チューリップの球根の正しい保存方法、掘り上げ方と保存の仕方
2018/09/25
多くのお家の庭に咲くチューリップ。
チューリップを見ると春が来たなぁと感じる方も多いでしょう。
チューリップはお庭に植えっぱなしという方もいると思いますが、球根を掘り上げて正しく保存しておくと、来年もきれいな花を咲かせてくれます。
球根にも寿命があり、正しく保存すると長くお花を楽しめますよ。
チューリップの球根の正しい保存方法をご紹介します。
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この記事の目次
チューリップの球根の保存方法、球根を掘り上げるタイミングは?
チューリップは花が咲き終える頃に球根に栄養分を蓄える
花が終わり、葉も枯れたら球根を掘り上げましょう。花が付かない状態で生育する期間が長いほど、球根には栄養が蓄えられます。
掘り上げた球根は栄養を与えられる無い状態が続くことになります。ですから、花が終わった後の葉だけの状態でも、きちんと水や液体肥料を与えて球根が充分に栄養を蓄えるようにします。週に1回程度液体肥料を与えて球根を育てます。
葉が枯れてきたら、球根を土から取り出し、茎を根元から切ってしまいます。球根があまり小さいものは、翌年に花を付ける可能性が低いためかわいそうですが捨ててしまいましょう。
球根は水で土を洗い流し、きれいな状態でネットに入れておきます。花の品種別や色別に仕分けておくと、植えるときに便利ですね。
チューリップの正しい保存方法、来年きれいに咲かせるために
掘り上げた球根に残った茎を切り落とし、土もきれいに落としたら日が当たらず、涼しい場所で保存します。ネットに入れて吊り下げておくと、風通しもよく乾燥した状態を保てます。
球根が分離していたら、バラバラの状態で保存しましょう。球根の皮は、はがさずにそのままで大丈夫です。
球根の土を洗い落とすときに、短時間だけ消毒液に浸すという方法もあります。雑菌が繁殖して球根が腐ったりすることを防ぐ効果があります。
消毒液から取り出したら、あとは通常と同じくネットなどで乾燥させて保存です。
チューリップの品種によっては、球根の状態で保存している間に茶色く変色品種もありますので、傷んでしまったと勘違いして捨ててしまわないように注意しましょう。
品種や色別に保存すれば、植え付けのとき花が咲いたときをイメージして計画的に植えられますよ。
秋になったら保存したチューリップの球根を植え付け
チューリップの球根を植えるのは秋
10~11月上旬頃に、球根1つ分程度の間隔をあけながら植えつけます。
庭など外に植える場合には、球根2つ分ほどの深さを目安に。鉢植えにするなら、球根の上部が土の表面から2cmほどの深さになるように植えます。
このとき、同じ土を使うのは避けましょう。
庭に植えている場合は、前年と場所を変えて植え、植えつけるときに1年ほど効果が持続するタイプの肥料を土に混ぜて元肥にします。
植えたらたっぷりと水を与えて、その後も土が乾燥しないように水を与える必要があります。チューリップは高温だと発芽しにくくなることがあり、鉢植えなら日の当たらない屋外に置くといいでしょう。
2月頃には発芽しはじめますので、日当たりのいい場所に移して追肥を行います。定期的に水もあげましょう。
3月になるとつぼみがふくらみ始めて、3月末から4月の初めには花を咲かせて私たちを楽しませてくれます。
チューリップは種類が多く開花時期もさまざま
秋植えの球根としては、とても品種が多いチューリップ。国際的に登録されているものだけでも数千種類ものチューリップがあります。さらに毎年品種改良が行われて新しいチューリップが誕生しています。
チューリップといえば歌にもあるように「赤・白・黄色」がお馴染みですが、ピンクや紫色、色が混じったものなど実に多くの種類があります。
花の形も一般的な卵型の花以外に、ユリ咲き・パーロット咲き・フリンジ咲き・八重咲きとバリエーションが豊富です。
チューリップには系統別の違い、植え付けや開花時期に違いがある
- 3月末~4月中頃に開花する早生種
- 4月中頃~4月末に開花する中生種
- 4月末~5月初めに開花する晩生種
開花時期は目安なので、植えつけた地域や気候によっても差が生じます。
園芸店などで購入する球根には、品種や色・開花時期などの説明が記載されているので、庭のデザインや好みに合わせたものを選んで購入し植え付けしましょう。
球根の種類によって乾燥させるものとさせないものがある
球根から育てる花はチューリップ以外にも多くあります。
球根であることは同じでも、その保管方法や植え付け時期はさまざまです。
春植えの球根としては、グラジオラスやダリアなど。
球根を保存する際にグラジオラスは土をきれいに落とし、日の当たらない場所で乾燥した状態で保存します。ネットに入れて吊り下げたり、紙袋や段ボールを使用して保存するのもいいでしょう。
一方、ダリアやカンナは乾燥させずに保存するので、ビニール袋の上部に穴を開け、おがくずやバーミキュライトの中で保存します。
秋植え球根では、チューリップやヒヤシンスは乾燥させた状態で保存。ユリなどは乾燥させずに、ダリアなどと同様バーミキュライトなどに入れて保存します。
球根だといっても全て同じではないので、球根の保存や手入れに関しては思い込みで失敗しないように注意が必要です。