母親が亡くなる喪失感。消えない痛みと埋められない心。
2018/08/09
母親が亡くなる喪失感。
親が先に逝く。
これは、当たり前のことで、親孝行なことであると言われていますが、現実的には幸福感を感じられる出来事ではありませんよね?
親の存在は、子どもにとって唯一無二の存在。
今まで護り慈しみ育み、見守ってくれた存在を失うというのは、そう簡単に受け入れられるものではありません。
それでも、悲しみの淵を漂うことは、お母さんが喜んでいると思いますか?
素敵な親に育てられたあなたなら大丈夫。
喪失感を感じたら、お母さんとの思い出を一つ一つ思い出してみましょう。
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この記事の目次
母が亡くなる。喪失感を抱えたままいつまで過ごすのか…。心の痛みを回復させるには?
- 悲しみや落ち込んでいることを否定しない
落ち込むことや悲しむことはいけないことではありません。悲しみは心の痛みから回復するために誰もが通る大切な道筋です。「突然涙がでる」「イライラする」「なにもやる気が起きない」などの状態の時は落ち込みを否定しないで「今は回復途中にいる」と今の状況を受け入れましょう。 - 何もしない時間を作る
私達はさみしい、苦しい気分になることを恐れ、暴飲暴食や買い物、ギャンブルなどの刺激の強いものに夢中になり自分の気持ちを紛らわそうそします。
他にも仕事や趣味などに過度に熱中するなど、いっけん問題に思えないこともさみしさを紛らわすための「代償行動」になっていることがあります。
楽しいことや仕事に夢中になって充足感や達成感を得るのは、心と体が元気になるために必要なことです。
落ち込まないためや悲しみを紛らわすために何かに熱中すると悲しみをを増やしてしまい、心身のバランスを崩すこともあります。
悲しむことも、落ち込むことも悪いことではありません。むしろ心をケアして回復させるためにしっかり悲しみ、怒り、落ち込む気持ちを感じることが大切です。
母は自分よりも先に亡くなる存在であると覚悟しておくことが、喪失感を軽減させる。
親は必ず先に死ぬ、喪失感は必ずやってくると覚悟を決めることです。自分の母親がどんな人生選択をしてきたのかを知ることも大切です。
- 都内在住のBさんは仕事のピンチを乗り越える度に、母が支えてくれたと感じます。大好きな山に行くと心の中で母親と会話が出来ると言います。以前知り合いが同じことを言っていた時は「そう思いたいだけ」と聞き流していましたが、今は「私が居てほしいと思う時は必ず母親がいてくれる」と信じています。
- 関西に住むPさんは母親に一時期抱いた確執は2人の関係に問題があったのではなく、自身の生き方が上手く行っていなかったせいだと気が付きました。
食器を洗った後、蛇口から水をチョロチョロと出しておくのも母親の影響。母親が大事にしていたことを自分も大事にすることが今の私に出来ること。
母親が亡くなる喪失感や罪悪感について。
母親が亡くなって1ヶ月が過ぎました。しかし強烈な罪悪感が毎日毎日、自分の胸をえぐります。看取れなかったこと、余命が残りわずかとしりながら、寂しく孤独を感じていた母親に付き添わなかったこと。どちらもその気になればいくらでも出来たことなのに、自分のことを優先していました。
その結果、母親は孤独と寂しさの中で誰にも看取られず逝ってしまいました。今更嘆いても仕方のないことですが、どうしても考えてしまいます。
私もいつか逝くときはひとりで孤独なのだろうか?食事をするにしても、親不孝をしておいて、ご飯を食べる資格などあるのだろうか?とすべてが悲観的にしか考えられません。
日が経つと・・・と言いますが、私は日に日に罪悪感が大きくなります。もちろんまだ母親が旅立った事実も受け入れていない状況です。
『受容の5段階プロセス』とは?
- 受容の5段階のプロセス
もともと「自らの死を受け入れていく過程」として構想されました。愛する人の死を受け入れるときにも、同じ心の働きを経ると考えられています。死は誰でもいつかは迎えることですが、多くの人が目を背けてしまうことです。
- 否定と孤独
死別への衝撃から、強い否定の感情が生まれます。あせり、無気力感、不安感でいっぱいになります。 - 怒り
「どうして私を残して逝ってしまったの」など亡くなった人への怒りや、死別の苦しみを経験していない人へのねたみ、憤りなどを感じる。 - 取引
「もしもあの人が生き返るなら何でもする」というような思いが押し寄せる時期。 - 抑うつ
痛烈な孤独感や不安感、喪失感がやってきます。誰とも関わりたくない、1人になりたいという気持ちになる時期です。 - 受容
穏やかに現実を受け入れることができるようになります。
親を看取ることが最大の親孝行である。
精神的な部分では、私たちは子供の時と変わらず、父親の愛情や勇気をくれる母親の自信に満ちたまなざしを必要としているのです。それは、ほかの誰でもない、両親でなければできないこと。
両親を失うという経験は心に深いキズを残します。親を看取れることが出来ないと、心の傷は完全に癒えることがないのです。両親を失うことに前もって心構えが出来ている人はいません。
そのためには次のことに気をとめましょう。
私達が悲しみに浸りながら生きていくことを両親が望んでいるわけがありません。とても難しいことですが、亡くなった両親のためにも笑顔を取り戻し両親との思い出を誇りに思って幸せになりましょう。いい思い出で心をいっぱいにしましょう。
両親と共に過ごした最高の日々は、今度はあなたの子供たちへと受け継いでいける心の送り物です。愛情の遺産で、人としての成長を支え自分達の根源に触れることにもなります。
私達は誰でにいずれは別れに直面します。今生きることを学び、愛する人たちと一緒にいれる間は、心から一緒の時間を楽しみましょう。