姑の介護が原因の離婚が急増中!その実態に迫ってみた!
2018/10/12
高齢化社会となってきたことによって、誰が親の介護をするのかという問題が発生するようになりました。
中でも姑の介護については息子の嫁がしているというケースが多いようですが、任せっきりにしていたことによって離婚になってしまう事例も多くなっています。
なぜ姑の介護が離婚の原因となってしまうのか・・・。その実態を調べてみました。
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姑の介護が原因の離婚が増えている?
厚生労働省が行っている「人口動態統計」によると、2016年の国内の離婚件数は21万件。同調査によると1966年の離婚件数は7万件だったので、国内における離婚件数はこの50年で2.7倍以上に増加しています。
2002年に約29万件をピークに近年は減少していましたが、代わりに注目されているのが熟年離婚の増加。夫が50歳以上というケースが多くなりました。
50歳代~60歳代熟年世代は親の介護をしている人も多いことから熟年離婚が増えている理由として介護離婚の増加も多いと言われています。
現代において「長男の嫁が夫の両親の世話をすうのが当然」という風潮が根強く残っているものが多く、核家族化が進み家族の生活も多様化している現在ではこのような考えが通用しなくなっているのも現状です。
最近は結婚しても仕事を続ける女性が増えていたり、晩婚化の影響などにより介護と育児のダブルケアに直面する家庭が多いことなどを考えると、夫が妻に自分の両親の介護を任せっきりにしてしまうのは駄目です。
姑の介護を押し付けられて、離婚となってしまうケースも・・・
私が担当した利用者さんで、お姑さん80代の介護が原因で夫婦仲が悪くなり、離婚してしまった人がいます。と話しはじめたのは女性ケアマネージャーさん。聞くところによるとこの利用者さんは50代半ばの夫婦で共働き。2人の子供はすでに独立していて、休日は一緒に旅行やゴルフを楽しんでいるとても仲がいい夫婦でした。しかし1年程前、姑さんが要介護3になったことで最悪の結果になることに・・・。
主人には2人の妹がいて、自分達夫婦を含めた3家族は姑が住む実家からそれほど遠くない所に住んでいました。主人は妹達と母親の介護について相談していまいたが、カッコをつけたのか「長男のオレが面倒を見る」と言ったそうです。妻はその報告を受けた時「勝手に決めないで」と怒りましたが、その後すぐ義妹達から電話があり「大変だったら手伝う」と言われたし主人も「面倒を見る」と言っていたので介護を手伝ってくれると思いやろうと決めました。
姑さんとお嫁さんが良好な関係になることはほとんどありません。お姑さんと折り合いが悪いのは当たり前。その後姑の介護のことで夫婦で揉めることが多くなり結局は離婚してしまいました。
要介護となったら、誰に介護をしてもらいたいと考えている?
在宅会議の主な介護の担い手は、家族構成や同居、別居などの条件によって違いますが、要介護者に男性の子供がいる場合は、その嫁が主な介護者になることが多いです。
しかし2012年に行った団塊世代を対象とする意識調査の中に「要介護時に希望する介護者」を見ると一番多かったのは男女とも「配偶者」でした。配偶者の次に多かったのは「子供(実子)」でした。にも関わらず現状はお嫁さんが介護を担うケースが多いのです。この矛盾はどうして起きるのでしょう。
Aさんは長年介護現場を見てきた結果からこう分析します。
「男性はお嫁さんに介護をさせるのは申し訳ないという意識はあります。親の方も『あんな嫁の世話にはなりたくない』と思う人も多いはず。しかし実際に要介護になると、仕事をしている息子や娘に迷惑をかけたくないという考えが先に立ち、消去方で嫁が残るのです」