猫のカットのやり方の手順やコツと気をつけたいポイント

猫のカットを自宅でセルフで行うときは、どんなやり方や手順で行うといいのでしょうか？

そもそも、猫のカットは自宅でできるのでしょうか？どんなことに気をつけたらいいのでしょう？

また、猫をカットすることのメリットやデメリットとはどんなこと？カットするときのポイントとは？

そこで、猫のカットのやり方の手順やコツと気をつけたいポイントなどについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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やり方を知る前に、猫のカットは自宅でできるの？

猫のカットをセルフでするためには、「やる気」「根性」「妥協」があれば可能です！

猫は、機嫌が悪くなってしまうと飼い主の近くにも寄ってきませんし、捕まえようとしても、ササッと逃げられてしまいます。

また、機嫌の悪い猫は、嫌なことをし続けようとすると、攻撃的になる可能性もあり爪で引っ掻かれる可能性もあります。

自宅でセルフでカットする場合、基本的に、１日で全ての毛をカットすることは難しいです。

猫が機嫌の良いとき、リラックスして寛いでいるときを狙って、毎日少しずつカットしなければいけないため、「やる気」と「根性」が必要です。

また、トリマーでもないので綺麗にカットすることは難しいため「妥協」も必要です。
余程穏やかな猫か、とても手先の器用な人でない限り、暴れまわる猫を納得のいくようにカットすることはできません。

多少うまくいかなくても、猫は涼しいはずです。

また、毛はいずれ生えてきます、前向きに考えるようにしましょう！

猫のカットを自宅でするときのやり方と手順とは

猫の毛をカットする場合、長毛種である場合が多いと思います。
また、中には、熱中症を防ぐために「サマーカット」をする猫も居たりします。

猫の毛を自宅でカットするときは「ペット用のバリカン」を使用するようにしましょう。猫が突然暴れてしまったりした際に、ハサミだと猫を傷つけてしまう可能性があるため危険です。

また、カットする箇所は手足や顔周り、尻尾周辺は避けたほうが良いでしょう。

猫の毛のカットの手順とやり方

1. ブラシをして毛玉などを取り除きます。
2. 猫がリラックスしているときに、カットします。
   カットする順番は、背中～わき腹～お腹の順番にカットします。ただし、お腹を触られることを嫌がる猫も多いので嫌がったら止めるようにしましょう。
3. 毛をカットした後は、猫が毛繕いの際に毛を飲み込んでしまわないように、カットした毛をしっかりと取り除くようにします。

また、長毛種の場合、毛玉ができやすいためカットが難しい場合があります。
無理にカットしてしまうと、猫が怪我をしてしまう可能性もあり、大変危険です。

毛玉がひどい場合には、無理に自宅でカットするのではなく、ペット専門店に頼むようにしましょう。

猫を自宅で上手にセルフカットするやり方

猫を自宅で上手にセルフカットするには、「ペット用のバリカン」を使用します。

人間用のバリカンは、ペット用のバリカンと比べ刃が荒いため猫の細い毛を綺麗にカットすることが難しいです。
また、人間用のバリカンでカットしてしまうと、皮膚を傷つけてしまう可能性もありますので、カットする際は必ずペット用のバリカンを使用するようにしましょう。

猫のセルフカットの手順は以下の通りです。

1. 猫が落ち着くのを待ちましょう。
   うとうと眠そうにしている時がチャンスです。
2. まずは背中の毛からカットします。
3. 次に、わき腹→お腹の順にカットしていきましょう。

注意点は、猫が嫌がる素振りをしたらすぐに中止することです。

猫が暴れているのにカットを続けてしまうと、怪我をしてしまうかもしれません。
中途半端になってしまっても、次の日にカットするようにしましょう。

また、ハサミでのカットは、猫が動いた際に他の箇所を切ってしまう可能性があり、とても危険です。
ハサミでカットする際は、毛玉など部分的なことのみに用いるようにしましょう。

猫のカットのやり方のポイントとは

猫をカットする際のポイントは、「なるべく手短に」を心がけてカットするようにすると良いでしょう。

猫は、抱っこされ続けたりなど、長い時間拘束され続けるのを好まない動物です。

そのため、カットする前に切り方のイメージをつけ、さっと抱きかかえて時間をかけないようにカットしてあげるようにしましょう。

ですが、お尻周りをカットする際は抱きかかえてしまうと、逆にカットしずらくなってしまうため、食事中や立っているときなどにカットするのがオススメです。

また、猫の毛をカットする際に皮膚を強く引っ張ってしまうと痛がって、ササッと逃げてしまいます。
ですので、皮膚と毛を分けるようにしてカットするようにしましょう。

また、猫が少しでも嫌がったら無理にカットせずに、一日に一箇所でもカットできれば良いでしょう。

猫をカットするメリット・デメリット

猫のサマーカットのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

• 空気の通りが良くなり涼しくなる。
• 猫の皮膚の変化にすぐ気付けるようになる。
• 排泄後など、毛に汚れがつくことを防ぐことができる。
• シャンプー後のドライヤーの時間を短縮できるため、猫のストレス軽減になる。

デメリット

• 直射日光が皮膚に長時間あたってしまうと、やけどをしてしまう可能性がある。
• 毛繕いを頻繁にする猫は、皮膚が傷ついてしまうことがある。

猫の毛をカットすることは、猫自身も涼しく感じることができ、また飼い主も猫の体の変化に気付きやすくなります。

しかし、日向ぼっこが好きで長時間日光にあたっている猫や、毛繕いの回数が多い猫などは、毛をカットすることで皮膚に傷がついてしまう可能性もあります。

そのため、カットする際は猫の性格などを考慮してカットする必要があるでしょう。