ワッペンにはアイロンやドライヤーを使った剥がし方が効果的です
2019/03/03
幼稚園に通う子どものためにかわいいアイロンワッペンをつけても、新しいものに替える時には剥がす必要があります。
しかし、剥がし方に気をつけないと上手に剥がすことはできません。
今回は、アイロンワッペンの上手な剥がし方とコツについて説明します。アイロンワッペンはアイロンやドライヤーを使って剥がすようにしましょう。
また、剥がした後にのりが残ってしまった場合の剥がし方についてもご紹介します。どうしてもとれない場合は「隠す」こともおすすめです。
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この記事の目次
ワッペンをきれいに取るためのアイロンを使った剥がし方をご紹介します
ワッペンを貼り付けるときにアイロンを使いますよね。これはワッペンについてある接着剤がアイロンの熱で溶けて衣類に貼りつき、接着剤が冷えて固まることで洗濯しても取れないくらいしっかりとくっつくようになっています。
ワッペンを剥がしたいときは、またアイロンを使うのが一番です。アイロンで熱を加えることでワッペンの接着剤が溶けてゆるみますので、そのタイミングでワッペンを剥がします。
ワッペンに使われている接着剤によってはアイロンの熱だけでは剥がれないこともありますので、その場合は水で濡らしながら剥がしてみてください。
ワッペンをアイロンで剥がす方法
衣類やワッペンの上から直接アイロンを当ててしまうと、場合によっては生地が変色したり傷めてしまうこともあります。あて布を使うようにしてください。
衣類のワッペンの上にあて布をしたら、上からアイロンを当てて熱を加えます。
温まった頃を見計らってワッペンを端から剥がしてください。
剥がれなかったときは、水で濡らしてから剥がします。ワッペンにアイロンのスチームを20~30秒程当ててワッペンを温めたら、ワッペンを端から剥がします。
アイロンにスチームがついていない場合は、ワッペンの上に濡らしたタオルを乗せて、その上からアイロンの熱を加える方法でも良いです。
アイロンではなくドライヤーを使ったワッペンの剥がし方もあります
熱で貼り付けたワッペンなら、アイロン以外にもドライヤーを使う方法もあります。アイロンのように熱を加えて温めることで接着剤を溶かします。
ワッペンをドライヤーで剥がす方法
ワッペンから10センチほど離してドライヤーの温風をあてます。ワッペンが温まったところで端からゆっくりと剥がしていきます。
ドライヤーのときもワッペンがかなり熱くなりますので、やけどに気をつけてください。
アイロンはアイロン自体が温まるまで待つ必要がありますが、ドライヤーなら手軽にすぐ使うことができます。アイロンを用意するのが面倒な場合は、ドライヤーを使うのも手です。気軽にできますので、まずは試してみてください。
アイロンを使ってワッペンを剥がす時のコツと注意点について
アイロンを使ってワッペンを剥がすときは、衣類の生地を傷めたりダメージを与えないようにしてください。
アイロンをかけるときのように、ワッペンの上でアイロンを滑らせてしまうと剥がしにくくなってしまいます。
アイロンの熱を利用しただけなので、ワッペンの真上にアイロンを乗せるだけにしてください。上から強く押してしまっても剥がしにくくなります。
ワッペンを剥がすときは、端から丁寧に剥がしていくようにします。温まっているうりにく剥がそうと無理に引っ張ってしまっては生地を傷めてしまいます。ワッペンに使用している接着剤は洗濯などをしても剥がれないように強力である場合があります。無理に引っ張ると生地がヨレたり伸びてしまいます。ピンセットなどを使って、端からゆっくりと丁寧に剥すようにしてください。
ワッペンを剥がした後に残ったのりの剥がし方と取れなかった時の対処法
ワッペンを剥がしたものの、衣類に接着剤が残っていまうこともあります。この残った接着剤は完全にキレイに取り除くことは難しい場合がありますが、目立たなくすることならできます。
ワッペンを剥がした後に残った接着剤の剥がし方
残った接着剤もまた、アイロンで熱を加えて温めることで取りやすくできます。
- いらない布を用意して、少し湿らせてください。
- 接着剤の部分に湿らせた布を当てて、アイロンで温めます。
- 少し冷やして乾かしてから、布をゆっくりとめくります。
布に接着剤の残りを移して取り除く方法です。残った接着剤を指でこすったりすると生地を傷めてしまいますので、まずはこの方法を試してみてください。
これでも取れない場合は、消毒用エタノールを使います。綿棒に消毒用エタノールをつけたら、残った接着剤の上から擦っていきます。生地を傷めないように少しずつこするようにしてください。キレイになるまでポロポロと剥がしていきます。
どうしても接着剤が残ってしまって気になる場合は、接着剤の残りが全部隠れるくらいのサイズのワッペンを上から貼ってしまうという方法もあります。接着剤の跡が目立つくらいなら違うワッペンで隠してしまう方が良いでしょう。
粘着力がなくなったワッペンでも再利用する方法があります
剥がしたワッペンもお気に入りなら捨てずに再利用したいものですよね。一度剥がしたワッペンはアイロンを使っても貼り付けることはできないので、その場合は接着剤を用意しましょう。布製品に使える布用ボンドが便利です。
布用ボンドはアイロンがなくてもしっかりと貼り付けることができます。ワッペンが剥がれかかった場合にも使うことができますので、ひとつあると便利です。
布用ボンドは専用のヘラを使って薄く伸ばしてください。つけすぎるとワッペンからはみ出して、カピカピになってしまいます。
布用ボンドの他に、両面接着シートも便利です。ワッペンの形に合わせて接着シートをカットしたら、ワッペンの裏に貼ってから、衣類に貼ります。その上からアイロンをあててしっかりと貼り付けてください。
ボンドや接着シートを使わなくても、縫いつける方法もあります。少し手間はかかってしまいますが、縫いつけた方がボンドや接着シートを使うよりも剥がれにくくなります。ワッペンを剥がしたいときも、接着剤が残ってしまう心配もありません。
ボンドなどの接着剤を使うことに抵抗がある人にもオススメです。
ワッペンを上手に剥がすことができたら、衣類もワッペンの方もまた使うことができますよね。ぜひ、試してみてくださいね。