ピアノを弾く姿勢の基本や上達するために大切なポイントとは
2018/11/11
ピアノを弾くときは姿勢を正しくすることが大切なのはご存知でしょうか。
ピアノを正しい姿勢や距離感、手の形などで弾くことによって音が全然変わってくるといいます。
このように、ピアノを弾く姿勢はピアノ上達のための大切なポイントの一つなのです。
そこで、ピアノを弾く姿勢の基本や上達するために大切なポイントなどについてご紹介致しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
ピアノを弾くときの基本の姿勢とは
まずは椅子の位置。ベストは肘が胴体よりやや前にくる位置です。
椅子が近すぎると腕の自由が効かず、思うような演奏ができません。腕を真っ直ぐ伸ばして、拳が鍵盤の奥につく位がいいでしょう。
椅子の高さも大切です。
高すぎると腕が伸びてしまいますし、逆に低いと肘が落ちて演奏でができません。
ベストは腕が水平になる高さ。鍵盤に手を置いた時に腕が水平になる高さに調節しましょう。腕や肩、手首に余分な力が入ることなく演奏することができます。
椅子の位置と高さが決まったら、座る位置にも注意しましょう。
ピアノは腕や上半身の重さを使って弾くのが基本なので、重心はやや前にしなければなりません。
椅子に深く腰掛けてしまうと重心のコントロールができませんので、浅く腰掛けるようにしましょう。
椅子に浅く腰掛けたら、背筋は真っ直ぐに伸ばしましょう。
猫背になってしまうと、肩に余分な力が入って音の表現もしずらくなります。音楽に抑揚をつけるためにも、背筋は真っ直ぐになるよう意識しましょう。
後はとにかくリラックスすること。肩や腕に余分な力が入らないようにすることが大切です。
ピアノを弾くときの正しい姿勢はリラックスすること
ピアノを弾く時に大切なのは、リラックスすること。
ピアノを弾く姿勢で腕や手、肩に思いっきり力を入れてみてください。
その状態で2cmほど動かそうとしても、おそらくはそれ以上に大きくブレてしまうのではないでしょうか。
今度は同じ状態でリラックスして行ってみてください。
きっと先程よりも楽に思い通りに動かせることができるはずです。
このように、力を入れると微妙なコントロールが効かなく、柔軟に素早く動くことができなくなります。
リラックスした状態がベストなのは、何もピアノに限ったことではありません。
あらゆるスポーツはもちろん、歩く、走る、しゃべるなど、人間が動作を起こす際にとても大切なことなのです。
最初は意識しないと出来ないかもしれませんが、慣れてしまえば自然にリラックした状態で演奏することができるようになります。
反復して身体に覚えさせるのはとても重要です。自転車と同じで、一度身体が覚えれば勝手に身体が反応してくるようになります。
練習中ミスをしてしまった時は、深呼吸して肩を持ち上げて力を抜くとリラックスした状態になれます。
難しいかもしれまんが、ぜひ頑張って体得しましょう。
ピアノを弾くときに重要なのは姿勢やピアノとの距離
ピアノを弾く時は、姿勢とピアノとの距離がとても重要になります。
しかしピアノを弾く時の姿勢が自分ではよくわからないため、どの姿勢が正しいのか判断がつきにくいという欠点もあります。
自分では良い姿勢でかっこよく演奏していたとしても、傍から見ると猫背になっているということもあるのです。
自分の姿勢を客観的に見るためにも、ピアノを弾いている姿を写真やビデオで撮ってチェックするといいでしょう。
間違った姿勢でピアノを弾き続けても上達はしませんし、何より腱鞘炎や腰痛などの原因にもなってしまいます。
腰痛になってしまうとピアノ弾きが辛くなってしまいます。それだけピアノを弾く時の姿勢、椅子の位置、距離は重要なことなのです。
ピアノは椅子を正しく扱うことも重要なポイント
間違った姿勢のままピアノを弾き続けると、腰痛や腱鞘炎などになるリスクが高くなるとご説明しました。
そのくらいピアノを弾く時は姿勢が大切で、正しい姿勢で弾くことで身体にも余分な負担をかけることなく演奏ができるのです。
正しい姿勢を保つために必要なのが椅子です。椅子の高さや位置、鍵盤との距離や座り方などが重要になるのです。
ピアノの椅子には2つ種類があります。背もたれがあるタイプと背もたれがないタイプです。
コンクールや発表会など、大多数の人が利用する椅子は、調整が簡単な背もたれ式をよく使用しますが、クッション性が低いのが難点でもあります。
反対に背もたれがないタイプはクッション性には優れていますが、高さの調節には手間がかかるためコンクールには不向きといえます。よって練習向きといえるでしょう。
いずれのタイプの椅子にしても、椅子を正しく使うことはとても大切です。
身体への負担も考慮し、疲れない姿勢を保つよう調節しましょう。
ピアノは姿勢や手の形・指の形が大切!
同じ曲でも弾く人によって曲の印象が全く違います。
素人とプロではピアノのタッチが違うため、表現の仕方も全く違います。
プロのピアニストは、音の表現が豊かで伸びのある音を出します。
ピアノをどんなに練習して、難易度の高い曲を仕上げたとしても、手や指の形が悪ければ、伸びやかで艷やかな音色は出せないのです。
いくらピアニストのマネをしても、均等な音が出せない限りは貧相な音色しか出ないということです。
ただし、必要以上に手の形に気を取られてしまうと、音が割れて荒くなってしまいます。演奏する上で大切な、臨機応変という大切な部分が欠けてしまうのです。
一流の演奏家たちは、場面ごとに指の形を変えているそうです。手の形は一つの手段であり、いい音を出すための一つのテクニックでもあるわけです。
とはいっても、やはり理想の手の形、指の置き方はあります。例をあげるとすれば、お椀を伏せたような形。
そこから1cm程度軽く手首を上げ、手の甲から腕にかけてほぼ水平になるように持ち上げた状態がベストです。肩や腕が持ち上がらないようにしましょう。