ガラスが割れたら修復不可能？色々なガラスの修理方法について

ガラスが割れたしまうと修復不可能だと思っていませんか？意外にもガラスは修理をする事が出来ますよ。

ガラスと一言で言っても、色々なところにガラスは使われています。そこで様々なガラスの修理方法についてご紹介いたします。

大切なガラス製品などは諦めずに修理を考えてみてはいかがでしょうか。また簡易的なガラスの修理方法についても調べてみましたので、参考にしてみてください。

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窓ガラスが割れた場合の修復方法3選

とりあえずテープで補修。この場合、紙よりも布、布よりもアルミテープがオススメです。

紙だと雨などの水分に弱いこと、それを補うことの出来る布テープですが、日光が当たるために粘着部分が溶けて、いざ剥がそうと思ったときにきれいに剥がれないことがあります。両方を補うのがアルミテープ、水に強くそして粘着力もあり問題がありません。

補修をするときはガラスのヒビ部分をテープで覆います。ご察しの通り、見た目は良いとはいえません。

次の補修方法は接着剤です。ガラス用の接着剤がホームセンターなどで販売されているので、手軽に使用することが出来ます。

補修方法はヒビにそって、接着剤を埋め込むよう塗布していきます。

最後に紹介する方法はガラス補修用の専用パテです。上記した2つの方法は、見た目を気にする場合には不向きです。

専用のパテを使うと目立ちづらいのが良いところ。しかし一般ではガラスの補修用パテは手に入りづらいという難点が・・・。

代用として考えられるのは車のガラス用補修剤ですが、車のガラスと家庭のガラスでは厚さや性能など、色々な面で違いがあるために、補修したまま長年使うのは不向きといえるでしょう。

どの方法も一時的な修復方法ですので、なるべくお早めに業者に修理を依頼してくださいね。

車のフロントガラスが割れた時の修復方法

スタッドレスを使用する地域だと、春先にはスタッドレスのタイヤの目に小石が入り込み、飛び石すると言うことがよくあります。

運悪く飛び石が車のフロントガラスに当たってしまうと、ひび割れに・・・。

こんなときの修理方法は？というと、やっぱりプロにお願いするのが一番！フロントガラスを交換しなければいけないか？それとも修理が可能か？判断をしてくれます。

しかし、どうしても自分で修理をしたいという場合は、ホームセンターやカー洋品店などに車のフロントガラス専用の補修キットが販売されていますので、そちらを使用すると良いと思います。

種類も豊富ですので、注意書きなどを確認して購入してみてはいかがでしょうか。

このような補修キットも、やはり一時的な対処法に過ぎません。時間がたつにつれて補修したところが徐々に大きなヒビになる場合もあります。

自分で補修をしても、早めにプロの修理をお願いしたほうが良いでしょう。

ガラスの食器や陶器が割れたときは金継ぎという修復方法も！

コップや器が割れたら、どんなに気に入っていても、もう使えないと思い捨ててしまっていませんか？

実は割れた食器や陶器も修復が可能なんですよ！

その方法は金継ぎ、金継ぎはただ修復をするだけではなく風情が出て、素敵な食器に生まれ変わらせることが出来る、修理方法です。

しかも伝統的な技法なのに、自分でも金継ぎをすることは可能なんです。

そこで簡単に金継ぎの仕方をご紹介しますね。

まずは割れた断面以外を除き、食器の全てをマスキングテープで養生します。

そして断面に漆を塗ります。この漆が接着剤になります。

漆を塗ったら断面をしっかりとつけていき、修復をしていきます。コレで漆の接着は完了。これからは仕上げの作業です。

漆が乾いたら、はみ出た部分を削ってきれいにし、継ぎ目に漆を塗り金粉を乗せて乾かします。

しっかりと乾いたらサンドペーパーなどで磨いて、終了です。

金継ぎが気になる方は、教室も開かれていますので一度覗いてみてはいかがでしょうか。

ガラスを金継ぎで直す場合はガラス用漆がオススメです

陶器の場合は漆を使って金粉で仕上げたときに、接着した断面が見えてしまうことはありません。

しかしガラスの場合だと断面が見えてしまうために、美しく金継ぎを見せるのは色々と工夫が必要になります。

金継ぎを目立たなくするのであればUVを使用して、接着をする方法。また芯漆を使って金箔を挟んで接着をする方法もあります。

しかしこれらの方法は、ガラスを修復した後使わずにいるときに適した方法です。

食器に使用することはできないんです。

そこでガラス用の漆です。この漆だと難点だった断面も美しく補修をする事が出来ます。
ただ使用するだけではなく、美しく見せるためには工夫が必要ですが、このような漆を使った修復方法もあるので確認をしてみてください。

大切なグラスの割れはプロに直してもらうことも可能です

江戸切子はキレイなカットが特徴のグラスです。そのカット方法は人工ダイヤモンドを使用してガラスを削るのですが、きれいに模様を作るには繊細な職人の技が必要不可欠！

そんなお気に入りの江戸切子がかけてしまったら、本当に残念ですよね。

でも捨ててしまうのはチョット待った！その江戸切子、職人の手にかかればもう一度よみがえることが可能かも知れません。

実は修理をしてくれるプロの方がいらっしゃるんです。

かけたふちの部分を削っていき、磨きをかけることで最初の江戸切子とは、少し形が変わってしまいますが、また使用が可能になります。

大切なガラスの器などが割れてしまったら、修理が可能かどうか確認をしてみてください。生まれ変わって、さらに味のある素敵な器に変わることがありますよ。