花が咲かないのはなぜ?カランコエの育て方のポイント
2018/09/26
肉厚な濃緑の葉にかわいい花が咲くカランコエ。ホームセンターなどで買うことができあまり手間がかからなく育てやすい人気お花でもあります。
カランコエを育てるときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
花が咲かない、枯れてしまう原因とは?
大切に育てれば何年にもわたり花を咲かせてくれるカランコエの育て方を紹介します。
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この記事の目次
カランコエの育て方とは?キレイな花を咲かせたい!
カランコエの置き場所
カランコエは日光を好みます。良く日の当たる明るい場所に置きましょう。
日光不足だと下葉が黄色く変色してしまいます。
比較的丈夫で育てやすいといわれるカランコエですが、冬場は8度以上の室温をキープしましょう。
花が終わったあと、春から秋には日当たりが良く、雨が当たらない戸外に置きます。
真夏の強い直射日光は避け、明るい日陰に。冬には、日当たりの良い室内で育てます。
カランコエの水やり
土が乾いたら葉や花にはかけないようにして水をたっぷりと与えます。
カランコエは多肉植物のため乾燥には強い植物です。しかし、根が細いため根腐れしやすく水の与えすぎには要注意。
とくに冬は、土の表面が乾燥して2~3日してから水を与えます。
カランコエの肥料
春(5~6月)と秋(9~10月)には、ひと月に1回程度、固形肥料を与えます。
気温が高い夏と、花が咲いている間は必要ありません。
茎が伸びた先に花がつくので、脇芽から花茎が上がってきます。3割ほど枯れてしまったら、思い切って花茎の付け根から切り落とすことで、次の新芽が成長します。
花がらを摘みましょう!カランコエの育て方
鉢植えのカランコエを購入する場合
全体的に茎が間延びしていない株を選びましょう。
夏に新芽の先を摘むと脇から新芽が出て枝が増え、花が咲くときにボリュームも出ます。
室内にある場合は葉にホコリが溜まりやすいので、どきどき上から水をかけるようにしましょう。
花が咲くのは秋から春
自然に近い環境では冬以降に咲くことも多くあります。
つぼみになってから気温が低い(10℃以下)だと花が咲かず、春まで咲けないこともあります。
秋から冬にかけて花を楽しむ場合には、夏場に短日処理が必要です。
「短日処理」とは、7~8月頃にわざと日照時間を短く調整することです。
夕方5時頃から翌朝7時頃まで段ボール箱などで覆います。つぼみができるまで毎日この作業を行いましょう。
およそ30~40日間ほど行うことが必要です。
可愛い花が咲くカランコエの育て方
鉢植えのカランコエを育てるには、次の物を準備しましょう。
- じょうろ、霧吹き
- 液体肥料
- 固形肥料(緩行性化学肥料)
- 剪定バサミ
園芸に不慣れな場合は、陶器製の鉢に植えられたカランコエを購入するといいでしょう。
シーズンである秋から冬にかけては、園芸店やホームセンターなどで花やつぼみがついたものがたくさん販売されます。
ビニール製の「育苗ポット」で販売されているものは、陶器や樹脂の鉢に植え替える必要があります。
成長すると、それまでの鉢では根が窮屈になるので一回り大きな鉢に植え替えます。
1~2年に1回を目安に梅雨の前、もしくは秋の穏やかな気候の時期に作業を行います。
植え替えには次の道具などが必要になります。
- 一回り大きな鉢
- ピンセット
- 多肉植物用培養土
- 鉢底ネット
- 鉢底石(もしくは軽石)
- 割り箸
- 園芸用のゴム手袋など
- 手元作業用のシャベルやスコップ
- ビニールシート(あらかじめ敷いて作業をすると片付けが簡単)
植え替え前には水遣りを控え、土を乾燥させましょう。
鉢の底に鉢底ネットを置き、鉢の深さの3分の1ほどまで鉢底石を入れます。
カランコエを古い鉢から土ごと抜き取り、根を傷つけないよう優しくほぐしながら土を落とします。
黒ずんだりして傷んだ根は、このときに剪定バサミで切り落としてしまいましょう。
鉢底石を敷いた上にカランコエを置き、鉢のフチから2~3cmまで土を入れます。土の表面を割り箸でつつくように押して根の隙間に土が入るようにしましょう。
植え終わったら鉢の底から流れ出るくらいに水をたっぷりと与えます。
カランコエの育て方で気をつけることとは?
カランコエの生育に失敗する主な原因は水の与えすぎによる根腐れや、冬場の取り込み忘れによる低温です。
また、日光を好むとはいえ夏の強い直射日光に当てると葉が日焼けしてしまいます。
夏の多湿にも注意が必要なので、風通しの良い明るい日陰で育てましょう。
多肉植物で葉にも厚みがあるため、サボテンと同じように考える人もいますが、それは間違いです。
美しい花を楽しむためにも、正しく世話をしてあげてください。
カランコエの育て方のポイント
- 水を与えすぎない…根ぐされの原因になる
- 水は根元から与える…葉にかかると葉が腐る恐れがある
- 極端な暑さ・寒さは苦手…通年、リビングにおいて楽しむと良いでしょう
- 日光を好むが直射日光はNG…外に置くなら明るい日陰で
- 短日植物である
- 植え替え時期…比較的丈夫なので神経質になる必要はないが、真夏と冬は避ける
カランコエの花が咲かないのはなぜ?
元気が無くて花が咲かない場合、考えられる原因はどんなことでしょうか。
寒さが厳しい冬には、思ったように花が咲いてくれないことがあるかもしれません。
まず、日当たりが良く暖かい場所に入れます。与える水は最小限にして、暖かい季節を待ちましょう。
季節が移り、気温が高くなって元気になってきたら液体肥料を与えて元気を取り戻させてあげます。
根が元気になれば春・秋で花を咲かせることでしょう。
葉が黄色く変色してしまい、花のつきも悪い場合寒さや日光不足が考えられます。
寒さが苦手なカランコエ。冬場水を与えすぎると、土の中の水が根を冷やしてしまいます。
水を控えめにするのは根ぐされ防止と同時に、冬場は根を冷やすことを避けるためでもあります。
また、短日植物のため日光に当たりすぎると思ったように花が咲かなくなりますが、蛍光灯などの電気照明も花がつきにくくなります。
夜間は光に当てないことを心がけましょう。