野良猫への餌付けをやめたい人に必要なことは●●です!
2018/09/26
気が付くと家の近くに野良猫が来るようになって餌付けを始めたものの、近所の迷惑になるからやめたいと考える人も多いでしょう。
猫は好きだからつい餌をあげてしまったけど、自宅では飼えない。そんな場合はどうやって餌付けをやめればよいのでしょうか?飼い主を見つけるしかないのでしょうか?
野良猫の餌付けを何とかやめたいと思っている人たちへアドバイスします。
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この記事の目次
エサを与えていたら野良猫がやってくるのは当然
やめたいといっても与えている以上は猫は通って来てしまいます。
それだけにとどまらず別の野良猫も加わったり、子猫を生んでしまうと、どんどん増えてしまう可能性もあります。
猫が来ないようにするには「エサを与えない」ことが一番重要なこと。
初めは家の周りで鳴いて催促するかもしれませんが、じっと無視しましょう。何日かすると「ここではエサはもらえない」と理解して、別の場所へ移動していくことでしょう。
そもそも、きちんと飼うつもりがないのであれば安易に野良猫にエサを与えてはいけません。
家では飼えないけれど、それでも諦めきれないという場合の一例として「地域猫」という活動を行う自治体もあります。
地域全体で猫の世話をするという取り組みで、みんなで費用を出し合って去勢・避妊手術を施したり、エサは交代で与えるなどしています。
そして野良猫や外飼い猫のトラブルで多いのは、猫のトイレ問題。
庭先や家庭菜園が猫のトイレにされてはたまったものではありませんよね。
複数個所、屋根があるトイレを用意してエサと同じく交代で世話をすることになります。
野良猫への餌付けをやめたいけど、どうしてもできない人へ
野良猫にエサを与えるということは、飼い主と同様の責任がある
可哀想だからとエサを与え、結果的に野良猫が増えてしまうのでは近所にも大きな迷惑がかかりますし、何より猫たちに良い結果にはなりません。
少なくとも一定のルールが必要です。
エサは決まった時間に与えることにすれば、それ以外の時間に猫が集まることが避けられるかもしれません。
エサが残っていたりすると、猫だけでなくカラスやネズミなどの害獣を呼び込むことにもなりますし、不衛生です。マメな掃除も必要です。
同じく、ところかまわずトイレにされたのではすぐに近隣住民とのトラブルになってしまいます。
あらかじめトイレを準備したり、その処理も必要です。
猫は発情期のあと一度に数匹の子猫を生みますし、成長も早いのでどんどん増えてしまうことも考えられます。
そうなると処分の対象になってしまう可能性もあります。
どうしてもエサを与えたいと思うなら、そこまできちんと考えた行動をとってください。
野良猫の餌付けをやめたいなら、飼い主探しをしよう!
「ある日、庭に子猫を連れた母猫が住み着いていた」
こんなことは、決して珍しくありません。
野良猫なら病気になる可能性も高く、エサも充分には確保できないこともあるでしょう。
日に日に痩せていく猫がかわいそうで、ついエサを与えてしまう。その気持ちもわかります。
しかし、飼うことができないのであれば、そもそもエサを与えてはいけないのです。
本当に何とかしてあげたいのであれば、きちんと迎えてくれる里親を探しましょう。
受け入れてもらう可能性を高めるためには、動物病院へ連れて行き健康診断などをします。
見た目にも清潔感のある猫になったところで写真を撮影して、里親募集のチラシを作り人が集まる場所に貼らせてもらいましょう。
猫を保護するボランティアをしていると思って根気良く里親を探しましょう。
なかなか簡単には見つからないかもしれませんが、縁あって関わってしまった以上は、きちんと可愛がってくれる飼い主探しをがんばりましょう。
野良猫への餌付けをやめたら野良猫はいなくなる?
「野良猫にエサを与えたら居ついてしまう・数が増えてしまう」という心配が生じます。
実は、この考え方はちょっと違うかもしれません。
もともと家の周辺を縄張りにしていた野良猫にエサを与えたため、猫の警戒心が薄れて人に慣れてきます。
エサを与えたから居ついたというよりも、エサを与えたために元々いた猫をよく目にするようになった、というケースが多いようです。
猫は縄張りの中で生きる動物です。その範囲はおよそ1Km前後と言われ、場所によっては10mほど離れただけで猫の姿は目に付きにくくなったりします。
人間に対して強く警戒している猫は、姿を見せることもないかもしれません。
猫がいなくなった、姿を見ないからといって、その縄張りから出て行ったということではありません。
縄張り内を移動しているため目に付かない可能性があります。
また、猫は自分の縄張りの中で生きる習性があるため、たとえ食べ物がなく命を落とす危険があっても縄張りから出ないことも少なくありません。
逆に、縄張りの中であればエサやりをやめても、その周辺にはい続けることになり「いなくなる」という可能性は低いといえます。
野良猫の寿命はペットの猫よりも短い?
最近の猫は、室内のみで飼われることが当たり前になってきました。
法的には努力義務になっていますが、犬ほど徹底されていないため外を歩いている猫が野良猫なのか、首輪などをしていない飼い猫かの区別は難しいものです。
ただ、野良猫と飼い猫の一番の違いは「寿命」だといえるでしょう。
人間に飼育されているペットの猫の場合、平均寿命は15年程度と言われています。
また、近年の獣医学の進歩でペットの高齢化も目立ち、20歳以上の猫も珍しくはありません。
一方で野良猫の場合の平均寿命は4~5年ほどと考えられています。
飢えや病気、交通事故など野良猫たちは多くの危険と隣り合わせで生きているのです。
「昔から死期を悟った猫は自ら姿を消す」などと言われていますが、実はそれほど野良猫たちが生きるには厳しい世界だということなのでしょう。