上京して働く理由をしっかり面接官にアピールしよう

上京して東京で働きたい・・・。上京するとなると仕事を探すことになりますよね。地方から東京に転職する場合上京した理由を面接の時に聞かれることが多いです。

「なぜ東京働きたいのですか？」という質問への回答に悩む人も多いのではありませんか？

上京の理由について調べてまとめてみましたので是非参考にしてみて下さい。

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上京した理由を面接で聞かれた場合は？

本音と建前があります。
本音で語ることはとても大切ではありますが、どんなことでも本音で語るべきではありません。

あなたが上京して働きたい理由を話すときもそうです。必ず本音と建前を混ぜて話すようにしましょう。そのほうが相手に不快感を与えず、スムーズに会話が進むからです。
建前だけ並べてもダメです。

面接官はいわばプロです。
何百人もの人を相手に面接をしてきたわけですから、建前だけを説明しても心に響きませんし不快感を与えてしまいます。

上京する本音が「都会での生活に憧れていたから」、建前が「競争が激しい環境の中で自分の力を試したいから」だとします。

どちらを述べても面接官には響きません。
建前の中にあなたらしさを出すことが大切なのです。

ポイントは、上京を決意するまでの過程と将来設計について触れることです。
「上京するには資金も経験も足りなかったので、３年かけて準備をしてきました。ビジネスの中心地で働きたい、どこまで自分の力が伸ばせるか試してみたいと思いが強く上京する決意をしました」となるのです。

長々と話す必要はなく簡潔に説明するだけで十分です。

上京の理由！計画性が高いことを面接でアピールしよう

思い付きで上京したと思われるのは避けたいところです。
面接では、計画性を伴ったものだとアピールすることが大切です。

面接官に伝わりやすいよう、具体的な話をすることが必要です。
計画的に行動した結果、今に至るということをアピールするのです。
「上京するために準備期間を４年もちました」「希望する職種に就くためには上京するしかないと考え、企業研究の結果御社を知りました」といった内容にするといいでしょう。
上京するということは、もしかすると地元で何かトラブルを起こしたのでは？と思われてしまうこともあります。

上京した理由が、地元でのトラブルではないことをアピールするためにも、転職理由をネガティブなものにしないことも大切です。

仮にトラブルがあっての転職だとしても、「地元で人間関係に悩み・・・」と話してしまうと「コミュニケーション能力が劣っているのでは」と面接官は感じてしまいます。

上京して転職する理由はポジティブな内容にしましょう。

上京して働きたい本当の理由を面接で言った方がいいの？

上京する理由は、本音と建前を混ぜてあなたらしさをアピールすることが大切だと説明してきました。
ただ本音をそのまま伝えてもいい場合もあります。

例えば「今の環境を大きく変えたいから上京したい」という本音の気持ち。
地元には地元の良さがあると分かってはいても、仕事や生活がマンネリ化して刺激が少ないという声があります。
また、地元にいると関わる人の幅も狭くなってしまうのも悩みの一つです。
働きやすく生活もしやすい環境だとしても、20代という若者にとっては「本当にこのままでいいのだろうか」と将来への不安が増すばかりです。
今の環境を変えたいという熱意とやる気を見せることで面接官も納得するのではないでしょうか。

「彼氏・彼女が東京にいるから」という理由もあります。
上京のきっかけが彼氏や彼女ということは多く、特別珍しいことではありません。
遠距離恋愛は精神的にも金銭的にも辛いものなので、結婚を見据えての状況であれば、ある程度本音を伝えても構わないのでは。

上京して働くメリット・デメリット

上京して働くメリットは？

給料水準が高い

物価の差はありますが、給料にも差があるのは確かです。
東京であれば、入社3年目で年収500万円を超えることもありますが、地方では勤続20年目でやっと年収500万円という場合もあります。
地方は家賃なども安いため暮らしていけますが、東京だとそうはいきません。
お金を稼ぎたければ上京したほうがメリットがあるでしょう。

求人や仕事の種類が多い

会社が多いため必然的に求人も多くなります、仕事も多種多様です。
地方のメインは公務員や銀行、地方企業になりますが、東京だとＩＴ系の会社や仕事だけでもたくさんあります。

上京して働くのにはデメリットもある

ブラック企業が多い

会社が多いということは、その数だけブラック企業も潜んでいるということです。
地方よりも仕事量が多いのも原因かもしれませんが、ブラック企業に遭遇する確率も高くなります。
地方では聞かないような勤務状況を強いられることもありますが、地方ではよくマスコミで聞くような仕事を強いられることはほとんどありません。

上京して転職を成功させるためのコツ

基本的には一般的な転職と変わりません。
今の職を続けながら次の仕事を探す方法が一番です。

東京で生活してみて分かることですが、東京での生活と地方での生活は全く違います。
あなたが無職の状態のまま上京をしても、その日暮らしで精一杯になってしまうはずです。なかなか職が見つからず、空白期間が続いてしまいます。
転職活動において空白期間があるのは危険です。キャリアを立て直すのも難しくなってしまうので、現職を続けながら仕事を探すのがベストでしょう。

企業によっては面接の際の交通費を支給してくれる場合もありますので、それを利用して面接のときのみ東京に移動したほうが節約にもなります。

もっと工夫すれば、移動時間に転職サイトを利用するなどして、今の仕事と転職活動の両立は可能です。転職サイトも上手く活用しましょう。

面接官は「なぜこの人は地元を離れて東京で働きたいのか」と興味を持ちます。
その疑問にしっかり答えられるよう、あなたが上京したい理由をしっかり説明できるように準備をしておくことです。
今までの仕事で培ってきた経験が、東京で転職したい動機に繋がるようにするのです。
そうすれば、きっとあなたの理想とする企業が現れるはずです。頑張りましょう。