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電車が止まることが多いのは雨よりも風や雪!

      2018/08/20

電車が止まることが多いのは雨よりも風や雪!

電車が止まると通勤や通学に影響するため、止まらないといけない状況であっても、できれば止まって欲しくないというのが本音です。

電車が止まる理由はありますが、実は大雨では止まることがないって知っていましたか?

電車が止まるのはどんなとき?どうして雨で止まらないの?電車が止まる基準は?といった疑問にお答えします!

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電車が止まる!?雨や風で止まる基準とは?

通勤途中や、移動中に突然電車が止まることはよくありますが、止まる基準は定められているのでしょうか。

JR東日本の場合は、2008年あたりまでは、「時雨量」や「連続雨量」を基準に降雨時の運転規制を行っていましたが、現在は、土砂災害に影響を及ぼす可能性がある「実効雨量」に変更になっています。

時雨量や連続降雨量とは、一定時間内に地表に降る雨の量の合計のことです。

そして、現在採用されている「実効雨量」とは、時間の経過と共に、振った雨がどれだけ土中に残っているかを算出した値のことです。

この値が高ければ高いほど、地中に残っている雨が多いということが言えます。

地震についても、具体的に数値による基準は今のところ定められてはいないようです。

また、風による運行規制は、在来線の場合は、風速20メートル/秒で徐行運転、風速25メートル/秒以上で運転見合わせになります。

新幹線の場合は、風速20メートル/秒で、段階的に徐行運転を行ったり、運転見合わせになるということです。

京王電鉄の場合は、雨での運行規制については具体的な雨量を基準としていないようです。

地震については震度4以上の場合は、安全のために運行中止にすることがあるようです。

そして、各風速の測定所での測定値での風速が15メートル/秒で速度規制を行い、25メートル/秒で運行中止になるとのことです。

大雨で電車が止まることはほとんどない!?

台風の日は、特に電車の運行状況が乱れることがよくありますよね。

台風は、強風の影響も大きいですが、大雨も電車の運行に大きな影響を与えます。

運転士が電車の運転をする時、運転席から見える視界が重要になりますが、大雨だと視界が極端に悪くなり、運行を左右する信号機が見えにくくなったり、踏切を通過する際も慎重に運転することが必要になってきます。

視界が悪いという条件だけで、電車が運転を中止にすることは滅多にありません。
電車内のアナウンスで、「ただいま、運転速度を規制して運行しています」ということがあるように、この場合は、速度を落としながら運転することがほとんどです。

これは、電車がレールの上を走っていることで、そのレールから電車がずれ落ちる心配がないことや、雨でも安全に走行できる速度が各路線によって定められているということが言えます。

万が一の時でも、電車にはATSと呼ばれる自動で停止できる装置が必ず付いていますので、もし制限速度を超えて運転した場合は、このATSが作動し、自動で緊急停止します。

そして、このATSが作動している間は、電車がきちんと停止するまで電車を動かすことはできないようになっています。

台風などの予想しない大雨になると、各鉄道会社によって定められた運行ルール(降雨量や状況)に従い、運転を中止したり、もしくは運転の継続を決定します。

予想を超える降水量の場合には、総合指令所から、直接運転士に運転の中止などの連絡がいくようになっています。

雨の影響によって一時的に電車が止まることもある

電車を安全に運転するためには仕方のない運転中止ですが、毎日通勤などで電車を利用している人にとっては、運転中止は出来ることなら避けたいことですよね。

降り続く雨の影響によって、始発から夕方まで、大規模の運休になったという例があります。

大阪では、台風が長引き、前日までの降雨量が予想より遥かに超えていたことなどを考慮し、台風が通過した後の始発から、全線で運休を決定し、完全に復旧したのは夕方という長時間に及ぶ措置になりました。

台風の進路も当初の予定から外れていたので、前日までに運休の予告をしなかったということで、利用客は混乱したようです。

線路の地盤への影響も考慮したり、そして安全確認をとるための作業人員が足りなかったということも、長時間の運休に影響しました。

また、線路の一部が盛り土の上にある大阪環状線も例外ではなく、降雨量が規制値を超えたため、始発から運休しました。

電車が止まるのは雨ではなく風によるもの

鉄道会社の多くが、運転状況の判断は「瞬間風速値」を採用しています。

吹く風の強さは一定ではなく、常に変化しているものです。

この瞬間風速は、文字通り1秒で瞬間的に吹く風の強さのことで、平均風速値の約1.5~3倍とも言われています。

どの鉄道会社でも風速30メートル/秒を観測すると運転中止になります。

運転中止まではいかなくても、風速20~25メートル/秒で速度規制になる鉄道会社が多いので、鉄道の路線によっては大幅な遅れが生じる可能性が高くなります。

また、その時は風がなくても、台風が接近している場合などは、風が強まることが予想されるので、運転規制も早まることがあります。

電車が止まることが多い台風シーズンは要注意!

台風が多くなる季節は、電車を毎日利用する人にとっては悩ましい季節でもあります。

台風の進路や風速を常に確認し、予想しておくと、前もって家をいつもより早く出たり、防水対策をするなど、台風を乗り切るために少しは対策ができます。

最近では、ネットの天気情報も詳しくのっているので、過去の台風情報も参考にしたりするなど、情報を入れておくことがポイントです。

一般的に、台風と呼ばれる風速の定義は最大風速が17.2m/秒です。
このことに加えて、北西太平洋もしくは南シナ海にあるものを台風と呼びます。

天気ニュースを見ていると、台風の強さをよく耳にしますが、あれにも定義があり、最大風速33m/秒以上が「強い台風」、44m/秒以上が「非常に強い台風」、そして54m/秒以上が「猛烈な台風」という表現になります。

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