飲み会の写真を勝手にアップすな！フォトハラについて

飲み会の様子を撮影した写真を、勝手にSNSにアップする、図々しい人がたくさんいます。

お酒の席が盛り上がり、楽しく、それを誰かに伝えたいという気持ちはわかりますが、写真でそれを見ても盛り上がりは伝わりません。

その場にいる人だけが楽しめればよいことを、ナゼ不特定多数の人へ垂れ流すのかわかりません。

しかも、個人情報がわかるような説明まで、ご丁寧にくっつけちゃったりします。

嫌だと言っているのに、どうしてアップするのでしょうか？これって、法的にはどうなんでしょう。

最近問題になっている『フォトハラ』について調べてみました！

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飲み会の写真を勝手にアップされました。これって法的にはどうなの？

飲み会の写真を勝手にアップするのは法的にはどういった問題があるのでしょうか。

この場合は人格権の一つである肖像権という権利が問題となります。

最高裁判所でも、『個人の私生活上の自由の一つとして、何人も、その承諾なしに、みだりにその容ぼう・姿態を撮影されない自由を有する』（最判昭和44年12月24日京都府学連事件）として肖像権を認めているのです。

その為、無断で他人をカメラで撮影する行為というのは肖像権の侵害となる場合もあります。

しかし、どのような場合でも肖像権侵害になってしまうと、誰もカメラを取る事ができなくなってしまいますよね。

肖像権侵害になるかどうかは、その写真が撮影された場所やその目的や状態を考慮して判断されます。

撮影される事になんら問題がない状況の場合は撮影されても仕方がないという判断で肖像権侵害に当たらない場合があります。

飲み会の写真を勝手にアップしすぎ！勝手に写真を撮る人の心理とは？

相手の許可なく勝手に写真を取る人はどういった心理によって写真を撮っているのでしょうか。

きっとそこには悪意はなく、好意や善意からとっている場合がほとんどなのかもしれません。

相手との何気ないひと場面を写真に収めたいという気持ちや思い出としてただ写真を取りたいと思って写真をとっているだけで、そこに他意はないかもしれません。

しかし、写真を撮られる相手にとっては勝手に写真を撮られるのは自分の気持ちを無視した行為であると感じる人もいるでしょう。

悪意がないから自分の行動は許されると言うわけではなく、もし相手が不快な思いをしたのであればしっかり謝罪し反省すべきでしょう。

もちろんその写真をアップしたのであれば削除するべきです。

飲み会での写真を勝手にアップされたくない！フォトハラ被害を防ぐには？

飲み会などの写真を友達が勝手にSNSなどにアップしたという経験はよくあるのではないでしょうか。

自分の写っている写真がを友達がSNSにあげるのは良いとしても、その写真が自分のSNS上に出てくるのは嫌だと感じている人もいます。

そういった場合は、SNSによって設定の方法は違いますが自分の写っている写真を自分のSNS上に表示させない方法もあります。

事前にSNSの設定をしておく事でこういった不快な気持ちを最小限にとどめる事ができますでの実践してみてください。

そもそも、SNSにあげてほしくない場合は自分の写真をSNSにはあげないでほしいという旨を友達に事前に伝えておきましょう。

もし言いにくいのであればそれらしき理由を伝えてみるとよいです。

例えば、プライベートの写真は会社の人に知られたくないということや、職業柄顔写真などをSNSに載せるのは避けたいなど理由にして相手に伝えてくださいね。

飲み会の写真を勝手にアップされて、削除もしてくれない…。被害報告聞いてください

自分の写真や個人情報を友達に勝手にSNSにあげられるのは本当に腹が立つことですよね。
いい写真ならまだしも、変な顔をした写真などを無許可で上げられると本当に辛いです。
例えば、飲み会であれば普段とは違う面白い変顔などもしてしまうでしょう。
仲間うちだからこそ見せる事ができる表情なのにも関わらず、その写真を無許可でSNSに載せられ、不特定多数の人に見られたという人もいます。

その写真を消すように伝えても相手は面白いからとそれを拒否されたという人もいます。
中には自分の写真とLINEのIDを勝手にSNSに投稿して、恋人を募るという非常識な人もいるようです。

そのことを指摘するとだから恋人が出来ないと言われる始末。
そういう人とは今後関わっていくかどうかしっかり判断した方がよいでしょう。

飲み会の写真を勝手にアップすることをやめない人には、顔を加工してと伝えよう！

何度注意をしても勝手にSNSに写真をアップする事をやめない人も中にはいます。

こういった配慮のなさが原因で友達関係が悪くなることが多々あります。

皆で集まって皆が楽しんでいたから、皆笑っていて良い写真だからといって、SNSに無許可で写真を上げるのはやめましょう。

中には自分の写真写りが気に入らないと思っている人もいますし、写真自体アップして欲しくない人もいます。
その為、写真に写っている人にはSNSに乗せてもいいか一言でも声をかけておくべくでしょう。

そして、ママ友との付き合いの場合は子どもも含めて写真を撮ることが多くなると思います。

自分は大丈夫だと思っていても、子どもがらみの写真の取り扱いは細心の注意を払うべきです。

SNS自体不特定多数のみるものですから、自分の子どもの写真を投稿してほしくないと考えている人は多くいます。

もし注意しても子どもの写真のSNS投稿をやめない人が入れば、スタンプなどで顔を隠して加工するようお願いするしかないかもしれません。

もしくは相手の気持ちを考慮してくれない人とは距離をとることも必要なのかもしれませんよ。