夫婦の生活費がいくらか知りたい!専業主婦の場合なら
2018/09/25
奥さんが専業主婦の場合は、毎月の生活費は何にどのくらい支出しているのでしょうか?
住居費・食費・通信費・光熱費・保険料など毎月色んな出費がありますね。
どのくらいかかっているのかみてみましょう。
結婚して専業主婦になったというお宅の事情も紹介します。
色んな夫婦の形がありますが家計は夫が管理したり、生活費は夫婦で割り勘にしているという人もいました。
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この記事の目次
専業主婦で夫婦二人の生活費はどのくらいかかっているの?
そんなに贅沢な暮らしはしていないはずなのに、1ヶ月で生活費がわずかしかないという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
生活費として家庭で消費する金額の内訳は、各家庭によっても違ってきますが、主には「住居費」が多くの家庭で大きな金額を占めるものです。
住んでいる家が賃貸物件であれば、毎月家賃がかかりますし、家を購入している場合は、住宅ローンを月々支払っている方が多いでしょう。
この住居費は、バブル時代あたりは給料の3割くらいまでが良いと言われていましたが、最近では2割程度が無理なく生活できる金額となっています。
その他にも、生活をしていく上で絶対にかかってくる、「食費」や「光熱費」、「通信費」、「交通費(車の維持費も含む)」、「保険料」などがあります。
新婚の家庭を対象にしたアンケートによると、住居費にかかるお金の平均は8万円、食費は4万円という回答が多いということです。
それに、小遣いや雑費諸々を合わせて、1ヶ月あたり平均20万円以上が生活費としてかかる家庭が多いということがわかります。
子どもがいる家庭は、子どもの教育費などもかかってくるので、さらに生活費が高くなる傾向があります。
専業主婦でも夫婦二人なら生活費は低めなので大丈夫?
他の家庭は、どのくらいの生活費なのか、気になる部分ですよね。
夫婦2人以上の家庭では、1ヶ月の平均支出額は約27~28万円という調査が、総務省発表(2016年家庭調査)で出ています。
そして、この支出額には住居費や自動車の購入費は含まれていないため、それをふまえると、平均値はもう少し高くなる可能性があります。
また、この平均支出額は2人以上世帯を対象にしているため、妻と夫のみの2人世帯であれば、もっと低くなると言えるでしょう。
夫婦2人だけの場合は、共働きの夫婦であれば、平均的な1ヶ月の生活費は約15万というところが一番多いようです。
この金額はあくまでも生活費なので、将来家を購入したり、貯蓄をするということのも考えると、収入額にもよりますが、15~20万円に抑えるのが最適でしょう。
一方、専業主婦の場合は、収入額も共働き夫婦よりは減るので、平均10万円という結果が出ています。
夫婦2人だけであれば、10万円でもやりくりしながら生活することができます。
貯蓄のためや、生活費に余裕を持たせるために、節約を考える世帯も多いと思いますが、「食費」を中心に節約する家庭が多いです。
どうしても、共働き家庭ではお互いに忙しく、そしてお金にも多少余裕があるので、外食が多めになりがちです。
外食2人分を月に何回かしていると、外食の回数が増えるほど、あっという間にお金は万単位で消えていってしまいます。
昼食もお弁当を持参したり、スーパーで買い溜めしておかずを作り置きするなど、食費は生活費の中でも、頑張れば抑えることができる生活費です。
結婚して専業主婦になりました!夫婦の生活費は?
一度生活水準を高くしてしまうと、低くするのはとても大変です。
実際に、共働きをしていた主婦が専業主婦になって生活が苦しくなったという例も多いです。
月々手取りで25万円の収入がある家庭の場合、家賃含め、月の生活費がギリギリ、月によっては赤字になるということもあります。
共働きで、生活に余裕があるときには、余った生活費を貯蓄に回したり、レジャーを楽しんだりしていたのが、病気などやむ得ない事情で専業主婦になった時、夫の収入に頼るしか方法がありません。
そして、共働き時代の生活費の使い方では、生活費に余裕がなくなり、場合によっては赤字に転落してしまうこともあります。
貯金もしたいけど、日々の楽しみもないとつまらない、でも赤字というのはとてもつらいですよね。
できれば、余裕のある段階で、生活費を見直し、削れるところは削るなど、何があっても当面は安心できるように貯蓄しておくのが良いでしょう。
うちの生活費は、夫婦で割り勘にしています
共働きの家庭では、夫婦それぞれお財布があるというところもあるでしょう。
例えば、日々の食費や日用品を買うのは夫の財布で、たまの外食を妻、大きな家電や家具を買う時は2人で出し合うなど、結婚した時に夫婦で話し合って生活費のスタイルを決めている家庭もあるのではないでしょうか。
毎日の食費は、あらかじめ予算を立てて、半分ずつを夫と妻で出し合うという方法をとっている人もいるようです。
子どもが生まれて、専業主婦になるとこのような明確なワリカン制度は難しいでしょうが、夫婦2人の共働き世帯であれば、お互いに平等性もあり、明確な方法なので、良いですよね。
専業主婦と兼業主婦のお小遣い事情とは?
日々の生活をしていく上で、生活費を切り詰めるのも必要ですが、夫婦それぞれが好きなものに使えるお小遣いも多少ないと仕事を頑張れないですよね。
専業主婦の平均のお小遣いは月々1~1万5000円というデータが出ています。
専業主婦とはいえ、毎日家事を頑張って家庭を支えてくれている主婦にもお小遣い制度をとっている家庭は多いようです。
仕事に出かける必要がないため、被服費や美容院代もそんなに必要ないので、このくらいの金額が一番多いようです。
逆に兼業主婦のお小遣いの平均は2~4万円となっているので、生活費に余裕が生まれる分、必要経費も増えるということが言えるでしょう。
そのように考えると、食費以外では、小遣いも夫・妻共に見直し、抑えることで生活費に余裕が生まれるということになります。
世帯収入にもよりますが、意外に収入が多い家庭のほうが、生活費を切り詰めるということをしていないことが多く、自由にお小遣いとして使っていたり、食費も上限なく使っている家庭も中にはあります。
今はそれで問題なくても、子どもが生まれたり、どちらかが病気になってしまったりという万が一のリスクも頭に入れ、計画をして生活費を回していくということが重要です。
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