グッピーの稚魚は親に食べられる?そうならないように育てる方法
2018/11/06
熱帯魚の中でも人気のグッピーですが、稚魚から育てたいと思っている人も多いのでは?
でも、グッピーの稚魚は注意して育てないと、親に食べられてしまうとか…
本当に親に食べられるの?食べられないようにするためには?
親や他の魚からグッピーの稚魚を守ろう!稚魚から育てる場合に気をつけることについて詳しく解説します。
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この記事の目次
グッピーの稚魚はなぜ親に食べられる?そうならないためには?
グッピーの稚魚は親に食べられる事があります。
なぜ食べられてしまうのかというと、「餌と間違えた」からです。
残念ながらグッピーは、我が子と餌をきちんと見分けられません。
グッピーの稚魚を親などの成魚に食べられないようにする為には、隔離するのが最も有効です。
産卵箱を用意しましょう。
隔離しておく期間は、稚魚が成魚の口に入らない大きさになるまでです。
成魚の半分くらいの大きさまで成長すれば食べられることもないでしょう。
水槽に水草や流木など、稚魚の隠れ家になるものを配置すれば、もう少し早い段階で水槽に入れても良いでしょう。
隠れる場所があれば、稚魚の生存率は高くなります。
ただし、グッピーは繁殖の頻度が高いので、隔離して稚魚の生存率を上げると水槽の中の過密度もグッと上がる可能性がありますから、注意が必要です。
グッピーの稚魚は他の魚にも食べられる危険性もある?混泳NGな魚とは?
グッピーの稚魚が食べられるのは、親の間違いだけではありません。
親以外のグッピーの成魚も餌と間違える事があります。
また、熱帯魚には凶暴な性格のものもいます。
ブラックテトラもその1人です。
銀色の体に黒い縞模様のブラックテトラは初心者でも育てやすく、水草を配置した水槽に良く映えるため人気があります。
しかし、成長とともに凶暴化するのです。
グッピーの稚魚は間違いなく食べられてしまうことでしょう。
成魚のグッピーであれば食べられはしませんが、追い掛けまわされたりしてかなりのストレスになる事は間違いありません。
他にもモンクホーシャも注意が必要です。
この魚は目の周りが赤くとても綺麗な熱帯魚です。
しかし、見た目に反して性格は横暴で、グッピーを食べたり攻撃する可能性の高い魚です。
こういった凶暴な性格の魚は、グッピーの稚魚だけでなく成魚にとってもストレスとなりますから混浴は避けるのが無難でしょう。
どうしても混浴させたい場合には、グッピーの隠れられる場所を確保してあげましょう。
親に食べられるグッピーの稚魚を隔離しておくのはいつまで?
グッピーの稚魚が食べられるのは、親が餌と間違うから
グッピーの成魚は雑食で、小さくて動くものに飛びついて食べてしまう習性があります。そのため、小さな稚魚を餌と間違えてしまうのです。
魚の世界ではよくある話です。
グッピーの稚魚を親などの成魚から守る為には、隔離するのが最も有効
成魚の口に入らない大きさで、成魚の半分程度(体長15mm~20mm程度)になるまでは隔離するのが一般的です。
同じように育てていても固体の成長速度には違いがありますから、あくまでも目安となります。
水槽にグッピーの稚魚が隠れられるように、水草や流木などを配置して、稚魚の安全が確保できるのなら、もっと早い時期に戻しても良いでしょう。
グッピーの稚魚を産卵箱で育てる場合の注意点とは?
グッピーの稚魚を隔離して産卵箱で育てる場合には、水質の管理が最も重要です。
そのため掃除を毎日行なう必要があります。
- 餌の食べ残しの処理
食べ残した餌は水質悪化の原因です。
お掃除専用のスポイトが販売されているので、そちらを使うのがおすすめです。
食べ残した餌をスポイトを使って吸い取りましょう。 - 死んだ個体の処理
遺伝的に弱い固体というのはどうしてもいます。
成長途中で息絶えた個体をそのままにしておくと、腐敗してしまいます。
すると、水質は急激に悪化してしまうので他の稚魚へも影響が出てしまいます。
そのため、息絶えた個体に気がついたら出来るだけ早いうちに水槽外へ移動しましょう。
グッピーの稚魚の生活環境を整えてあげましょう。
グッピーの稚魚を産卵箱で育てる場合には、注意点があります。
産卵箱で稚魚を育てると、親などの成魚に食べられることがない為たくさんの稚魚が成魚へと成長します。
グッピーの繁殖力はとても強く、1度交配するとメスは体内に精子を備蓄して、その後オスがいなくても2回ほどの出産が出来るのです。
そこで問題になるのが、個体数です。
たくさんの稚魚を成長させ水槽へ戻すと、中はとても華やかになりますがかなりの過密状態となります。
そのため、水槽を増やすなどの対処が必要になります。
全ての稚魚を育てるのが困難だと感じる場合には、自然淘汰という方法もひとつの選択肢となるでしょう。
生き残ったグッピーの稚魚を育てるためには「水温」に注意しよう
グッピーの稚魚を育てる場合には水温に注意しましょう。
魚は変温動物のため、自分で体温を調節できません。
そのため、低い水温では代謝が悪くなってしまいます。
また、高すぎると体力を消耗しすぎて、最悪の場合には息絶えてしまいます。
水温は26度~28度を目安にしましょう。
適温であれば、活動量も増え食欲も増します。
食べる量に伴い成長スピードも期待できます。
水温を調節する為にはサーモスタット付きのヒーターが便利です。
特に冬場のヒーターは不可欠です。
水槽の設置場所にもよりますが、26度を下回るようであればヒーターは必要でしょう。
夏場は外気温も高い為、水温もある程度の温度を維持できます。
直射日光などで30度を超えないように、水槽の設置場所に配慮しましょう。