壁紙の修復方法！剥がれを自分で直す方法とキレイに仕上げるコツ

壁紙の剥がれは早めに対処するのがおすすめです。そのうち直そうと放置してしまうと、さらに剥がれる部分が広がってしまう場合もあり、修復は余計に大変になってしまいます。
そこで、壁紙の修復方法や、直すコツをご紹介します。
直し方にはいくつかの方法があります。どの直し方が適しているか、剥がれの状況を確認して、早めに対処しましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

剥がれた壁紙の修復方法、剥がれた部分を貼り直す方法

長年家に住んでいると、天井の隅や床の隅から壁紙が剥がれてきて気になることがありますよね。壁紙は特殊な接着剤を使って壁に付いているため、壁紙を貼り直そうと普通の糊を付けても上手く付きません。

壁紙は、文字通り紙製なので、裏の糊が乾燥や劣化で粘着が弱くなったり、取れてしまうことがあります。また、施行不良が原因で壁紙が剥がれることもありますし、室内の湿気が高いことが原因ということも。

剥がれた壁紙は、見た目も良くないのはもちろんですが、剥がれたところを引っ掛けて余計に剥がしてしまったり、剥がれたところから汚れが付くこともあるため、早めに対処したいものです。

壁紙が剥がれる原因と修復方法

壁紙の剥がれた部分を修復するためには、剥がれた壁紙を元の状態にそのまま貼り直す方法がもっとも一般的な方法です。

剥がれた壁紙の面積が少なければ、再度接着すれば元の状態に戻すことが出来ます。

綺麗に壁紙を貼るためには、剥がれた壁紙に残っている接着剤をできるだけ綺麗に取ることがポイントです。

この作業を怠ってしまうと、新しく付けた接着剤がきちんとくっつきません。

壁紙を貼り直す時は、空気が入らないように注意しながら壁に密着させます。

接着剤が壁に密着するためには、時間がかかりますので、壁紙をくっつけた後は、ピンなどで壁紙を固定して時間をおくことがおすすめです。

剥がれた壁紙を新しい壁紙に修復する方法

古い壁紙がただ剥がれたのではなく、穴があいたり傷が付いてしまって修復が難しい場合は、新たに違う壁紙を貼り直して修復する必要があります。

剥がれた箇所の上から前の壁紙に近い壁紙を新たに貼り直す方法

家の完成時に、ロスした壁紙を置いていってくれる場合がありますので、そのような時は、補修として壁紙を使うことが出来ます。

でも、日焼けや劣化で色合いが変わってしまった壁紙の場合は、新品の壁紙を貼ると、返って貼った箇所が目立って不自然になってしまうことがあります。

そんな時は、ホームセンターなどで、剥がれた壁紙と出来るだけ近い色の壁紙を購入すると良いでしょう。

ステッカーや壁紙シールで剥がれた壁紙の修復

小さいお子さんが壁を汚したり、傷つけてしまうことは少なくありません。

壁紙が剥がれた部分に、ウォールシールなどでデザインして隠す

子供部屋などの場合は、可愛らしいウォールステッカーを剥がれた部分に貼ることで、剥がれた部分を隠す他、部屋の印象を変えられるというメリットもあります。

小さい物からインパクトのある大きなステッカーまで種類が揃っているので、好みに合わせてウォールステッカーを選んでみるのも楽しいでしょう。

壁にきちんと貼れて、剥がす時も綺麗に剥がせる壁紙シールもありますので、腰高の位置まで、レンガ調や木目調の壁紙シールを思い切って貼ってみると、部屋の雰囲気がグッと変わりオシャレになります。

壁紙にめくれグセが付いている時の対処法

壁紙のめくれは一度気になると、どうしてもそこへ目が行ってしまい落ち着かないですよね。少しのめくれだから簡単に直せると思いがちですが、壁紙にめくれグセが付いていると壁紙に密着してくれません。

壁紙のめくれグセは熱で修復する

めくれグセがしっかりと付いてしまっている場合は、「熱」で対処する方法がおすすめです。

めくれグセがそれほどひどくない場合は、壁紙にドライヤーの温風を当てることで、髪にクセを付けるのと同様に、めくれグセを直すことが可能です。

ドライヤーでもめくれグセが直らない場合

アイロンを上から押し当てる方法が効果的ですが、高温のアイロンを直接壁紙に当ててしまうと、壁紙が焦げてしまうこともあります。

アイロンで壁紙のめくれグセを修復する時には、壁紙とアイロンの間にクッキングシートなどの紙を挟み、低温から行うようにしましょう。

壁紙が剥がれてしまう原因

最初は、少しの剥がれで見て見ぬふりしていても、気が付いた時には剥がれている面積が大きくなっていることもあります。家の壁紙の剥がれやめくれは珍しいことではなく、むしろ長年家に住んでいれば起こりがちなことです。特に、壁紙の耐用年数はメーカーにもよりますが、5年から10年とも言われています。

壁紙の収縮が大きな原因

新築の時は気にならなかった壁紙の汚れも、生活をしていれば汚れが傷が付いてしまうことは当然のこと。

普段のお手入れの状態によって、綺麗に使うことはできますが、いつまでも新品の状態とはいきません。

壁紙が剥がれる大きな要因は、壁紙の収縮です。

壁紙は、紙で出来ているので、空気に含まれる水分を吸うと伸び、乾燥すると縮みます。
長年、この収縮を繰り返すことで壁紙は劣化し、隅や端から剥がれてしまうことがあるのです。

特に、家の中でも湿気が多い洗面所やキッチン周り、窓の近くの壁紙は剥がれやすい場所です。