魚の盛り付けには作法がある!切り身の場合や焼くポイント
2018/10/05
魚を皿に盛り付けるときには、切り身の場合や開きの場合などによって盛り付け方も違ってきます。
では、切り身の魚の盛り付け方とはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
また、魚を焼くときにも、切り身や開きによってポイントも違ってくるのです。
そこで、魚の盛り付け方の作法について、切り身の場合や焼くポイント、大根おろしの位置などまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
公園のトイレは怖いこともあるので防犯対策をしっかりしましょう
公園のトイレは苦手、怖いという子どもは多いと思います。なぜ、...
-
顔が違う?写真の自分と鏡の自分の顔が違う!鏡の方が美人な理由
写真に映った自分の顔と鏡に映った自分の顔が違う事に驚いた経験...
-
セキセイインコはおしゃべり上手だがメスは苦手?教えるコツとは
セキセイインコはおしゃべりをしますが、メスは苦手だと言われて...
-
猫の保健所への持ち込みを減らすメリットやあなたができること
猫が保健所に持ち込みをされるのは、飼い主が事情により飼うこと...
-
洗濯機の排水トラップの外し方と掃除方法!悪臭の元をさっぱり
洗濯機の排水トラップの掃除をしたことがありますか?洗濯機から...
-
猫の父親は子育てしない!母猫の役割や猫の子育て期間について
猫の父親は子育てには普通参加しません。猫の世界では、子育ては...
-
フクロモモンガのケージを自作する場合のポイントと注意点
フクロモモンガを飼育している方の多くは、ケージを自作していま...
-
卵を割るために握力な握力と簡単に割る方法を解説します
りんごを片手で割る映像を見ると、卵も握力があれば割ることがで...
-
畳のいろいろな素材と種類の特徴!素材の違いを比較
和室に必要な畳にはいろいろな素材の物があります。その種類は多...
-
ハンドメイドのオーダーメイド販売のやり方とポイント
ハンドメイドのオーダーメイド販売のやり方について迷ったことな...
-
大学の勉強は意味ないと悩んでいる人へ。大学で勉強する意味
「大学で勉強する意味ない」「もう大学を辞めたい」と悩んでいま...
-
人の名前が覚えられない!覚えられない理由と覚えるコツ
人の名前が覚えられないのはなぜでしょう。 大きく分けると理...
-
壁紙の修復方法!剥がれを自分で直す方法とキレイに仕上げるコツ
壁紙の剥がれは早めに対処するのがおすすめです。そのうち直そう...
-
季節のおもちゃで魚を製作!1歳児でも作れる魚アイデア集
雨の日などは外に出ることも敬遠しがち。でもお家のおもちゃで遊...
-
試験に合格する夢を見た時の夢占い!夢の内容で見る未来の暗示
試験に合格する夢を見た時、その夢にはどんな夢占いの意味がある...
-
女性のベスト着こなし術・おしゃれ上級者になれるベストのコーデ
ベストをファッションに取り入れて、おしゃれな着こなしがしたい...
-
猫の鳴き声『ニャー』ではなく『んーんー』この鳴き声の意味とは
猫の鳴き声といえば『ニャー』ですが、この『ニャー』は猫同士の...
-
ヒョウモントカゲモドキは脱皮した皮を食べる?脱皮について
ヒョウモントカゲモドキが脱皮の皮を食べるという話を聞いたこと...
-
音の振動を塩を使って調べる自由研究!実験の手順とまとめ方
自由研究で音と振動について実験をしてみたいという場合には塩を...
-
カクレクマノミがイソギンチャクに入らない。気長に待とう
カクレクマノミとイソギンチャクの戯れを見たい。なのに、カクレ...
スポンサーリンク
この記事の目次
魚の切り身の盛り付け方ってどうするの?
外食した時に焼き魚を頼むと、綺麗にお皿に盛り付けてありますよね?実はあの盛り付けにも基本ルールがあるって、ご存知ですか?
切り身をお皿に盛るとき
基本的には背中を左側、お腹を右側にします。皮は表に見えるように盛り付けましょう。
開き魚の場合は頭は左で身が表にくるようにします。
半身の場合はお腹の方が手前に来るように盛りましょう。
ですが、切り方によっては当てはまらなくなる時もありますよね?
