ヒステリックの意味とは。叱ると怒るとヒステリーの違いについて

ヒステリックって正確にはどのような意味なのでしょうか？

叱ると怒るとヒステリー。同じようで違います。女性はおおむねヒステリックな生き物です。

ですが、感情のままに怒鳴り散らしてばかりいるのはちょっと違う気がします。

どうしてヒステリックになるのでしょうか？
ヒステリックな人の心理や、ヒステリーをおこしている人への対処法などをご紹介します。

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ヒステリックって正確にはどういう意味？怒るとは違うの？

ヒステリックとは？

すぐに怒る人を差して、ヒステリーな人と言ったりすることもあるでしょう。ヒステリックは、ヒステリー的という意味で使われます。「怒る」とヒステリーは違うのでしょうか。

ヒステリックという言葉は、よく女性に使われるように思われます。

ヒステリックな女性のイメージは、自分を抑えきれないがあまりに、大声で怒鳴りちらしたり、怒ったりする女性いう印象があるのではないでしょうか。

そのようなヒステリックな女性は、自己愛が強い可能性あがあります。周りの人から認められたい、褒められたい気持ちが強く、そうでなければ納得が行かない傾向があります。このような人は、実は劣等感を強く持っています。自分の劣等感を認めたくないが故に、自分は他の人とは違う特別な存在なのだと思い込もうとしているのです。そうすることでプライドを保っているに過ぎないのです。

自分よりも優れている人を許すことが出来きず、常に他人を軽蔑し続けることにより、自分を特別扱いするべきだという気持ちが深まってきます。このことにより些細なことでイライラし、攻撃的になる可能性があるのです。

このヒステリックな人が、攻撃してきた暁には、なかなか太刀打ちできないのも事実でしょう。しかし、ヒステリックな人が抱えている胸のうちを理解するだけで、ヒステリックを避難することも可能なのです。

ヒステリックという言葉の意味。怒るとはちょっと違う

ヒステリックという言葉の持つ意味

ヒステリーを起こしている様や、異常なほど興奮している様子を指し示します。

よって、ヒステリックは、ヒステリーと呼ばれる病的に興奮することで感情をまとめることが出来ず、激しく怒ったり泣いたりする状態に陥っている様子を意味すると思われます。

一方、怒るとは、腹を立て興奮し、感情が高まって気を荒だてる事を指します。よって怒るとヒステリックとは少し違う雰囲気があるような気がします。

あの人はヒステリックである、という使い方は、ヒステリーを起こした人の特徴を表現しているのでは無いでしょうか。人物以外でも、性格や言動の特徴としても使用されます。ヒステリックな態度、ヒステリクな言動という使い方をすることもあるでしょう。

単に怒っているのではなく、怒ることによって病的に興奮した状態を指しているのがヒステリックなのかもしれません。

ヒステリックな母親は子どもに悪影響を与える。叱ると怒るの意味は違う

ヒステリックな母親も多いのでは無いでしょうか。あなたはヒステリックではない自信がありますか。

子育てにおいて、勿論、叱るというのは大切な事の一つです。しかし、何かを教える際、こんな事になっては大変だ、こんな事をしてしまっては周りに迷惑をかけるのではと、未来を悪い方に予測しすぎて、子供が何かする前に先回りしすぎてはいないでしょうか。
先回りしすぎて常に気を張ってしまい、子供に対していつも怒ってばかりいる母親もいると思います。

大人には当たり前のことでさえ、子供には初めての経験である場合もあります。慎重になったり、まだ上手くできないが故に時間がかかったりすることは当然の成り行きです。
そこを先回りして母親が何でもやってしまうと、子供はいつまでも成長できません。一度や二度では上手くできないこともあります。

何度言っても、何度教えても上手く出来ないと、子供に対して嘆きついヒステリックに怒ってしまうあなた。
あなたの苦手な事はなんですか。待つことでは無いでしょうか。ヒステリックな母親は子どもに悪影響を与えます。子供がどんなに時間がかかったとしても、うまくいかないと分かっていたとしても、じっと待つことが大切なのです。

待つことが苦手な人ほど、待つことに耐えかねて、怒りという行動に移しがちです。怒りが多ければ多いほど、子供に対してヒステリックに怒っているという可能性も否定できません。ヒステリックに怒ることは、子供に恐怖心を与えるだけにすぎません。叱ると怒るは違うのです。

子供を成長させたいのであれば、じっと待ってみましょう。間違っている場合は、怒るのではなく叱ることです。叱るという事は、子供のために指導するということなのです。

ヒステリックな人の特徴とは

あなたの周りにいるヒステリックな人はどんな人ですか。ヒステリックな人には、様々な特徴があります。

些細なことが気になり、感情に任せて怒鳴り散らしたり、物を投げつけたりすることもあるでしょう。どんな時でも、すぐに感情的になります。
自分がいつも正しいと信じ、非があることを一切認めることは無いでしょう。自分以外の人間は全て悪いと思っているため、他人がどう言おうと、改善することはありません。時には話さえ聞いていないこともあります。相手によって態度を豹変させる人もいます。しかしながら、常に感情の浮き沈みは激しいのが特徴でしょう。

また、声も常に大きく、他人の悪い所を常に探しているような人はヒステリックな人に多いのでは無いでしょうか。イライラするとすぐに爆発して怒り、それが頻繁に起きる人は、ヒステリーな人と言えるでしょう、

そのような人と、仲良く使用と努力することに全く意味はありません。上手に距離を置くべきです。

ヒステリックに怒っている相手への対処法とは

では、ヒステリックに怒っている相手への対処はどのように行えばよいのでしょう。どのように、ヒステリックを避難することがベストなのでしょうか。

一番の方法は、その人に大切な存在だと感じさせつつも、あなた自身もそういう人に対して諦めることに徹してください。
要するに、対等にヒステリックな人と戦う必要はないということです。ヒステリックを改善させようと思うだけ無駄です。

ある程度、聞いているふりをします。ある程度で構いません。側にいてあげてください。そして、少し経過したところで、ごめんなさいと謝りましょう。

ヒステリックな人は自己愛が強い

認められたいという心理が強くあります。あなたが悪いわけでは無いのは百も承知です。悪くなくても、とりあえずあなたもそのような人を真っ向から否定せず、まずは仕方がないと諦めて聞いてあげ、謝ってみましょう。

ヒステリクな人は、そんなあなたに対して、自分の意見を受け入れてくれて認めてくれたのだと感じて、気持ちも少し落ち着いてくるでしょう。
これが、ヒステリックに怒っている相手への有効な対処法なのです。