姉妹を差別して育てる母。愛情に差が出るのは仕方ないと言うけど…

姉妹を差別。愛情は平等だ。どちらもカワイイ子供。

これは、幻想です。
母親も人間ですから、どうしても子どもの容姿や性格などで可愛らしさに差をつけて感じてしまうこともあります。

動物行動学的にも、これは、仕方がないというのです。ですが、傷つくのは子供。

差別を感じながら育つ子供は、どうなってしまうのでしょうか？

差別する親への対処法もあります。親子、兄弟仲良く。これって、綺麗事なのでしょうか？

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姉妹を差別して育ててしまう母親。動物行動学的には当たり前のこと。

動物行動を研究している人が「姉妹差別は合理的」と説明しています。母親の愛情は姉妹に平等に注がれるというのは人間の作り出した幻想にすぎないと言われています。

子孫を残すという生物学的な目的にてらせば、より優秀な個体が優先的に育てられるのは自然なことです。体力があったり、賢かったり、異性を引きつける魅力があるこの養育により力を入れるのが母親の本能です。

「動物科学的なので仕方がない」と言われると「自分が母親に嫌われていたわけではなく、本能的なもの」と少し気が楽になる人もいます。

差別する親は必ずいるし、そのことを経験しないで愛され育った人には理解の出来ない話でしょう。

姉妹の差別。母親から掛けられて心無い言葉とは

容姿による姉妹差別

姉は美人でスタイルもいいのに、私はブサイクで身長も姉より１０センチ程低いです。そのおかげで小さい時から親戚や近所の人たちからの扱いに差を感じていました。姉は会う度に「可愛い～」「美人になったね」と容姿を褒められるのに、私は「大きくなった」「元気そう」程度。会話も姉ばかりで私は無視・・・。毎回傷つく。

女の子の場合容姿は気になります。思春期になると「姉妹なのにどうしてこんなに見た目が違うの？」と劣等感を抱いてしまいます。

お金は社会的地位に関する姉妹格差

妹はお金持ちと結婚し優雅なセレブ生活をしています。私は子供２人を抱えながら共働き。夫の給料だけではとても生活していけません。実家に帰省するたび妹から自慢話を聞くことになるので、ものすごくイライラする。住む世界が違いすぎる。しかも妹の話を聞きながら母親が私に「〇〇は失敗したね」と言ってくるので更にイライラします。お金が無いのは事実だけど、可愛い子供にも恵まれ幸せに暮らしているのだから「不幸」と決められるのがイヤ。

結婚相手によって経済格差がうまれることもあります。しかしお金持ちではなくても幸せな家庭はたくさんあります。

姉妹を差別してしまうと感じている母親はどんな気持ちなの？

母親は自分に似ている子供ほど溺愛する？

次女が生まれた時、分娩台で泣く姿を見て「なんて私に似ているの？」とビックリ！厚い唇、大きな目、つむじの位置まで同じ。完全に私のミニチュアです。夫に似ている長女ももちろん可愛いけど次女は自分の分身のように感じてとても愛おしい存在。

自分に似ている子供ほど可愛い・・・。これはよく耳にするママの本音。外見が似ているのはもちろん「寝相がまったく一緒」など性格やちょっとしたクセなどが似ているととても愛おしいです。

姉妹の中でも相性がいい子に親近感を抱く

３姉妹の中で一番ノリがあるのは３女。流行りのドラマや映画の話しで盛り上がったり、甘党同士一緒にスイーツを食べに行きます。長女、次女はともかく３女はずっと家にいて欲しいと思っています。

子育ては「人対人」親子といってもそこは相性があります。それに何人も子供がいると「この子とは合う」「あの子とは合わない」と感じるのは仕方のないこと。しかし子供だって仲間はずれにされていると感じてしまいます。親がまだ気づいていない相性の良さもあるので子供とのコミュニケーションは取るようにしましょう。

親から粗末に扱われてしまう子供も残念ながら存在してしまいます。

毒親からの攻撃対象になる子のパターンとは？

1. 心が優しくて親を裏切れず、親のグチを聞かない自分に罪悪感を感じる
2. 兄弟の中でもおとっている
3. 親に反抗的で独立心が強い

1. 親が自分を優位に立つの制御しやすく、逃げないとわかっている
2. 劣っているだけでバカに出来る。バカにしたりけなしたりすることができ、いつもに優越感を感じることができ、ストレスのはけ口に出来る。
3. 独立心の強い子を押さえつけると、他の兄弟に「家族の輪を乱すことは許さない」とみせしめ的な役割を果たす。

自分のストレスのはけ口になり、自分に１番都合のいい子供を選んでいます。毒親は自分勝手ですべてを自分の思い通りにしたいので「毒親」の考えることと違うと、すぐに攻撃対象になるのです。

兄弟を差別する親への対処法。

差別してくる親への対処方法

差別された悲しみの感情を表現

差別された時は、あなたが感じる気持ちを素直に表現するようにしましょう。これ以上傷つきたくないと考え無言や本心ではないのに認めてしまうことが逆効果。「そんな酷いことを言って」「そんなふうに言われると思わなかった悲しい」とはっきり伝えましょう。

差別する親に問題があると考える

差別する親は、自分の劣等感を子供にぶつけることで心の状態を保とうとします。自己肯定感が著しく低いことが多く、いつも自分を誰かを比べ落ち込んでいることもあります。親の差別を真正面から受けてはいけません。差別する人は心に問題を抱えている。そう考えるだけでも親から受ける心の傷を少なくすることができる。