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1歳半なのに絵本の指差しをしない!指差しは子供の成長に必要

      2018/09/28

1歳半なのに絵本の指差しをしない!指差しは子供の成長に必要

赤ちゃんが絵本などに指差しをすることができるかどうかは、赤ちゃんの1歳半検診の項目でもあります。これは、絵本などを見て指差しをできるかどうかが、赤ちゃんの成長や発達を判断するときの大切なポイントになるからです。

でも、赤ちゃんの指差しが大切なのはどうしてなのでしょうか?1歳半になっても指差しをしないのはおかしい?

そこで今回は、赤ちゃんの指差しが大切な理由や指差しをしない時の練習方法・年齢別の指差しの意味についてお伝えします。

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1歳半の子供が絵本に指差ししない!子供の指差しって大切?

まだ言葉を上手に話せない赤ちゃんが、「あ~」や「う~」といいながら何かを指さして教えてくれることがあります。

この仕草のことを「指差し」といい、これは何か興味をひかれたものや、欲求のあるものに指をさして示すという行動のことです。

この指差しは、みんなが同じではなく、人差し指で示したり、手全体を使って示すこともあります。

まだ、言葉によるコミュニケーションがうまくとれない子供にとって、この「指差し」には大きな意味があります。

ただ泣いたり、寝ていた赤ちゃん時代から、徐々に何かに興味を持ち始めたという成長を感じる行動とも言えるでしょう。

赤ちゃんの頃は、ママと目が合うと笑ったりなど、赤ちゃんとママの2人だけの関係性であったものが、この指差しで、自分と相手、そしてもうひとつという初めて3者間の関係が築けるようになったということになります。

1歳半で絵本の指差しをしないのはおかしいの?

各市町村で赤ちゃんの1歳半健診というものをどの赤ちゃんも受けますが、この健診では、おもに身体の発達状態と、精神発達の度合いを見ます。

赤ちゃんの様子だけではなく、医師や保健師に保護者の心配ごとを相談できるという大切な場でもあります。

各市町村ごとで、実施する内容に多少違いはありますが、積み木をちゃんと重ねられるかを見たり、単語をいくつか言えるかを確認したり、そしてこの「指差し」が出来るかを見るということが一般的です。

1歳半健診で、指差しができない場合は、「要観察」もしくは「要指導」になる場合が多いようです。

他のチェック項目はきちんと出来ていて、指差しだけができないなどの場合は、保健師さんが総合的に見て判断してくれるので、そんなに心配することがないと思われますが、指差しをまったくしなくて心配の場合は、1歳半健診の前に、小児科などで相談するという方法もあります。

健診の場の子供の様子以外にも、家庭での子供の様子を聞かれる場合がありますので、事前に話す準備をしておくと良いでしょう。

1歳半になっても絵本の指差しをしないときは気軽に相談を!

指差しは、色々なものに興味が出始める1歳前後から行うようになることが多いです。

指差しの意味にも色々あり、「共有」「欲求」「応答・理解」という3つに分けられます。

  • 「共有」…例えば花を見てキレイと思って、それを教えたい気持ち
  • 「欲求」…おやつをとってほしい、飲み物がほしいという気持ち
  • 「応答・理解」…絵本などでニンジンはどこ?という質問に対して答える気持ち

この指差しは、子供にとっては重要なコミュニケーションツールであり、1歳6ヶ月健診でも指差しができるかどうかが発達状況を確認する要素のひとつになります。

ただ、この指差しだけが発達確認の基準にはならず、あらゆる方向から総合的に判断します。

赤ちゃんが指差しをしないときの練習について

子どもが自分から指差しをしてくれない時、親としては少し心配になることもあるでしょう。

1歳を過ぎても、指差しする傾向がなく、気になるときには、ママやパパと練習してみるということもひとつの方法です。

子どもに無理強いはせず、嫌がるようなら改めるのも大切です。

子どもは常に身近な存在であるママやパパの様子を見ています。

時にはしぐさを真似ることもありますので、子どもに「○○ちゃんはここにいるね」などと話しかけながら指差したり、自分を「ママはここだよ」と指差してみるという方法で、真似を始めることもあります。

または、子どもの前におもちゃをいくつか置き、好きなおもちゃはどっち?と聞いて選ばせてみる方法や、絵本を使い、読みながら、絵を指差ししてあげるというのも有効です。

この練習は、した方が良いとかいつから始めるのが良いなどは子どもによっても変わりますので、一概にはいえません。

気になるようであれば専門の医療機関でも相談に乗ってくれますので、検討してみることをおすすめします。

赤ちゃんの年齢によっても違う指差しの意味について

指差しが始まるのは、1歳前後は一番多いですが、その中でも比較的早い時期(9ヶ月から1歳頃)にする指差しは、自分が興味があるものや好きなものに対してすることが多いです。

例えば、散歩中に見かけた犬を見つけて「ワンワンだ!」というような意味の指差しです。
車が好きな子どもであれば、大きなバスを見つけて指差しすることもあります。

1歳を過ぎる頃には、欲求も今までよりはっきりしてきますので、自分の欲しいものに対して指差しして教えることも出てきます。

そして、1歳半のあたりから、自分の見つけたものや興味のあることを周りにも知ってほしいという「共感」の指差しが出始めます。

また1歳半頃には、複数の単語を言えるようになる時期ですが、まだうまくしゃべることができない子どもでも言うことの理解は出来ていることが多いです。

この場合、ママの問いかけに対して、指差しで答えようとする子どもがいますが、これが「応答」の指差しになります。

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