳の練習に励んできた、水泳選手になりたいという夢を持ち続ける、負けず嫌いは変わってないか、もしかしたらこのような子こそ素質がある子と言えるのかもしれませんね。

水泳選手の素質があるかどうかはわからない、時間をかけて長い目で見てあげることが大切

子供の才能はいつどこで開花されるかわかりません。

小さな頃から素質がある子、高校や大学で開花される子人それぞれです。

通っている水泳教室に小さな頃から素質がある子がいると、その子と同じように水泳が好きなのに、同じ練習メニューをこなしているのに、どうしてもその子に勝てることはなく、むしろどんどん実力に差をつけられることがあったり悔しい思いをするでしょう。
その悔しい思いこそが後に才能として表れるのかもしれません。

逆に、小さな頃から素質があると勝つのが当たり前、できて当たり前という時期が他の子より早く、才能が停滞してしまうことがあります。
停滞のまま終わるかそれを乗り越えるかはその子次第になります。

このように才能はいつどこで開花するか、または途切れるかはその子次第と同時に親次第でもあります。

水泳好きをどれだけ保てるかで子供が水泳にかける力が変わります。
あまり子供に期待しすぎてしまうと、そのプレッシャーは子供に通じて重くのしかかってしまいます。
水泳が嫌になり逃げてしまう可能性があります。
これは親の期待度によっても変わってきますので、期待しすぎて子供に圧をかけることなく、長い目で応援してあげましょう。

子供に素質があるかどうかということよりも、水泳を楽しんでいるかどうかに目を向けてあげてくださいね。

オリンピック級の水泳選手になるには素質も大事だが、コーチと親の関わり、良好な親子関係と本人の努力が必要不可欠

子供が水泳選手に素質があるかどうかということは、子供の素質も大切ですが、周りの環境も大切です。

水泳のオリンピック選手になるためには

親と子

• 親が子供に期待しすぎてプレッシャーをかけすぎてしまっていないか。
• 親子関係が良好ですと子供の水泳に対する悩みを少しでも聞いてあげられる、子供の気持ちをわかってあげる人が近くにいるだけで子供はストレスを少なく水泳と向き合うことができる。
  一番近くで見守ってくれる人こそ子供は悩みを打ち明けられる。
• 金銭的な負担を含め子供の才能をどこまで伸ばしてあげられるか。

コーチと親

コーチと親が積極的にコミュニケーションをとります。
子供の水泳の悪い点について、家で親が協力をしてできる練習や体をもっと大きくすると良いという指導に対し食事改善などが取り組みやすくなります。
コーチと親がコミュニケーションをとれていることで、親と子、そしてコーチと子の絆も深くなる。

本人次第

子供の気持ちに向上心がないと周りがどんなに良い関係であっても話になりません。
水泳に対しての気持ちを保つように親やコーチも子供に接してあげたいですね。
年齢が上がるとコーチも厳しくなります。
厳しい中にも愛情がみえるコーチ、そして変わらず見守ってくれる親がいると、水泳から逃げ出したくても踏ん張る力を養えるはずです。

水泳選手の素質があるからとコーチから声を掛けられたら、この先お金が掛かることも覚悟すべき

水泳の推薦コースのコーチから素質があると声をかけられたら

金銭的な負担を覚悟する

推薦コースに選ばれることはとても喜ばしいことですが、それだけ金銭的な負担が伴ってくることを覚えておいてください。
子供を育てるために試合や合宿に積極的に参加しなければなりません。
その都度、費用がかかりますし、年齢を重ねるたびにゴーグルや水泳水着（練習用、試合用）の値段も上がります。
地方に試合があれば応援に駆けつけるための交通費や宿泊費がかかります。

水泳は水着とゴーグルがあればお金があまりかからないスポーツろ思われがちですが、そんなことはありません。
子供の才能はとても喜ばしいことですが、親にとっては嬉しい反面大変でもありますね。
家族や家計と相談しながら上手にやりくりしていきましょう。