年少の運動会は踊らない子がいて当然!親は見守る姿勢で
2018/12/05
年少で経験する初めての運動会。周りが踊っているのに我が子だけ踊らないとなるとショックですよね。
年少の子が運動会の練習で踊らない、嫌がるのはなぜのでしょうか。運動会で踊らないかもしれない年少の子に親としてできることは?
踊らないからといてダメ出ししてはいけません。
年少の運動会は、終わって楽しかった!と思えるようなものにすることが大切なのです。
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この記事の目次
年少の子が運動会の練習で踊らない、嫌がるのはなぜなのか
幼稚園に入ってはじめての運動会、子供よりも親が緊張してしまったり、楽しみにしていたりしますよね。
でもいざ踊りが始まると、我が子は踊らない。先生に促されても嫌がる素振りを見せているように感じます。
どうして練習してきたのに踊らないのか?
嫌がる理由は何でしょうか?
考えてみると、それは大人と同じ理由だということが考えられます。大人だってダンスが嫌いだったり、上手く踊れなかったりする人がいますよね。
また上手く踊れなくても楽しめる人がいる半面、その事が嫌で全然踊りたくなかったりと気持ちは複雑です。
見るのは好きだけど、自分が踊るのはちょっと。という方もいらっしゃるでしょう。まさしく子供も同じです。子供だからみんなが踊りが好きというわけではないのです。
年少のうちは運動会で踊らないこともある
運動会が近づくと、先生との連絡帳にも練習の様子が毎日のように書かれるようになってきます。踊りが上手になりました。楽しく踊っています。というように、安心できる内容が書かれていたのに、本番を迎えると全然踊らない。しかも泣き出しそうな顔をしています。
それは年少ならでは、よくあることです。今までどんなときもほぼお母さんと一緒、そんなまだ3才の子供が幼稚園に行くようになり、お母さんと長く離れる時間を持つようになります。
普段は幼稚園での生活に慣れて、泣かなくなっても、運動会などでお母さんの顔を見ると恋しくなってしまうのです。
年少は踊りよりも今すぐお母さんのところへ行きたい
そんな気持ちになってしまうんですよね。
そんな年少さんも、日に日に成長をしてお母さんを目にしても、幼稚園での生活を普段どおりに過ごせるようになってきます。
運動会に踊りが踊れなくても、叱ったりせずにそんな子供の気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
運動会で踊らないかもしれない年少の子に親としてできること
うちの子は緊張するタイプ!運動会では踊らないことも予想がつく。そんな年少のお子さんをお持ちのお母さんが、親としてできること。
それは運動会当日なら、もうどんと構えるしかありません。年少さんは、先述したようにまだまだお母さんが恋しい時期、そしていつも一緒にいたお母さんとは一心同体です。
そんなお母さんが父母席から心配そうな顔で見ていると、子供も心細くなってしまいますよ。心とは逆でも子供には、ゆったりと構えて出来るよ!大丈夫!というお母さんを見せること。そんなお母さんの姿を見れば、お子さんもリラックスをして、踊りを踊ることが出来るでしょう。
また普段から、子供に自身がつく声がけをしてあげることも大切です。もし失敗をしてしまっても、大丈夫!次はきっと出来る。そう、声がけをするだけで、子供は本当に自信に繋がり出来る気がするものです。
肯定する、そして子供の気持ちに共感する事を、普段から心がけて接してみましょう。
運動会で踊らない子も親の言葉かけ1つで変わる
いつも、子供にどんな言葉かけをしていますか?出来て当たり前、出来ないときだけ言葉がけをするのではなく、出来た事にフォーカスを当ててください。
出来たら思いっきり褒める!褒められると嬉しい、楽しい、また挑戦したい。そんな気持ちが湧き上がってきます。
もちろん失敗してしまうこともありますが、失敗したことは大した問題ではなく、挑戦したことに意味があるのです。
すごいね!よく出来たね。そんな言葉がけを普段から習慣にすること。それは子供の自信につながっていきます。
もし、うちの子は褒めてもピンと来ていない。そう感じたら、褒める言葉を変えてみましょう。
子供が大好きなものに例えて、〇〇みたいでカッコいいね!そんな、褒め言葉が一番心に響く場合もあります。
運動会で失敗したらお母さんが悲しくなる。そう思うよりも、子供には楽しく踊ったら、お母さんも楽しそうにしてくれる、喜んでくれるそう思ってほしいですよね。
年少の初めての運動会は楽しいと思えるものにすることが大切
子供が大きくなっても、運動会という大イベントはいつまでも心に残る思い出です。
その思い出は、親としては楽しいものであってほしいのは、言うまでもありません。
そして運動会を楽しいものだと思うかどうかは、年少さんのはじめての運動会が楽しかったかどうかも影響してきます。
楽しい思い出があれば、少々踊りが失敗しても、踊れなくても年中さんの運動会が楽しみになりますよ。
そうして続いた思い出は、小学校にも受け継がれて、やっぱり運動会が好き!楽しい!という思いにつながっている気がします。
我が家の子どもたちは決して運動神経がよくありませんが、運動会にはたまにしか会えないおじいちゃんやおばあちゃんが来てくれること、その日はいつもよりも大きなお弁当をみんなで楽しく食べることが、何より嬉しいらしく運動会を楽しみに過ごしていました。
競技に失敗しても、よく頑張ったね。その一言をいつもかけ続けてくれた、おじいちゃん、おばあちゃんには本当に感謝の一言です。
ぜひお母さんやお父さんも、運動会は笑顔で楽しい一日で過ごすことを大切にしていただきたい。そして子供の楽しい思い出を作ってあげることを大切にしてください。。