猫の父親は子育てしない!母猫の役割や猫の子育て期間について
2019/04/07
猫の父親は子育てには普通参加しません。猫の世界では、子育ては母猫だけがするものなのです。では、母猫はどのようにして子猫を育てているのでしょうか?
そこで、猫の子育てについて、父親は子育てに参加しないことや子育てする母猫の役割、子育てに加わらない父親猫と子猫の関係、人間に飼われている猫の場合や母猫の子育て期間などお伝えしていきましょう。
これを読めば、猫の世界での子育ての仕方や父親猫と母親猫のそれぞれの役割がわかります。猫好きの人はぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
猫の世界では父親は子育てに参加しない
人間は、父親と母親の両方で役割分担をしながら共に子供を育てることが多く、イクメンという言葉もあるほど父親も積極的に子育てに関わるという意識も強いですが、猫の世界ではどうなんだろうと気になりますよね。
母猫は父親に頼らない生き方
猫というと、愛らしい仕草やマイペースな行動のイメージが真っ先に浮かびますが、猫には人間で言うところの「家族」という考えはありません。
交尾をした後は、「俺の役目は終わったのさ」とでも言うように別のメス猫を探す放浪の旅に出かけます。
昔で言うところのプレイボーイの生き方みたいですね。
オス猫の本能は、自分の子孫を残すことなのでこれは当たり前のこと。猫の習性では人間のような親子関係は築かれないのです。
母親、父親それぞれが自分の生き方をするというのが猫の生き方。そして、母猫は強くたくましく父親に頼らずに生きていくのです。
父親なしで子育てする母猫の役割とは
母猫が子供を甲斐甲斐しくお世話している風景はよく見るものの、父猫が子供の世話をしているのはあまり見かけないですよね。
これは猫の本能が関係しています。
赤ちゃん猫が巣立つまでは母親がすべての子育てを担う
発情期を迎えた猫が子供を産むのは、一度に3~5匹が一般的ですが、母親の体が大きければもっとたくさんの子供を産むこともあります。
母猫は本能的に子供を守るため、まだ赤ちゃんの猫を外敵から守るためずっと近くでお世話します。
人間のように結婚制度がない猫社会では、生まれてくる子供の父親が全部違うということも珍しくはありません。
そのため、母猫は父猫に育児を手伝ってほしいという意識はほとんどないのです。
母猫が子供を育てる時お世話の中でもっとも重要と言われるのが排泄物の処理です
人間の赤ちゃんでも、母乳を与えたり、オムツ交換をするなどのお世話をしないと生きていけませんよね。
猫の赤ちゃんも同じす。
特に猫の赤ちゃんの場合は、母猫が赤ちゃん猫の肛門をなめて刺激を与えることで排泄がスムーズに行えます。
赤ちゃん猫が外に出ても、自分の力でちゃんとやっていけるまで、母猫は毎日赤ちゃん猫のお世話を続けるのです。
猫は父親猫が子育てに加わらないのが普通のこと
猫の父親は、生まれた子供が自分の子供かどうかなんてことは重要ではありません。オス猫は、本能として自分の子孫を残すことが何よりも大切です。
自分の子供だからといって、積極的に育児に参加するオス猫は稀です。
イクメン猫は飼育環境で見られることも
私達人間のように、一夫一婦制ではない猫社会では、発情期にメスが複数のオス猫と交尾をして子供が生まれるということも少なくありません。
そのため、自分の子供と認識すること自体がないのです。
人間に当てはめて「父親猫って、冷たいんだな」と感じてしまいがちですが、猫の本能なので仕方のないこと。
野生の猫は猫の本能が働くので父親猫が子育てに参加するということはあまりありませんが、飼育されている猫ではオス猫であっても子猫に愛情をかける場面が見られることもあります。
人間の飼い主のことを母親だと思い続ける
ひとめ見た子猫の愛らしい仕草や表情に胸がキュンとなり、そのまま飼うことになったという飼い主さんは多いのではないでしょうか。
猫は家の中で飼育する人気の動物ですが、室内で飼育する動物の中でも、もっとも野生に近い生活をすると言われています。
犬のように飼い主さんの言うことに従順と言うよりは、気分のおもむくままに自由に生きているという印象が強い猫。
お腹がすけば飼い主にゴロゴロと喉を鳴らして甘えてくることもあれば、いくら名前を呼んでもまったく寄ってこないこともあります。
そのギャップが猫好きさんにはたまらない行動のひとつでしょう。
赤ちゃんのうちから人間に飼われることになった猫は、一日のうちで一番顔を合わせる飼い主のことを自分の母親と思うことが一般的です。
なかでもはじめての発情期を前に、避妊手術をおこなった猫は、その先もずっと子猫の気分のまま、飼い主さんを母親と思い甘えることが多いようです。
猫の成長により母猫の子育ても終わります
人間の社会では、社会人になっても働かずに親のスネをかじって生活をするような人をニートや親のすねかじりと言われたりもしますが、猫社会においてはこのような親子関係はあり得ない!と一刀両断されてしまいます。
猫は生後半年で社会に出される
母親猫は子猫に愛情をたっぷりかけてお世話をしますが、それは子猫が社会に巣立つまでの期間限定の行為です。
子猫は、生まれてから半年くらいで、ようやく一人前になります。
人間でいうと、成人式を迎えた頃でしょうか。
一人前になった猫に用はない!と言わんばかりに、それまで優しかった母猫が態度を一変し、急に冷たくなったり威嚇することもあります。
一見冷たいと感じるこの行動は、メス猫が次の発情期に備えているためです。
ずっと子育てに時間を取られていては、発情期を逃してしまいます。そのため、母猫は生後半年で子育てを終え、親子関係を解消するのです。