そんな時は皮が奥になるように盛り付けて見ましょう。
大根おろしは右手前に置きます。
ちなみに、日本料理には「山水盛り」という盛り付け方があります。
高さのあるものは奥や左において、低いものは手前や右に盛ります。
基本的なルールはありますが、流派によって差があったりと厳密なルールではありません。
料理は美味しく頂くことが最も重要です。
見た目が美しく、美味しそうであれば問題ありません。
食事の配膳マナーとは?切り身の魚の盛り付けは?
日本には配膳マナーというものがあります。
料理が食べやすく、サービスがしやすいこと。
また、食卓が清潔で楽しく感じられることです。
日本食での配膳もそれにのっとったものになっています。
手前左にご飯茶碗、右に汁椀、汁椀の置くには主菜の皿、副菜はご飯茶碗の上になります。
これは、よく手をつける主菜の皿は高さの低い汁椀の奥に置いてあったりと、合理的で快適な場所となっています。
魚を盛り付けるときには、頭を左に向ける
日本には左が上位、右が下位という「左上位」という考え方があります。
その為、頭は左に向けるのです。
切り身の場合は大きい方を左に向けます。
皮が奥になるように盛ると、自然と左上位のかたちになります。
魚の盛り付け方は切り身の場合や開きの場合でも違うんです!
魚には色々な捌き方があります。
一口に焼き魚と言っても、切り身や開き、半身とたくさんの種類があります。
また、一尾丸ごとの場合もあるでしょう。
日本には左側を上位に考える「左上位」の考え方があるので、頭が左側に、お腹側は手前になるように盛り付けましょう。
日本料理ではこの「左上位」の考え方は鉄則です。
日本人には右利きの方が多いので、食べやすさから考えても頭は左側の方が良いでしょう。
しかし、切り身や開きになると迷いますよね?
ここでも左上位になるように、切り身の身の厚い方を左側にします。
そして、皮が奥になるように盛り付けましょう。
開きや半身の場合は皮が下、身が上になるようにします。
ただし、川魚の場合は少し注意が必要です。
左上位の考え方は一緒なので、頭は左側に置きますが、「海腹川背」と言って、背中側を手前にして置きます。
魚を焼くときのポイント!切り身と開きでも変わる?
魚の焼き方で有名なのは「川(川魚)は川から、海(海魚)は身から」という言葉がありますが、必ずしもそうではありません。
魚を焼くときは盛り付けた時に美しく見えるように
魚は先に焼いた面の方が綺麗に焼けますので、盛り付けた時に上になる方から焼きましょう。
切り身は左側に身の厚い方が来るように盛り付けますので、その面から焼きます。
開きや半身の場合には、身が上になるように盛り付けますので、身から焼きます。
一尾丸ままの場合は、左側に頭、手前にお腹が側がくるように盛りますので、その面から焼きましょう。
いずれも火が通ったらひっくり返し、裏面も焼きます。
ただし、両面グリルで焼く場合にはひっくり返す必要はありません。
外の日差しが強くなってきたら、バーベキューを楽しみたくなりますよね?
そんな時にも、ぜひ焼き魚を試してください。
網で焼く場合は、一尾丸ままの方が見崩れすることなく焼けるのでおすすめです。
もし、開きや半身、切り身の場合は身の方から焼きましょう。
そうすることで、身崩れしにくく出来ます。
焼き魚を盛りつける!大根おろしの位置は?
焼き魚には大根おろしがぴったりですよね。
大根を摩り下ろすのは少し手間がかかりますが、脂ののった焼き魚に大根おろしをのせて食べるのは格別の美味しさです。
焼き魚に大根おろしを添える場合には、皿の右手前に盛ります。
このときに大根おろしを小高く盛ると美しく見えます。
すだちやレモンも添える場合には、大根おろしの右横に置きます。
脂ののった焼き魚には、柑橘系の酸味が良く合います。
すだちやレモンの他に、ゆずやシークワーサーなども合います。
ぜひ、旬の柑橘類でお楽しみください。
また、お店などで焼き魚を注文すると、美しく盛られていることに気付くと思います。
焼く時に串を打って、魚をうならせて盛り付けてあるのを見た事がありませんか?
あれは魚が泳いでいるように盛り付けているのです。
魚の下に斜めに敷かれている笹の葉は「かいしき」と呼ばれます。
こちらも彩りを添えて、魚を更に美味しそうにみせる演出の一つです。
日本らしい風情溢れる表現ですよね。