子犬の噛み癖や興奮する理由としつけの仕方やポイント
2018/10/18
子犬には噛み癖があったり、興奮しやすい犬がいますが、それはどうしてなのでしょうか?
では、子犬が興奮すると飼い主の手を噛むなどの行動にお困りのときは、どうしたらいいのでしょうか?対策とは?
また、興奮すると噛み癖のある子犬にはしつけが必要といいますが、どうやってしつけしたらいいのでしょうか?しつけのポイントとは?
そこで、子犬の噛み癖や興奮する理由としつけの仕方やポイントなどについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
子犬の噛み癖や興奮癖はどうして起こるの?
子犬の噛み癖や興奮する癖として、考えられる理由
まず、子犬は人間と違って四足歩行です。
話すことも出来ないので、口が手の代わりの役割を果たしています。
自分の気分や飼い主に対しての要求を、噛んだり吠えることで表します。
子犬特有の噛み癖として、歯や歯茎のかゆみを和らげるために行うことがあります。
子犬も人間の赤ちゃんと同じで、乳歯が抜けて大人の歯が生えてきます。
だいたい生後半年前後で起こることが多いです。
人間の赤ちゃんも、歯が生え始めてくる時期になると、おもちゃを噛んだりしていますよね。
これと同じことです。
気分から起こる噛み癖は、甘えたい気持ちのときや遊びたいとき、また不安や怒りという感情のときにも噛むことがあります。
噛むことは悪いことではありませんが、子犬のうちに噛んでいいものとダメなものをしつける必要はありますね。
興奮する癖は、子犬特有とも言えるでしょう。
これも人間と同じで、大人より子供の方がいろいろなことに興奮する傾向があります。
犬も成犬になると、だんだん落ち着いてくることが多いのですが、あまりにも興奮癖がある場合は、早めにしつけをしておきましょう。
興奮から他の犬に攻撃をしてしまったり、飼い主との関係を上手く築くことが出来ないということも考えられるからです。
興奮しすると噛み癖のある子犬の対策とは
興奮すると、コントロールが出来なくなって噛んでしまうという子犬に対しては、まず出来るだけ子犬が興奮する要素を減らすことです。
子犬はまだ赤ちゃん、あるいは子供で、一生懸命に新しい環境や家族の元で生活に慣れようとしています。
これは非常にストレスを感じる要素の一つです。
コミュニケーションのために子犬を構ってしまうと思いますが、出来るだけ必要以上に構うようなことはせず、大きな音を立てないように静かに見守っていきましょう。
子犬が慣れてくるまで、人間の方が気を遣ってあげる必要があります。
そして、なるべく噛ませないようにするということも。意識が必要です。
ストレスを感じての噛み癖だけでなく、甘えや遊んでという要求のときも同じです。
子犬をしつけるとき、いいことはたくさんオーバーなくらいに褒めてあげます。
しかし、良くないことは叱るよりも最初からさせないことがベストです。
子犬が噛む対象を定めると、一瞬ではありますが対象物を凝視します。
その瞬間に、出来るだけ気付いてあげることが大切です。
子犬が興奮すると噛み癖があるときの対処法
犬の興奮状態から噛むというのは、ほとんどが遊びから始まることが多いです。
傷付けようとか悪意は一切なく、純粋に遊んでいるうちにだんだん興奮してきているのです。
その興奮が高まってくると、テンションが上がってしまい強く噛んでしまうことがあるということなのです。
犬同士で遊ぶときは、自分たちで休憩をしながら興奮状態を調節しています。
しかし、飼い主と遊ぶと休憩がなく、興奮した状態がずっと継続していくのです。
なので、犬が興奮しているときは、まず落ち着かせてあげるようにします。
お手やお座りといった、しつけの動作で落ち着かせることがいいでしょう。
しかし、基本的なしつけがまだ出来ていない子犬の場合は、強制的に落ち着かせるようにします。
子犬が高い興奮状態になってきたら、一旦飼い主は部屋を出ます。
最初は何故なのか理解出来ませんが、何度も繰り返し行ううちに噛みそうなくらい興奮すると、遊んでもらえないということをわかっていきます。
怒ったり叱ったりすることは、逆効果なのであくまでも冷静な対応をしましょう。
噛み癖のある子犬の興奮を落ち着かせる方法は?
子犬が興奮しているときに、落ち着かせる方法としていくつか紹介していきます。
- しつけ
まずはお座りをさせます。
高い興奮状態だと、なかなか素直に応じてくれないこともありますが、少しでもお座りの姿勢を見せたらたくさん褒めてあげましょう。
次に待てをします。
リードを引っ張りながら待てをさせます。
待ても最初は素直に出来ないこともありますが、出来たときには思いっきり褒めてあげます。
褒めてもらえた喜びの方が勝って、だんだん興奮した状態が落ち着いてきます。 - おもちゃ
おもちゃを使って遊ぶことは、子犬も成犬も喜びますよね。
だんだん楽しくなってきて、興奮するのですが、噛まれたときに飼い主は痛いのだということを教えてあげます。
興奮する癖と同時に、噛み癖のしつけもすることが出来ます。 - 飼い主が無視する
少しかわいそうな方法ではありますが、飼い主が子犬を無視すると、当然ですが不安を感じます。
興奮したときに無視するということを、何度か繰り返すと、たくさん興奮してしまうとダメだということを学んでいきます。
興奮すると噛み癖のある子犬にはきちんとしつけをしよう!
子犬の時期というのは、怒ることは出来るだけ避け、のびのびと過ごせることが大切です。
家族と一緒に出かけたり、遊んだりして、いろいろな経験や感情を共有するのです。
そして大切な家族の一員だということを、理解してもらいます。
興奮をするのは、子犬にとって楽しく嬉しい時間なのです。
だから興奮してしまうのです。
しかし、今までは興奮するようなことでも、だんだんそれが生活の中で普通のことなんだという認識が出てくると、自然と興奮することは少なくなります。
甘えたいときはたっぷり甘えさせ、遊びたいときは思う存分遊んであげるという気持ちを満たしてあげることも必要です。
あくまでも犬と飼い主という主従関係は崩さずに、家族の一員として過ごしていきましょう。