テニスの練習メニュー!子供におすすめの練習とポイント
2019/03/16
テニスに初めて触れる子供に対して、どんな練習メニューが良いのか頭を悩ませていませんか?
子供にしっかり教えようと練習メニューを考えて、ラケットの振り方といった技術ばかり指導しても、子供は飽きてしまいます。
子供にはまず、テニスの楽しさを教えることが一番です。技術はそれからでもいいのではないでしょうか。
子供も楽しめる練習メニューや指導のポイントをご紹介します。
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この記事の目次
テニスの練習メニューを子供向けに考える時のポイント
子供が始めて何かやるという時に大切なのは、子供がやりたいという気持ちがあるか、上手になりたいか、楽しいと思えるかが大切です。
やってみようかなと思っても、全然できなかったりしたらテンションが下がって面白くないと感じ、もうやりたくないという気持ちに繋がります。
しかし最初はできなくて当たり前で、それを出来るようにするためのものが練習です。
その練習を楽しくできるかも大切ですが、なぜ出来ないのか、どうしたら出来るようになるのか考えて、工夫して練習する事も必要になってきます。
また、楽しく続けたいがあまり、自己流になってしまうと、変に癖が付いてしまい、一定以上は上達しにくくなってしまう事もあります。
楽しく面白がってやっていても、いつまでも上達しなくても飽きてしまいつまらなくなってしまいますので、ある程度は真剣に練習してほしいって気持ちもあるかと思います。
でも、やっぱり楽しい事が1番大切です。
細かく指導してしまったり叱ったりしてしまうと、面倒になったりつまらなくなってしまいます。
年齢別にも、その子の運動能力によっても練習メニューは違ってきますが、楽しいかがポイントです。
楽しくテニスが出来るようにご紹介していきますので、あった方法を探してみましょう。
テニスに始めて触れる子供におすすめ!風船を使った練習メニュー
まずは全くの初心者で、未就学児や小学低学年位の子、テニスが初めてで運動も苦手、とりあえず遊びで楽しんでできるテニスをしたい子におすすめなのが、風船を使った練習メニューです。
テニスのラケットは、その子の手の大きさに合わせたサイズのものを選びましょう
重すぎないものが扱いやすいです。
テニスのボールだと、重たさがあるので打つのも力がいるし、早さもあるので難しいです。
風船ならゆっくりと飛ぶので、どのようにラケットの面を当てればいいのか、考えて調整して打てます。
風船自体も軽いので腕や手などに負担もかかりにくいです。
まずは風船で、飛んでくるボール(風船)をよく見る事、どう動いてどう打てばいいか考えて身体を動かすこと、打てた達成感を得て楽しいと思えること、テニスが好きになる事から始めましょう。
飛んでくるボールが風船なら怖い気持ちもないはずなので、(割れてしまった時はビックリしてしまうかと思いますが)逃げ腰になる事もありません。
子供のテニスの練習メニュー、始めはボール遊びから始めよう
風船で慣れてきたり、もう少し大きなお子様なら、ボールをスポンジのものにしてみましょう。
スポンジは当たっても痛くなくて軽いですが、風船よりも少しだけ、ボールの動きや打った時のラケットの角度による動き、感覚などが本物に近づいて難しくなってきます。
スピードも少し上がるので、ボールをより、よく見る事に繋がります。
また、思いっきり打てば遠くにボールがいって軽く打てば手前にボールが落ちるなどの力加減や、ラケットの角度でどのように飛ぶかも分かるようになってきます。
ボールを打つタイミングも、ボールのスピードに合わせて調整したりするテクニックなどが身に付いたり、ラケットの動かし方も上手になってきます。
子供にとってラケットとボールを使っての遊びも大切です
ラケットの持ち手(ラバー)を握ったままラケットの面で、ボールをポンポンと上下に跳ねさせたり、そのポンポンする時に、ラケットの面を裏表とひっくり返したりする事で、角度によっての飛ぶ方向やまっすぐ飛ばし方が分かってきます。
家でもできるテニスの練習メニュー
家でもできるテニスの練習方法があれば、テニススクールが休みの日や雨の日でも嬉しいですよね。
先ほどご紹介した、ラケットとボールを使っての遊びも家の中でも出来るかもしれませんが、ボールがあちこち飛んでしまう事が多いため、周りに気をつけないといけません。
一人でも出来ますが注意しましょう。
練習用としてラケットとボールがヒモで繋がれているものもあります。
一人でも、親子でもできる練習メニュー
素振り
素振りは癖がつきやすいです。
正しいフォームが出来ているか確認する人がいて伝えてもいいですし、動画に撮ってチェックしてもいいでしょう。
特に動画に撮っていれば、お子様が自分で客観的に見れるのでおすすめです。
試合を見る
テレビやDVDはもちろん、ネットなどでもテニスの試合を見れます。
手足の動かし方はもちろん、実際の試合を見る事でイメージもわきやすくなります。
スマッシュの練習
枕やクッションなどを使用してもいいですし、親子でハイタッチなどして練習としてもいいでしょう。
子供にテニスを教える時にやってはいけないこと
子供は、何かをやる時は楽しくやる事が1番です。
テニスが嫌にならないために
楽しませる
興味を持って、楽しそうだと思う事が、根気良く続けるきっかけになるし上達へ繋がります。
また、飽きないように親子で一緒に楽しむ事が大切です。
口うるさく言わない
上達してほしいという気持ちから細かくアドバイスをしすぎてしまうと、口うるさいと思われてしまいます。
あまり細かい事を何度も言われると面倒になってしまう可能性があるので気をつけましょう。
出来ない事に怒らない
なかなか上手くいかないからといって、教える方が苛々してしまっては、聞く方もテニスが嫌になってしまいます。
少しずつ出来るように工夫していきましょう。
プレッシャーを与えない
プレッシャーがかかると重荷になってしまい精神的に苦痛になってしまいます。
例えある程度出来るような子でも、本人の意思を尊重して、期待しすぎないようにしましょう。
テニススクールなども無理強いはせずに、子供が自分から興味があるならやらせて、続けたいなら続けさせるというスタンスでいましょう。
親子で楽しく練習をして、テニスが好きになってもらいましょう。