異動や退職の時って送別会『なし』ですか？送別会アレコレ！

異動や退職。
今まで一緒に働いてきた人達の新たな門出を祝して、送別会を開催すると思いますが、たまに送別会が『なし』の時ってありますよね？

そもそも送別会をしない会社も、あるでしょう。

異動や退職で送別会を期待していたのに、スルーされた悲劇や、送別会のマナーなどをご紹介いたします！

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異動の時って、送別会は『なし』？

部署の異動、そんな時、あなたの会社では送別会は開かれていますか。

社内の急がしい時期と重なってしまった場合などは、送別会が開かれない場合もあります。送別会を開いているような余裕が無いくらい急がしい時期に退職や異動があった場合には、後に送別会が開かれることもありますが、送別会をしないという場合も存在するのです。

また、入ってすぐに辞めたり、異動になったり、時々来るアルバイトであったりするような場合には、送別会をされるような立場にない場合など、開かれないこともあります。

退職するときでさえ、送別会をしない会社もあります。それは、その会社にもともと送別会を開くというしきたりがない場合が多いです。送別会をすることが当たり前なわけではなく、もともとしないのです。そういう会社の方針もあるという場合もあります。送別会を開くということは、その人のために、送別会の費用を社員から徴収しなければなりません。そういう行為を禁止している会社もあるようです。

幹事をする人がいなかったり、上司のうっかりミスで開くのを忘れていたなどというようでは、悲しい話です。

できれば送別会を開いてほしいと思っていても、場合によっては開かれないこともあるので、念頭に入れておきましょう。

異動の送別会。こんな会なら送別会『なし』で良かったんじゃない！？

お世話になった人の異動や同僚の退職に伴っての送別会。参加したとしても残念な気持ちになってしまうような送別会であれば、なかったほうが良かったと思うかもしれません。
実際、会社関係で上手くいかなく退職してしまう人の送別会に、その原因を作った本人を同席させた場合、主役がずっと暗い表情でいるようでは、本当の送別会とは言えません。送別会とは、別れ行く人を送るために惜別の意味をこめて催される会のことであります。しかし、そのような状態では、実際に別れを惜しむことはできません。

送別会を開くことで、会費の額や出費が気になってしまうくらい高額では、送別する気持ちも薄らいでしまいます。送別会の場所や送別する人にもよりますが、会費が気になって落ち着かないような場所は、基本、選択するべきではないでしょう。

また、会費のわりに、料理の味やお店の雰囲気などが良くない場合にも、残念な気持ちが残ってしまいます。
こんな送別会ならしなかったほうが良かったと思われないように、慎重にメンバーの人選や場所選びを行いましょう。

異動や退職で送別会がなしなのは、職場内での関係が円満ではなかったから。

送別会の無かった理由が、職場との関係が円満でなかったということが原因になっている場合もあるかもしれません。

実際、退職を伝えるまでは上手くいっていた関係も、退職を伝えたとたんにギクシャクしてしまうこともあるでしょう。

一生懸命働いてきて、すっかり有給を使いそびれていた人もいるかもしれません。退職の意思を伝えた際に、自分の有給を消化していなかったことに気付いて、上司に有給消化の希望を出したとたん、今まで円満退社できそうだった雰囲気が気まずくなってしまったなんて話も聞いたことがあります。

上司の中には、有給など使わずに、しっかり最後の日まで仕事をこなすべきだと考えている人もいるかも知れません。

かなりの年数同じ会社に勤め、会社に愛着を持って仕事をしてきたとしても、退職する前に気まずい雰囲気になってしまったせいで、送別会が無くなってしまった場合には、本当に悲しいとしか言いようがありません。

異動をする時には、引き継ぎをしっかりと。

自分の送別会だからといって、何をしても何を言っても良いわけではありません。
もう、二度と会うことは無いだろうと思って、今までの不満をぶつけるような発言をするのは、一緒に働いてきた上司にも同僚にも失礼に当たります。異動する場合などでは、次の異動先に、その話が伝わるかも知れません。

また、異動した際には、「戻ることができた」や、「飛ばされた」という言葉を使うのは辞めましょう。部署や支店に格差があるような価値観で物事を見る人と判断されます。支店や地方でも学ぶことはたくさんあるのです。支店や地方でしかできないこともたくさんあります。

飛ばされたという意識を持つ前に、新たなことにチャレンジできる挑戦を与えてもらえたと感謝するべきなのです。そういう前向きな考え方は、異動先でも自分を成長させてくれます。

また異動後にトラブルがないように、しっかりと引継ぎしておくことは大切になります。異動した後に、前の部署や支店からの呼び出しをされると、次の場所での新しい仕事を覚えるのに支障をきたします。
新しいチャンスをしっかりした形で向かえ入れるためには、引継ぎをしっかりとしておくことが重要になります。

贈り物をする場合、どのような点に気をつけるべきですか？

送別会を開いた場合、その場で贈り物を贈呈することもあるかも知れません。
その場合、のしはどうしたらよいのでしょうか。送別の贈り物には、基本的にはのしはつける必要はないでしょう。

定年退職される方の送別の品には「祝定年後退職」などとのしをつける場合もあります。また水引も、蝶結びの紅白の水引を使用しましょう。お祝い事は、超結びの紅白の水引を使用するため、定年退職もお祝いのため、この水引になります。

定年退職をする人以外の送別の贈り物に、どうしてものしをつけたい場合には、御礼とする場合が一般的です。御餞別は目上の人の場合、失礼に当たるため辞めましょう。