兄弟不仲で絶縁状態。お葬式は？仲直りは？できれば仲良くしたい

兄弟が不仲というのは、よくあること。
絶縁状態の人から、会えば喧嘩ばかりというものまで色々でしょう。

両親は差をつけていないと言っても、そこは人間。
兄弟同士、不満があればそれは致し方のないことなのです。

法的に『他人』になることはできませんが、兄弟だからといって必ずしも相性が良い相手とも限らないのです。

『兄弟仲良く』は親孝行ですから、できれば仲良くして欲しいもの。
それでも、大きくなりお互いの人生が色濃く出ると揉めることも出てしまうでしょう。
兄弟不仲で絶縁するのか、仲直りをするのかは、あなた次第です。

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兄弟が不仲でも、法律的には絶縁状態にすることはできません。

親子兄弟と縁と切りたい。とてもよくある法律相談ですが「法的には不可能」です。

養子縁組によって血縁関係になった場合は、離縁すればいいので問題はありません。しかし生まれながらの血縁関係は、その血縁関係を切断、清算する手段は法律上ありません。むしろ法的にはお互いの面倒をみる義務まであります。

縁を切りたいという希望を叶えるためには、住所、電話番号などあらゆる個人情報を出来るだけ秘密にしておくこと。例えば住民票を移さないで他の所に転居すると、住民票による追跡が出来なくなります。しかしこれは住民票が必要となる行政上のサービスが受けられないことや、移転届義務違反になるのでオススメはしません。

現実に面会を強要されたり、意に添わない仕打ち、付きまとわれたりする場合は、裁判上の処分もあります。

兄弟との不仲…絶縁状態から仲直りしたきっかけとは？私の体験談。

実体験によりわかったことですが、会話をしない期間が長くなれば長いほど修復関係に必要となるきっかけが、より大きいものでないと収拾が不可能になります。何を話せばいいのかわからない、会話をしようとすると変な汗を書く。家族なのに緊張してしまうのです。

今となると思春期にこじらせてしまったのも原因の１つかもしれません。しかも思春期の呪縛から解けたとしても話すきっかけが見つからないという現状でした。

姉との絶縁状態からの修復のきっかけ

ある日、外出中の姉が部屋に置き忘れた財布を駅に届けるように頼まれました。もちろん直接ではなく親からです。家にいた私が財布を外出中の親に届け、外出中の親が外出中の姉に渡すのは効率が悪い。嫌々姉の部屋に入り、クローゼットの上にある財布に手を伸ばした時、ふと机に目が行きました。

そこには私と姉が２人で笑っている写真が飾ってありました。見た瞬間涙が溢れ出てきました。この数年間が馬鹿らしくなり、私は自分で姉に財布を届けに行きました。きっかけなんてそんなもの。私の場合はこの事がきっかけで関係が修復しました。

それからは２人で一緒に住んだり、旅行に行ったりしています。そんな姉も結婚し今では子供も生まれました。

今あなたが誰かと喧嘩して会話がない状態が続いているなら、一刻も早く話し合いをしてほしいです。数時間が数日になり、数週間が数ヶ月いなりその後数年になります。後悔しないためにも話し合いましょう。

兄弟不仲で絶縁状態だから、両親のお葬式に参列してほしくないときには？

• お葬式を終わらせてから、亡くなった事実を知らせる方法
  この場合はのちのち揉める原因となるので、あまりオススメはしませんがお葬式の参列をどうしても拒否したい場合には有効的な手段です。
• 家族葬にしてしまう方法
  家族葬とは家族だけでとり行うお葬式です。家族葬にすると親族の参列を断ることが出来ます。
  この時１つ注意しなければならないのが、お葬式を済ませてから親族に知らせるという方法と同じく、親族ともめる可能性があります。
  親族の中に参列を希望している人がいる場合「どうして参列させてくれない」「家族葬にする理由は何」などの不満をぶつける人もいます。
  その時はきちんと親族が納得する説明する必要があります。又参列して欲しいと思う人が親族以外にいる時も断らないといけないので、家族葬を選ぶ場合はよく考えて選びましょう。
  参列を断ったにも関わらず当日参列しようと親戚が来る場合もあります。そのようば場合は葬儀会社の人に対応してもらい参列出来ないようにしてもらいましょう。

親の育て方で、兄弟の不仲は決まる！？

• 親の対応
  小さな子どもにとって家庭はとても大切な自分の居場所。一番身近な両親の影響を強く受けて育ちます。
  親の対応次第では、兄弟姉妹といい関係が築けず将来的な対人関係の構築にも支障が出ることもあります。
• 相性
  同じ遺伝子を受け継いでいる兄弟姉妹でも、人間である以上相性があります。血のつながりがあっても、受け入れられない、乗り越えられないことがあります。両親が無理に仲良くさせようとするよ関係が悪くなることもあるので無理は駄目です。
• 能力差への比較
  子供にとって兄弟姉妹は一番身近な家族であり、年齢差があっても同じ条件を持たされるライバルです。周りからお兄ちゃんはできるのに・・・。
  お姉さんは可愛いなどと比べられると知らない間に、心の中に対抗心が芽生えてしまったりします。

自分の兄弟と不仲だから、自分の子どもには仲良くして欲しい！

仲のいい兄弟にする方法、対策、育て方

比較したり、一人の子ばかり可愛がったり、兄弟をけなしたりすることはいけないです。
仲のいい兄弟にするためには日頃の子供への接し方、声掛けが大切です。

兄弟を仲良しにする魔法の言葉

「○○には素敵なお姉ちゃんがいていいな～」
「○○には素敵な弟がいていいな～」
「お兄ちゃん、かっこいいね」
「妹、かわいいね」
「２人とも、大好きだよ～」
どちらも分け隔てなく、かわいがることが大切です。

兄弟を仲良しにする接し方

• おさがりは嬉しいもの
• おやつは半分こ
• なんでも一緒
• 喧嘩両成敗
  お下がりは普通弟や妹は嫌がるものですが、仲のいい兄弟は嫌がらないことが多いです。「お兄ちゃんが着ていた服！」と喜びます。憧れていた服が着られてうれしいものなのです。