猫が反応する音はこんな音!好きな音と苦手な音
2018/12/07
猫は人間の約10倍耳がいいと言われます。耳が良いと言われる犬よりも耳が良いのです。
ですので、普段私達人間には聞こえないような音も猫たちには聞こえていることになります。
そんな猫は、やはり音に敏感で、音によってテンションが上がったり、逆に怯えたりという音があります。
猫が反応する音にはどのようなものがあるのでしょうか?
猫が好きな音と、苦手な音をご紹介します。
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この記事の目次
猫にも好きな音はある。猫の反応がいい音
音が与える影響は大きいですよね。
不快となる音の中ではストレスを感じますし、心地いい音の中では非常にリラックスした気持ちになります。
人間でもそうですから、耳のいい猫にとってはさらに音は重要なものです。
耳のいい猫のために、好きな音を紹介していきます。
高く小さな声は猫好み
猫は女性の少し高い声が好きです。
大きな音は苦手なので、小さな声で話しかけてあげると喜びます。
高く小さな声で優しく話しかけるうちに、猫の方から近付いてきてくれるでしょう。
ビニールなどの音に反応
ビニール袋のカサカサとした音は独特です。
他のものでは同じような音が出ないですよね。
猫はこのカサカサという音を非常に好む性質があります。
おもちゃにあまり興味を示さないようなら、ビニール袋で遊んであげてみるといいですね。
テンポの速い音が気になる
テンポの速い音楽などを聞かせると、猫は喜ぶ傾向があります。
これは猫の心音が速いということが、大きく関係しているようです。
音楽だとロックのテンポに匹敵するのだとか。
小さめの音でロックを聞かせると、とても喜んでくれるでしょう。
猫の反応がいい最近話題の音
ある大学で猫のために研究された音楽があります。
人間より1オクターブ高い周波数の音で、テンポは猫が発するゴロゴロとした音や授乳をする速さに合わせているそうです。
その結果、猫は非常に強い反応を示し、音の出ているスピーカーに体をこすりつける程の行動を見せました。
しかも複数の猫が、このような行動を見せたのです。
まさに猫のための、猫がいい反応をする音楽と言えるでしょう。
反対に人間が聞いていて心地いいと感じる音楽には、ほとんど興味を示さず、反応もなかったそうです。
しかし猫にも個人差があり、飼育されている環境の違いもあります。
飼い主が毎日のようにお気に入りの音楽を聞いていると、猫も反応を示すことが多く、興味を持つようになります。
最近では猫の喜ぶ音のアプリもあるので、聞かせてあげるといいですね。
逆に猫が怖がる反応をする音
猫が嫌がったり怖いと感じる音
それは大きな音です。
猫は耳が非常にいいので、人間が思っている以上に大きな騒音に聞こえてしまうのです。
日頃から耳にするようなドライヤーや掃除機の音は、体に響くような迫力があり、怖いと感じてしまうことが多いです。
他にもインターホンの音や電話の音も、日頃から耳にしまうが大きくて驚いてしまう音です。
雷や花火などの聞き慣れていない大きな音は、さらに嫌だと感じる音です。
人間の男性の低い声も猫は好きではない
怖いと感じる音の一つです。
男性が話しかけるときは、小さな声で優しく話しかけるようにしましょう。
このように低い音や大きな音は、猫以外の動物の多くが怖い・嫌だと感じます。
反対に高い音は、動物の多くが喜びや興奮を感じる音です。
猫を怖がらせないために、出来るだけ低い重低音は控えたいものですね。
猫は男性の声が苦手と言われる理由
猫はなぜ、人間の男性の声を嫌がるのでしょうか。
猫にとって男性の声は、低くて大きな怖い音に聞こえています。
低くて大きな声は、本能的に自分よりも大きく強い動物だと感じ、自分が捕獲されてしまうのではという恐怖に変わります。
低い音や声は、威嚇している敵だと感じるので、人間の男性の声は怖がってしまうのです。
猫自身も威嚇しているときや、怒っているときは、普段よりも低い声を出して警戒します。
このような自分の行動と、重なって考えている部分もあるのかもしれません。
人間の男性が猫との距離を縮めたいときは、足音を大きく立てない・体を小さくして近寄る・高めの小さな声で話しかけるという点に気を付けるようにしましょう。
時間はかかるかもしれませんが、徐々に心を開いてくれるでしょう。
猫が掃除機を怖がらないように飼い主が心掛けること
猫にとって大きく低い音を発する掃除機は、敵だと思ってしまうくらい恐怖を感じる対象です。
人間でも掃除機の音は大きく感じるので、猫にとっては耐え難い音です。
猫に少しでも恐怖を感じさせないように、飼い主として気をつけてあげる必要があります。
例えば猫に対して、「これから掃除機するよ」と優しく教えてあげましょう。
だんだん意味を理解し、自分から音が聞こえにくい場所へ移動してくれるようになります。
またほうきなどでゴミを一箇所に集め、そのゴミを一気に掃除機で吸うようにしたら使う頻度も時間も短縮することが出来ます。
掃除機の音を発する時間を少なくしてあげるということも、効果的な対策です。
最近では音のほとんど出ないような、自動掃除機もあるので、あまりに怖がるようならこのようなタイプを使ってみるのもいいですね。
音の出ない自動掃除機となら、仲良くなって遊ぶようになる猫もいるくらいですよ。
猫と人間が音の中で共存するために
人間にとっては何気ない生活音でも、猫にとっては非常に怖い気持ちになったり、強いストレスを感じる場合があることがわかりました。
猫と人間が同じ空間で、心地よく共存するためには配慮が必要です。
掃除機や電話の音は、人間にとっても耳につく音なので、わかりやすいと思います。
しかし他にも私たち人間から発する音の中に、猫にとってはストレスとなる音があるので意識してみましょう。
あまりにも何気なくて、今まで気が付かなかったという人も多いと思います。
猫は人間のくしゃみに驚く
生理現象なので、あまりに無意識にしていたと思います。
特に男性のくしゃみは、低く破裂音のように聞こえて本当に怖いようで、逃げ出す猫も珍しくありません。
くしゃみが出そうなときは猫との距離を保ったり、口を塞いで音を最小限にするなど工夫してあげましょう。
手を叩く音は苦手
猫を呼ぶときに、パンパンと手を叩くことありませんか。
これは猫にとって非常にストレスです。
他にもテレビを見ていて、ついつい盛り上がったときなども、無意識に手を叩いていることがあると思います。
そのたびに猫はビクッと小さな体をこわばらせているのです。
ため息も猫は好きではない
深く息を吐くようなため息も、猫にとっては嫌なのです。
本能的に威嚇されていると感じてしまい、強い警戒心を抱く音に聞こえます。
猫の前ではため息ではなく、笑顔でいたいですね。